その日が来る前に、2
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#622 [愛華]
あなたと次に会うのはいつ?
あたしは笑ってる?
あなたも笑ってる?

思い出として振り返れる?


そうだといいな。




でもそんな願いは崩されて
あなたとの再会は

あたしの中のなにかを
簡単に変えてしまった。

⏰:10/12/23 00:10 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#623 [愛華]
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「………えーと。今日から
入ってもらう白石さんと速水さんですね?よろしくお願いします」

「「よろしくお願いします!」」

⏰:10/12/23 00:13 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#624 [愛華]
数日後。
学校から少し離れた小さな
ケーキ屋でバイトすることが
決まった。
かわいいピンクのお店。


正直、ちょっと不安はあったけど
楽しみな気持ちのほうが勝った。


帰りに、ここのケーキ買って
帰ろうかな……

⏰:10/12/23 00:19 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#625 [愛華]
なんて思ってた。

「……ね、那佑。店長思ったより若いね!かっこよくない?」

「あんた誨さんいるくせに…」


確かに店長は20歳前半くらいで
しっかりしてそうなひと。
あたしは別に好みじゃないけど。



「……えーでは。自己紹介は
あとでしてもらうので仕事を
最初教えてもらう指導係の人を
紹介しますね」

⏰:10/12/23 00:26 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#626 [愛華]
「あ、はい」

「もう来ると思うんだけど……」

店長が言い終わらないうちに
ドアが開く音がした。


あ、来た。
あたし人見知りするからな……
上手く話せるかなぁ……




「すいません、遅れましたー
つーか店長。裏口しまってたんすけど。入れませんでしたよ」

⏰:10/12/23 00:30 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#627 [愛華]
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……………………え?




「え?俺閉めてないけど……
あ、白石さんたちか。2人とも
裏口は閉めなくていーからね」

「………え、白石……?」

⏰:10/12/23 00:32 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#628 [愛華]
聞き慣れた声。
ずっと聞いていない声。


うそ。そんな……




その声の男の人はゆっくりと
振り向く。
黒が似合うそのひとは。




「……………隆則……」

⏰:10/12/23 00:37 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#629 [愛華]
「あれ?2人知り合い?」



時が止まった気がした。
周りの音がなにも聞こえない。



「……那佑………」

「隆則なんでここに……」

言葉が出ない。
息ができない。

…………苦しい。

⏰:10/12/23 15:35 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#630 [愛華]
「…………タカ!!あんた
こんなかわいい店でバイトして
たの!?知らなかったよ!」

いきなり梓が声をあげた。



「えー!速水さんも知り合い?」

「はい、幼なじみなんです」

「へーそうなんだ。いろいろ
都合いいかもね。じゃ、裏で
仕事教えてあげて、隆則くん」

⏰:10/12/23 15:40 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


#631 [愛華]
「あ…………はい」


隆則はあたしから目をそらして
ドアからでていった。
冷たい。前とは別人みたい。


「………気持ちはわかるから。
普通にしてな。今は。」


梓の声で我にかえる。



どうして?こんな形で…………

⏰:10/12/23 15:45 📱:840SH 🆔:dtgS1Dxc


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