その日が来る前に、2
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#385 [愛華]
『絶対あたしのところに
帰ってきてね。約束だよ』
「那佑…………」
「隆則………なに?」
約束、だよ。
「…………………別れよう」
約束は人を強くして
そして別れには悲しみで縛る。
:10/11/23 16:25
:840SH
:rxjRbokQ
#386 [愛華]
読んで下さってる方、いつも
ありがとうございます!
愛華です。
今読み直したのですが、最近
大変なスランプでして文章が
めちゃくちゃです(:_;)
本当にすいません………
感想板へアドバイスをもらえたら大変うれしく思います。
アドバイス、もちろん感想も
待っています。
今後とも その日が来る前に、
をよろしくお願いします。
:10/11/23 16:44
:840SH
:rxjRbokQ
#387 [愛華]
絶対に口に出すことはない。
そう思っていた言葉。
気持ちの入っていない言葉。
まさにそんな感じだった。
那佑。あの時のお前の顔。
俺はきっと忘れられない。
俺はお前との約束を破る。
恨んでいい。許さなくていい。
でもいつか、笑ってくれ。
:10/11/24 21:55
:840SH
:e5xjNigI
#388 [愛華]
「あたし、馬鹿な男に
引っ掛かっちゃったよ」って
いつか笑い話にしてくれ。
そして、俺を思い出さないで。
こんな弱い俺を。
お前の人生の『汚点』に
してくれてかまわないから。
:10/11/24 21:58
:840SH
:e5xjNigI
#389 [愛華]
'
「な………に言ってんの隆則」
「………………」
「悪い冗談?なに?」
「…………………」
「どして……なんも言わないの」
:10/11/24 22:00
:840SH
:e5xjNigI
#390 [愛華]
俺はなにも答えない。
那佑の顔も見ることができない。
「隆則!!答えてよ!!」
俺は那佑を抱き寄せた。
ゆっくり大切な人を
優しく、抱きしめる。
トクトクと心音が聞こえる。
那佑の命を刻む音。
:10/11/24 22:06
:840SH
:e5xjNigI
#391 [愛華]
「たかの………なに………」
那佑は震えた声で言った。
怖がっているのかもしれない。
俺の次の言葉を聞くのを。
「…………そのまんま、聞いて」
俺は那佑の肩に顔を埋める。
那佑のにおい。
温かくてしめったような
俺を安心させてくれるにおい。
:10/11/24 22:17
:840SH
:e5xjNigI
#392 [愛華]
きっとこれで最後。
最後にするから。抱きしめたい。
「………俺、那佑と会えて
すっげぇ幸せだったよ」
「あたしもだよ。だから……」
「今までの人生で一番幸せだった
多分、ダントツだよ。
めちゃくちゃ大事だった」
大事………だよ。今も。
:10/11/24 22:23
:840SH
:e5xjNigI
#393 [愛華]
「………なんで……?
どうして………あたしのせい?」
「那佑はなにも悪くないよ」
「じゃあ理由を言ってよ……」
那佑が震えているのがわかる。
でも俺は、もうなにもできない。
大切なものは全ては守れない。
いずれ離さなくちゃいけない時が
来てしまう。
大事なものをつくりすぎて
失うことが恐怖となった。
:10/11/25 21:00
:840SH
:/ryHTVQM
#394 [愛華]
大切すぎて失うことが恐い。
そんな悩みさえも幸せだった。
俺にたくさんの幸せを教えて
くれて………
ほんとうに、ありがとう。
何度言い尽くしても足りないけど
:10/11/25 21:03
:840SH
:/ryHTVQM
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