―――‥ 曖昧チェリー
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#1 [さんかく]

同性愛的要素(BL・GL)含みます。
苦手な方は回れ右!

溜め書きするため、更新不定期

>>2

⏰:10/10/29 20:47 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#2 [さんかく]
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⏰:10/10/29 20:49 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#3 [さんかく]


「 終電の話 」

⏰:10/10/29 20:52 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#4 [さんかく]
 

「かんぱーい♪」



四方からグラスが当たる音がする。

女の子独特の甲高い声が響いて、一方では女の子らしからぬ酒を手慣れたように"干す"光景。

_

⏰:10/10/29 20:54 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#5 [さんかく]
 

幹事のみきちゃんが立ったままで軽く挨拶をする。


「今日は本当にみんなお疲れ様!無事に終わることができましたぁ〜♪

と、言うわけでみんな!たくさん食べて飲んで、楽しみましょう♪」

_

⏰:10/10/29 20:55 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#6 [さんかく]
 

このクラスももう2年目。
何度か飲み会をしてるから、弱い子と強い子、だいたいを把握してる。


初の飲み会は、半分が潰れるという大惨事。それじゃあせっかくの楽しみも台無しなわけで‥

_

⏰:10/10/29 20:55 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#7 [さんかく]
 

「あれー?」

席をたってこちらに出向いた芽衣ちゃんが、私の顔を覗き込む


「どしたの?」


飲み干したグラスをカラカラと鳴らして応えた

_

⏰:10/10/29 20:56 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#8 [さんかく]
 

もう何杯飲んだだろう。グラスが空けばすぐに満たされる。

私の周りは酒豪が多い‥。


「さーちゃんって‥弱いんだっけ?」

「へ?弱くないよー。いつもみんなが酔っていく過程を見守ってるもん」

_

⏰:10/10/29 20:57 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#9 [さんかく]
 

私も酒豪と呼ばれる1人かもしれない。これはたぶん父譲り。母はすぐに顔が赤くなる。


けたけたと笑いながら答えた。


「‥見かけによらずだねぇ。」

「芽衣ちゃんは見かけ通りだよ」

_

⏰:10/10/29 20:58 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#10 [さんかく]
 

世間一般では、彼女を"サバサバ"していると言うだろう。細かいことにはこだわらないような、頼りがいがあるような‥さっぱりした人間。


「そりゃぁ、どーも」


皮肉たっぷりな笑顔を含ませて、芽衣ちゃんお得意の焼酎ロックがお出迎え

_

⏰:10/10/29 20:58 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#11 [さんかく]
 

「私苦手なんだってばー」

「子供だなー。」


水と同じ色をしてるのに、これは強烈。昔傷口に保健室の先生が塗ってくれた消毒液とまるで同じ。

飲み物と呼ぶには無理がある。

_

⏰:10/10/29 20:59 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#12 [さんかく]
 

一口もらって、眉間にシワを寄せていると、早くもちらほら酔っ払いたち。

陽気に歌い出し、抱き合ったり、自由な方々



「酔っ払いって面白いよねー。可愛くってしょうがない」


_

⏰:10/10/29 21:00 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#13 [さんかく]
 

"め〜い〜♪"と言って抱きついてきた幹事のみきちゃんを構いながら芽衣ちゃんは笑った。


普段からどんな系統も着こなす彼女。今日と言う日にボーイッシュ。


となれば、そこらの男性よりかイケメンなのかもしれない。

_

⏰:10/10/29 21:01 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#14 [さんかく]
 

「なんかこう見るとカップルみたいだよ?」


いや、本当に。素敵だと思う。


「女の子もいいと思うけどねー」

「‥え?」


_

⏰:10/10/29 21:01 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#15 [さんかく]
 

