その日が来る前に、2
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#491 [愛華]
「おー助かるわ。誨もいるぞ」
そういってタカは笑った。
あ、ちょっと元気になったみたい
あたしがからあげを温めなおしていると、風呂あがりの誨さんが部屋からでてきた。
「あ、梓ちゃん来てたんだ」
「から揚げありますよー」
:10/12/06 14:41
:840SH
:AVjEAaMQ
#492 [愛華]
「マジで?ラッキー!!」
誨さんはから揚げを2個も
口に放り込んだ。
なんでもおいしそうに食べるな…
「お前食べすぎ。残せよ」
「だって久々の肉だしさー」
よかった。少し元気みたいで。
ちょっと安心したな。
:10/12/07 14:01
:840SH
:kzDtIACQ
#493 [愛華]
食べ終わると、誨さんはソファに横になって、そのまま
眠りについてしまった。
「誨のやつ、起きないな……」
タカはそういってあくびした。
寝てないのかな?
「ん?梓、そっちの袋は??」
「あ、これ?」
タカはあたしが持ってきていた
もうひとつの袋を指さした。
:10/12/07 23:30
:840SH
:kzDtIACQ
#494 [愛華]
「これはね………直純のだよ」
タカの顔色が変わった。
あたしがあの日から聞きたくて
聞きたくて仕方なかったこと。
「タカ………後悔してないの?」
:10/12/07 23:34
:840SH
:kzDtIACQ
#495 [愛華]
「………本題はそっちかよ」
ふーっと息をはく。
「答えて。後悔してる?」
「してるに決まってんじゃん」
………やっぱり。
:10/12/11 18:59
:840SH
:wGC9P6l.
#496 [愛華]
「前も言ったけど、もう一回
言うよ。那佑と戻ってよ」
「それは無理。梓。よく聞いて。
俺は後悔するのを知ってて
那佑との別れを選んだんだ。
だからそれでいいんだよ」
なにそれ………意味わかんない。
:10/12/11 19:05
:840SH
:wGC9P6l.
#497 [愛華]
「じゃあこれから一生、那佑とも直純とも会わないつもり?」
「…………」
「そんなの間違ってるでしょ。
直純とタカは兄弟なんだよ。
那佑は今も………タカを大切
だと思ってるんだから」
間違ってる。そんなこと。
「タカ………」
:10/12/11 19:12
:840SH
:wGC9P6l.
#498 [愛華]
「わかってるよ」
「……………え」
「今のまんまじゃダメだって。
だから、直純と会って話す」
「タカ…………」
「那佑とも。戻れなくてもいい。
でも支えていたい」
:10/12/11 19:20
:840SH
:wGC9P6l.
#499 [愛華]
タカも進みたいんだ。
それは………那佑も一緒。
もう那佑とは戻れない。
タカの強い気持ちが伝わる。
だから………
「タカ、こっち向け」
「へ、向けって……」
バチン!!!
:10/12/11 19:29
:840SH
:wGC9P6l.
#500 [愛華]
「いってぇぇぇぇ!!!
梓てめぇなんでビンタ!?」
「言っただろーが!!
那佑を傷つけたら許さないって。
まぁこれで許したげるよ」
「んだよ………ってぇー…」
あたしは袋を持ち、立ち上がる。
話はすんだからもういい。
「いい加減ケジメつけろよ、
ばーか!!へたれ!!」
:10/12/11 19:35
:840SH
:wGC9P6l.
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