その日が来る前に、2
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#696 [愛華]
「………あんた馬鹿だね……」
梓は泣きながら俺をゆっくりと
抱きしめた。
懐かしい、ぬくもり。
「……でも、いい男!!
タカなんかよりも、もっとね!
すっげ好き!!直純好き!!」
:11/01/04 23:42
:840SH
:SJMj34kI
#697 [愛華]
「ちょ、お前変な噂たつから!
やめろっての!!」
「なに?キスしてやっか?
ほら、こっち向いてみな!」
「やーめーろー!」
白石、もう一個伝えたい。
ありがとう。
俺を、変えてくれて。
:11/01/04 23:51
:840SH
:SJMj34kI
#698 [愛華]
-那佑side-
:11/01/04 23:52
:840SH
:SJMj34kI
#699 [a]
:11/01/05 00:55
:F906i
:lJ/Laj8o
#700 [愛華]
:11/01/05 15:38
:840SH
:22xhhoZo
#701 [愛華]
もうすぐ夏なのに、
喉の奥がスンとする。
寒いのか、暑いのか
もうそんなものもわからない。
『日曜日、2人で出かけよう。
大切な話があるんだ』
そういった直純くんは
ほんとうにいつも通りで。
あの保健室での直純くんは
まるで幻だったみたいで。
:11/01/05 15:42
:840SH
:22xhhoZo
#702 [愛華]
大切な話ってなに?
聞きたくないよ。
なにが正しくてなにが間違い
なのかわからない。
ただ、あたしは………
みんなで笑っていたいだけ。
隆則も大切で、直純くんも大切で
それは……直純くんを傷つける
原因にしかならないのかな。
:11/01/05 15:46
:840SH
:22xhhoZo
#703 [愛華]
「………白石さん、大丈夫?」
「………え、はい」
店長に話しかけられて、
我にかえる。
やば………バイト中だった。
「……店長、すいません。
那佑調子悪いみたいなんで
休憩室で休ませていいですか?」
「それはかまわないけど……」
:11/01/05 15:50
:840SH
:22xhhoZo
#704 [愛華]
「梓、あたしは大丈夫……」
「ほら、いくよ」
あたしの言葉を無視して梓は
休憩室に引っ張っていく。
「ほら、横になって。少し
寝なよ。薬は?飲んだ?」
「あ、忘れてた………」
「……………馬鹿だね」
:11/01/05 15:53
:840SH
:22xhhoZo
#705 [愛華]
薬を飲んで、横になってると
少しだけ気分が楽になった。
その間、梓はずっと側にいて
くれた。何も言わず、ずっと。
「………ありがとう、梓」
「べっつにー。仕事サボれて
ラッキーだよ」
「…………ん」
素直じゃないこのひとの
優しさに何度助けられただろう。
:11/01/05 15:56
:840SH
:22xhhoZo
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