「って、女子大にいたら出会いもないし‥最終手段的な?」

「あー‥なるほど。でも芽衣ちゃん女の子にモテそう」


だんだんと頭が重くなって、目の動きが鈍くなる。なんだか鼻歌を歌いたくなる。


どうやら酒豪もさすがに‥

_

⏰:10/10/29 21:02 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#16 [さんかく]
 

「よく言われるー。

さーちゃんは羨ましいよ。彼氏いて。女子大生で彼氏持ちとか勝ち組だよ?」


「そかなー?ふふ」


むやみやたらに笑みがこぼれる。これ以上はやめておこう‥

_

⏰:10/10/29 21:03 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#17 [さんかく]
 


「酔ってんの?」


「んー‥わかんない。んふ」



あー‥終電何時だったかな

_

⏰:10/10/29 21:04 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#18 [さんかく]


「 もう一つの、終電の話 」

⏰:10/10/29 21:05 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#19 [さんかく]
 

「何、最近彼女とうまくいってないの?」


輪切りされたレモン、グラスに入った焼酎、スーパーで買った焼き鳥。



「んー‥そうでもないんだけど。何て言うか‥うーん」


_

⏰:10/10/29 21:15 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#20 [さんかく]
 

レンジから取り出した串刺しのそれを、可能な限り口に放り込む。

‥うまい


「倦怠期‥なのかなぁ?」

「なるほどー‥。まぁ長いもんな。何年?」


「高1からだから、4年?」

_

⏰:10/10/29 21:15 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#21 [さんかく]
 
 
申し訳ないけど、今のこの微妙な関係にも何とも思わない。

何とかなるような気もするし、なるようになればいいと思うし‥


どっかにきっと安心感がある。
だって沙耶乃は女子大。インカレにも入ってないし、バイト先も年近い人はいないらしいし‥ナンパされるような派手さもない。

自然が彼女を縛り付けてるようだ。

_

⏰:10/10/29 21:16 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#22 [さんかく]
 

「4年かー‥すげぇな。
沙耶乃ちゃん、いいお嫁さんになりそうだな。料理もできるし、しっかりしてるし、一途そうだし」


沈んだレモンをぼんやり見つめて無心で潰す。うっすらと濁り出す。


「そうかなー。嫁とか‥気が早くない?」


_

⏰:10/10/29 21:17 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#23 [さんかく]
 

早くも哲は3杯目。
なんか今日ペース早いな‥大丈夫か?


「いやいやいや‥。
もうここまで来たらさ、今後自分にそこまで尽くしてくれる人は現れないと思うよ?


いい女なんて‥そうはいないし」

_

⏰:10/10/29 21:18 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#24 [さんかく]
 

ふと哲のグラスを持つ左手に目がいく。何だか以前より、さっぱりしたように見える。

全体的に細いから関節の出っ張りが目立つ。女の子の好きそうな手


「あれ?‥指輪は?」


_

⏰:10/10/29 21:19 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#25 [さんかく]
 

薬指についていたシルバーの指輪。ひとつ上の彼女とのペアリングだと聞いた。


「あぁ‥」


そう言うと、哲はどこか寂しげに笑って頭を掻いた。

そして"フラれた"と、さらっと口にした

_

⏰:10/10/29 21:20 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#26 [さんかく]
 

やってしまった、とはっとしても‥最早手遅れ。なんて言葉をかけるべきか。

イケメンが振られる世の中。こんな俺に彼女がいていいのか?


「あぁ‥そっか。まぁ、哲はイケメンだしモテるし‥もっと‥」

_

⏰:10/10/29 21:21 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#27 [さんかく]
 

恐る恐る顔をのぞくと、目が虚ろ‥

違う。酒が回ってるのか。
哲は眠くなるタイプなんだー‥ありがたい


_

⏰:10/10/29 21:21 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#28 [さんかく]
 

「哲ー‥?」


「弘夢‥やべ」

しばらくしてやっと口を開いた。

空っぽのグラスと散らばった串、レモンの絞り粕、何だか急に寂しくなった

_

⏰:10/10/29 21:22 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#29 [さんかく]
 

「どした‥?
‥吐く?吐いちゃう?」


おろおろして辺りを見渡し、何か受け皿を探していると


「いや‥そうじゃなくて」



あぁ‥終電何時だっけ?

