その日が来る前に、2
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#644 [愛華]
「……どういう意味ですか?」
「いや、隆則ってさ、普通に
カッコイイじゃん?だから
隆則目当てで色んな女の子が
このバイトに入るんだよね。
まぁみんな振られてやめてっ
ちゃうんだけどねー」
「………そうなんですか。でも
あたしは違いますよ」
「ほんと?よかったー」
……ん?どういう意味だろ?
脈ないからやめとけって意味?
:10/12/26 20:47
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#645 [愛華]
「那佑ー!!帰ろー!!」
梓が外で呼んでいるのが聞こえた
「あ……じゃ永島さん。また。」
「うん。またね!!」
……なんかいい人そうだな。
仲良くできそうな感じ。
「ごめん梓、お待たせー」
:10/12/26 20:53
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#646 [愛華]
「ったく。永島さんとなに
話してたの?」
「いや、別に……」
隣に隆則いんのに言えるわけない
「じゃあタカ、また明日ね」
「気ぃつけて帰れよ。那佑も」
「………うん。ばいばい」
:10/12/26 20:58
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#647 [愛華]
隆則と店の前で別れ、梓と
一緒にバス停に向かった。
……あ、なんか急に疲れが
出てきたなぁ………
「………びっくりしたね。まさかタカがここでバイトしてる
なんて……知らなかった」
梓は小さな声で言った。
……うん。あたしもそうだよ。
:10/12/26 21:03
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#648 [愛華]
「……どうする?那佑がまだ
辛いなら……バイトやめる?」
バイトをやめる。
そうすれば……また苦しい思いはしなくてもいいんだ。
でも………
「ううん。やめない」
「そっか………」
:10/12/26 21:08
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#649 [愛華]
逃げない。隆則から。
また前みたいに笑って、
話せるように。
頑張りたいんだ。
隆則はそれを望んでは
いないかもしれないけれど。
:10/12/26 21:12
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#650 [愛華]
'
「おーい隆則。俺らも帰ろーぜ」
「あぁ。ちょっと待ってろ」
「腹減ったんだよー」
そう言ってちひろがどたばたと
その場で暴れ始めた。
:10/12/26 21:15
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#651 [愛華]
子供みたいなやつだ。
「……ってか隆則ずりーよな。
あんな可愛い友達いてさ!」
ちひろがうらやましそうに
声をあげた。
「……なに、どっち?」
「梓ちゃんも可愛いけどー、
俺としては断然、那佑ちゃん!」
隆則の動きがピタリと止まる。
:10/12/26 21:20
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#652 [愛華]
「………那佑は、やめろ」
「隆則には関係ないよ」
ドンッッ!!
一瞬のうちに隆則は、ちひろを
壁に打ち付けた。
ちひろは微動だにしない。
:10/12/26 21:30
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#653 [愛華]
「……那佑に手ぇ出すな」
「お前のもんじゃねーじゃん。
隆則も那佑ちゃん好きなの?」
「…………」
隆則は、なにも答えない。
言葉の変わりかのように、
鋭い目でちひろを睨む。
「…………んな目で睨むなよ。
冗談だってーの。手なんか
出さないから安心しろよ」
:10/12/26 21:36
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