その日が来る前に、2
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#87 [愛華]
「……隆則、直純くんも………
どういうこと?」

直純くんはバカバカしいと言わんばかりに振り向いた。


「……騙しててごめんね。
俺は元、赤石直純。今はジジイんとこの苗字で品野直純。

………赤石隆則の実の弟だよ」


全てが、繋がった。

⏰:10/10/13 17:41 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#88 [愛華]
隆則のことを話した時の違和感
びっくりするほど隆則に似ていて
両親がいなくておじいさんと…



「……なんでここにいるんだ?
何しにここにきた……?」

「あんたに復讐するためだよ」

直純くんは冷たく言い放った。

周りの雰囲気に呑まれない
二人だけの世界。
氷のように冷たい………

⏰:10/10/13 17:45 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#89 [愛華]
「……わかるよね、あんたの罪。俺はそれを償わせるために
ここに来たんだ。……………
あんたの大切なもの、奪うためにね。それがあんたへの罰だ」

「………那佑になにする気だ、
てめぇ………」

「さぁね。まぁ焦んないでよ。
時間はたーっぷりあるんだし。
それはおのずとわかるでしょ」

直純は楽しそうに笑った。

罪?罰?わけがわからない。
なんなの?意味わかんないよ

⏰:10/10/13 17:50 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#90 [愛華]
「直純くん!!どういうこと…」

「あ、やべ時間だ。んじゃ行くわ事情はそこにいる彼氏に聞くといいよ。んじゃね〜」

直純くんは走っていった。

なんだったの?
直純くんは隆則の弟で……
直純くんは隆則に復讐?
わかんない。わかんない。

⏰:10/10/13 17:54 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#91 [愛華]
「……隆則、大丈夫?」

「……え、あ、大丈夫。
わり、俺ちょい帰るわ」

「え、ちょっと待って……」

だって、顔真っ青だよ。

あたしだってわけわかんないのに

「………ばいばい」

隆則は哀しそうに笑った。

⏰:10/10/13 17:57 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#92 [愛華]
「………隆則、待ってて!!
あたしも一緒に帰るから!」

今、隆則を放っておいちゃダメ。直感でそう思った。


あたしは制服を持ってくると
言い、学校内へ戻った。

帰ってくると隆則はいなかった。



………どこへ行ったの?

⏰:10/10/13 18:01 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#93 [愛華]
あんな顔して。
なにがあったの?
直純くんとの間になにが……

頭の中はぐちゃぐちゃだ。

でも今は……隆則を探さなきゃ。



あたしは学校を飛び出した。

⏰:10/10/13 18:03 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#94 [愛華]
なにがあったのか、聞かなきゃ。
あたしはもう他人事じゃない。



どこを探しても隆則はいない。
家にも行ってみたが、いない。



……どこ、どこにいるの?

隆則。

あたし、わからないけれど…

あなたが傷つくのは嫌なの。

⏰:10/10/13 18:06 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#95 [愛華]
さんざん探しまわって、
家に帰っているかもしれないと
隆則の家に行こうとすると……

「…………隆則っ!」

隆則は家のすぐ近くの公園にいた

「……え、那佑なんで……」

「待っててって言ったじゃん!」

「うそ、言ってたっけ?」

「……………ばか」

⏰:10/10/13 21:05 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


#96 [愛華]
………よかった。

聞きたいことはたくさんある。

でも今は聞かないほうがいい

そんな気がしたんだ。


「………座れば?」

「あ、うん………」

あたしは静かに隆則の座っているベンチに座った。
寒かったので隆則にくっついた。

⏰:10/10/13 21:12 📱:840SH 🆔:RgtP/6kU


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