_

⏰:10/10/29 21:24 📱:D905i 🆔:l8UBbMNY


#30 [さんかく]


「 愛想笑い 」

⏰:10/10/30 00:27 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#31 [さんかく]
 

「ひーくん!ひーくんってば!」


「んあ‥ごめん、どした?」



何か思い悩んだように、遠くばかりみつめて‥。
‥会話が続かない。

なんだか素っ気ない気もした。

_

⏰:10/10/30 00:29 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#32 [さんかく]
 

「‥体調でも悪いの?」

「あぁ‥いや。大丈夫」


せっかくのデートだと言うのに‥寂しいじゃない。


"なら良いんだけど"と自分に言い聞かせるように呟いて、手を握る。

少しだけソコに視線を向けて、もどかしそうにまた遠くを見た

_

⏰:10/10/30 00:29 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#33 [さんかく]
 

「あ、そうだ!ひーくん‥お願いがあるんだけど」

「‥何?」


「彼女いない友達を、3人くらい集めてほしいの」

「それって‥合コン?」

「うん‥まぁ、そうかな」

_

⏰:10/10/30 00:30 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#34 [さんかく]
 

ひーくんの友達と私の友達がくっつけば、めでたさは2倍な気がした。

マンネリ化してきた私たちにとって、他人の初々しい恋愛を間近で見守ることは‥たぶん多少なりとも刺激になるはず。



ややあって、ひーくんは2、3度頷いた。

_

⏰:10/10/30 00:31 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#35 [さんかく]
 

「じゃあ、後々予定も立てていくから‥

できたら来月までには、ね」


笑顔が引きつってるのだろうか‥ひーくんの笑顔も引きつっていた。



壁は厚く、高くなる一方だ。


_

⏰:10/10/30 00:31 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#36 [さんかく]
 

「ひーくん‥好きだよ?」


確認する意味でそう言った。

"好き?"それは重すぎるし、余計に離れていくと思った。


_

⏰:10/10/30 00:32 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#37 [さんかく]
 

「‥うん。俺も」



前まではこんなに言葉にこだわらなかったのに‥ね。

普段からあまり言わないのも、わかってる。それが彼なのに‥

ものすごく孤独を感じたよ。



目を閉じて、触れるだけのキスをした。

_

⏰:10/10/30 00:33 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#38 [さんかく]


「 心の奥底 」

⏰:10/10/30 07:50 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#39 [さんかく]
 

「合コン?」

騒がしい学生食堂で、哲の間の抜けたような声は響いた。


「沙耶乃が‥やろうって」

「ふーん‥いいんじゃない?」


「ホントに?」

「ん‥楽しそうだし」


_

⏰:10/10/30 07:50 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#40 [さんかく]
 

哲のことだ、すぐ手を出すだろう。彼女と別れたみたいだし‥


まぁ、こんな男に抱かれて嫌な気になる子も、そうはいないだろうし‥まぁいっか。


「ありがと!助かるよ」


携帯のメモ欄に、名前を付け足した。あと2人‥。

_

⏰:10/10/30 07:53 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#41 [さんかく]
 

「あ‥そうだ。

弘夢この前‥、」


次の講義室へ向かおうと立ち上がると、引き止めるように声がかかる



"この前"と言うのは、
たぶん‥あの日のことだろう。

_

⏰:10/10/30 07:53 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#42 [さんかく]
 

「あぁ‥いや、何でもない」

そのまま言葉を濁して、笑った。

アレはなかったことにしてほしいと言われてしまうことを、きっとどこかで俺は恐れてた。


だけど、勝手になかったことにされてしまっても‥物寂しいと思う。

それならまた、その事を掘り返してほしいと‥期待する

_

⏰:10/10/30 07:54 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#43 [さんかく]
 

