その日が来る前に、2
最新 最初 全 
#109 [愛華]
間違えました

×昨日
○今日
:10/10/17 15:33
:840SH
:B1fA5OV.
#110 [愛華]
「俺はその6年間、罪悪感で
いっぱいだった。会いに行くって言ったのに………って」
隆則は震えていた。
小さな子供みたいに………
「あの6年間は俺の『罪』なんだ約束を破った俺の……」
「……隆則は悪くないよ。
どうしようもないことだって
いっぱいいっぱいあるんだよ」
なんて言えばいいのかわからない
それが罪だというのなら
私はきっと、私のお父さんとお母さんを許してなんかいないよ
:10/10/17 15:40
:840SH
:B1fA5OV.
#111 [愛華]
直純くんは言っていた。
罪を償わせる。
それは6年間放っておかれた
その復讐だっていうの??
隆則はなんにも悪くないのに。
わからないことがありすぎて
頭がついていかないよ。
隆則。隆則………
なんにもいえなくてごめんね。
:10/10/17 15:44
:840SH
:B1fA5OV.
#112 [愛華]
「……明日、直純くんに会う。」
「………え?あ、……そうだな」
「会って聞く。6年間の間に
何があったのか。
隆則の………罪ってなんなのか」
私がするべきことじゃない。
でも見て見ぬふりなんて無理。
だから真実が知りたいんだ。
:10/10/17 15:47
:840SH
:B1fA5OV.
#113 [愛華]
「………でも……」
「直純くんは…あたしの友達。
最初は嫌いだったんだけどね、
今は同じ傷を持った友達なの。
同情なんかじゃなくって。
わかりあえる友達でもあるの」
だから聞かなくちゃ。
直純くん。あなたの傷の原因。
隆則も直純くんも………
両方が傷つかなくちゃいけないなんて間違ってるよ。
:10/10/17 15:51
:840SH
:B1fA5OV.
#114 [愛華]
「………わかっ………た」
隆則は俯いた。
あたしは隆則をぎゅうっと
抱きしめた。
大丈夫なんだよ。
あなたは間違ってなんかないよ
そう伝えたくって
ただ、ぎゅうっと抱きしめた。
:10/10/17 15:53
:840SH
:B1fA5OV.
#115 [愛華]
隆則。どうしてこの手を
離さなくちゃならなかったのか
わからなかったよ。あの時は。
ただ好きで
でも、それだけじゃだめだった。
もう一つの別れは
すぐそこに迫っていたんだ。
:10/10/17 15:58
:840SH
:B1fA5OV.
#116 [愛華]
′
次の日。送別祭二日目。
あたしはいつもより早く学校へ行った。じっとしてられなかった。
「あれ、那佑はやくない?
もう着替えてるしー」
急に話し掛けられたので
びっくりして振り向くと、
そこには梓がいた。
:10/10/17 23:29
:840SH
:B1fA5OV.
#117 [愛華]
「あ、おはよう梓。昨日は
ちょっとね……」
「てゆーか!!昨日勝手に帰っちゃったでしょ??大変だったんだよー。休憩から帰ってきた直純くんもなんか様子変だし…」
ドキッとした。
「………梓」
「ん?なに?」
:10/10/18 10:08
:840SH
:psFE4SWM
#118 [愛華]
「……直純くんってさ……
隆則の弟だって……知ってた?」
「………え?」
梓はありえない、という顔をした
どうやら梓と直純くんは、小さい頃面識があるらしい。
当たり前といえば当たり前か…
「だって……直純は今………
ずっと会えなくて………」
「………梓。話、きいて」
:10/10/18 11:01
:840SH
:psFE4SWM
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194