その日が来る前に、2
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#710 [愛華]
何度もこのあたたかさに
救われた。


苦しい時は涙を拭ってくれて

楽しい時は頭を撫でてくれて

悲しい時は力いっぱい
このあたたかさに抱きしめられた



いつもいつも、どうしようも
ないくらいに愛しくて。

⏰:11/01/05 16:15 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#711 [愛華]
あぁ…………あたし。




このあたたかさがないと、
やっぱりダメなんだよ。


いつのまにか、あたしの一部
みたいに入り込んで

消えなくなって………


やっぱり、ダメなんだ。

⏰:11/01/05 16:17 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#712 [愛華]
'






「………………やっ」




「わ!!起きた…………」

⏰:11/01/05 16:18 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#713 [愛華]
起きるとそこには
驚いた顔の隆則がいた。



「……隆則、なにして……」

「や、今休憩中でさ………
来たらお前寝てるから……」

「そか、ごめん。出ていくよ」

あたしはゆっくり起き上がる。


「いや、具合悪いんだろ?
寝てろよ。構わないから」

⏰:11/01/05 16:21 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#714 [愛華]
あたしは急に起き上がったので
頭がフラフラした。

言葉に甘えてまた横になる。




………なんだったんだろ、あれ。




「……隆則、あたしが寝てる
間にあたしになんかした?」

⏰:11/01/05 16:23 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#715 [愛華]
「お前、俺をなんだと思ってる
わけ?変態か俺は?」

「や、そゆ意味じゃ………」

ないんだけど。



隆則は近くにあったソファに
腰を下ろして、買ってきたので
あろうコーヒーを飲んだ。



「………泣いてた、から」

⏰:11/01/05 16:26 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#716 [愛華]
「…………は?」

「お前、寝てる時になんか
泣いてたからさ……………
それ拭いてやっただけ」




あたし………泣いてた?



……ううん、そんなことより。

隆則が、あたしの涙を拭いて
くれていた。

⏰:11/01/05 16:29 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#717 [愛華]
そっか。
あのあたたかさは…………




「………な、お前さ………
最近、病気のほうどうなんだ?


「うん。調子いいよ」


あたしは微笑んだ。

今は言わないよ。
言えないだけかもしれない。

⏰:11/01/05 16:34 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#718 [愛華]
だけど…………




「…………隆則」

「なに?」




「日曜日、直純くんと会うの。
大切な話があるんだって」


隆則の表情が固まった。

⏰:11/01/05 16:36 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


#719 [愛華]
「…………そっか」


隆則はそれだけ言った。



「………あたしと直純くんが
つきあったら……どうする?」

「……………え?」


なに聞いてんだろ、あたし。
隆則はもうあたしのことなんか
好きじゃないのかもしれないのに

あたしだってもう………
隆則のことなんか……

⏰:11/01/05 17:18 📱:840SH 🆔:22xhhoZo


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