「そっか。じゃあ、また」


これはいけないことだろうか。

世間一般には、良からぬことをやらかしてしまった感じだろうか。


少しのどきどきと、少しの不安‥そして妙な孤独感を詰めてリュックを背負った。


_

⏰:10/10/30 07:55 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#44 [さんかく]
 

「弘夢!」


これを期待していたのかもしれない。‥沙耶乃には悪いけど


_

⏰:10/10/30 07:55 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#45 [さんかく]
 

「お前、コーヒーとか好き?」

「コーヒー?‥うん、まぁ」

「コーヒーメーカー当たっちゃって。コンビニでくじ引いたら‥たまたま」

「え、すご」

「俺あんまり飲まないし、やるよ」

_

⏰:10/10/30 07:56 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#46 [さんかく]
 

そしてまた期待していたのかもしれない。

次に発せられる言葉を‥



「暇な時、取りに来いよ」



わかっちゃいても、笑顔で応えてしまうんだ。

_

⏰:10/10/30 07:57 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#47 [さんかく]


「 雨の日 」

⏰:10/10/30 08:00 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#48 [さんかく]
 

「合コン?」

「そう!
たぶんひーくんの事だから、イケメン揃えてくれるはず!‥どう?暇つぶしでいいからさー♪」


帰り道。もう辺りは真っ暗で、空気も冷たい。ちらほらと女の子。小さな路地にあちこち

_

⏰:10/10/30 08:01 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#49 [さんかく]
 

「んん‥まぁいいけど」

「よし決まり♪」


もともとあまり話す機会のなかった芽衣ちゃん。あの飲み会以来、結構頻繁に話すようになった。

私は人見知りだから、話しかけてもらえるとすごく嬉しい。お酒の力って偉大


_

⏰:10/10/30 08:02 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#50 [さんかく]
 

「あたしなんか行っても、がっかりさせるだけだと思うけどねー」


本日の彼女は、女の子らしくロングスカートなんか履いて‥

日によってホントに変わるから、時々なぜか戸惑う。

_

⏰:10/10/30 08:03 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#51 [さんかく]
 

「芽衣ちゃん美人さんだし、大丈夫だよーっ。すぐ食われちゃうかもよー?」

けたけたと笑いながら言うと、
"何言ってんだか"と鼻で軽くあしらわれた。


こういう姉御肌?な人って一緒にいてすごく楽。私自身、末っ子で甘えただから‥

_

⏰:10/10/30 08:04 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#52 [さんかく]
 

そんな話をしていたら、


‥― ぽつり、

鼻先に滴が落ちてきた



そう言えば、夜から雨だって天気予報で言ってたっけ。

_

⏰:10/10/30 08:04 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#53 [さんかく]
 

「芽衣ちゃん傘持ってきた?」

「あ、うん。」

「さすがー」


「入れてほしい?」

にやりといじらしく笑って、大きく頷いた私に、仕方なく傘を傾けてくれた。


_

⏰:10/10/30 08:05 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#54 [さんかく]
 

「ありがとー♪
わ‥結構降ってるね」


傘に当たってるせいか何なのか、妙に滴の音が激しく感じる。

どしゃ降りなんて聞いてない‥

_

⏰:10/10/30 08:06 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#55 [さんかく]
 

前を歩いていた女の子たちも、足早に帰って行った。そして、人の気配もなくなってゆく。


「あ、芽衣ちゃん!傘のお礼と言っては何だけど‥」


雨音にかき消されないように、少しだけ声を張る。

なぜか緊張した。

_

⏰:10/10/30 08:07 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#56 [さんかく]
 
「今日、寒いしお鍋にしようと思うんだけどね‥?

よかったら、芽衣ちゃんも一緒にどうですか!」


声を張るばかりに、語尾の疑問符は強調に変わる。


何だか好きな人をデートに誘うようだ。

_

⏰:10/10/30 08:08 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#57 [さんかく]
 

「いーねー♪
‥さーちゃんって1人暮らし?」

その返事を聞いてほっとする。

ひとりのご飯はとてつもなく寂しい。肌寒くなって、雨も降ってるとなれば‥余計


_


駅について、身震いひとつ。ポケットから冷えた手で携帯を取り出す。少しの期待をこめて溜まった受信メールを開くと、あっさり裏切られてしまう。

全部メルマガ。ひーくんは今日も連絡をくれなかった。

自然消滅?そんなのってあり?いい子見つけちゃったかな‥。浮気するくらいなら、きっぱり振ってからにしてほしい‥なーんて




「さーちゃん!電車来たよ」

「あ‥うん。早くお鍋お鍋♪」



隣にいてほしいのは、誰?

⏰:10/10/30 08:09 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#58 [さんかく]
 
>>57

分割しはぐりました←

読みにくいですが、内容に問題はないので続けます

_

⏰:10/10/30 08:11 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#59 [さんかく]


「 ほろ苦い味 」

⏰:10/10/30 22:43 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#60 [さんかく]
 

「あーこれこれ」

結構な大きさのダンボール箱を取り出し、丁寧に口を開けた。


「うわ。結構立派なやつじゃん」

「これが500円分のおまけってわけだ。不景気なのに、ご苦労様だな。」

_

⏰:10/10/30 22:43 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#61 [さんかく]
 

それをまた丁寧に口を閉じ、俺のリュックの隣に置いた。


そして‥少々の沈黙



「あ‥あれだよね。

哲が酔ったとこって、あんまり見たことなかったよね‥うん。なかった」


_

⏰:10/10/30 22:44 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#62 [さんかく]
 

明らかに動揺してますよ、な口調で、1人で淡々と話し出してしまった。

沈黙はどうも苦手。
相手の心理を読もうと、無駄な労力を消費してしまう



ベッドの上に胡座をかいた哲は、何とも言えないような表情を浮かべ‥うつむいた

_

⏰:10/10/30 22:45 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#63 [さんかく]
 

「いや‥意識はあったから、そこまでは酔ってなかった。」


「あ‥、そうなんだ。

でもいつもよりペース早かったし、いつもより酔っちゃったんだよな?」


自分はどんな答えを期待しているのか。

_

⏰:10/10/30 22:45 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#64 [さんかく]
 

笑い飛ばして肯定してくれたら、きっとなかったことになる。

それがいい。
今後を考えても、それが最善


だけど‥

_

⏰:10/10/30 22:46 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#65 [さんかく]
 

「‥ごめんな」

「そんな、謝ることないって」



いけないんだ。いけないんだ。
そう考えれば考えるほどに、深みにはまってしまって‥


無意識のうちに人は、安定よりも刺激を求めてしまうのかな。

_

⏰:10/10/30 22:47 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#66 [さんかく]
 

「あれくらいじゃ、俺‥酔わないからさ」


電気が走る。
待っていましたと言わんばかりに、俺は‥


「弘夢‥おいで」


何の躊躇いもなく、その温もりに飛び込んだ。

_

⏰:10/10/30 22:47 📱:D905i 🆔:gC53RhmE


#67 [さんかく]


「 涙 」

⏰:10/11/01 12:55 📱:D905i 🆔:YyDGkZvk


#68 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/22 20:02 📱:Android 🆔:4ptMpodQ


#69 [○○&◆.x/9qDRof2]
>>30-60

⏰:22/10/22 20:05 📱:Android 🆔:4ptMpodQ


#70 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑

⏰:22/12/24 21:41 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#71 [わをん◇◇]
>>1-67

⏰:22/12/24 21:41 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#72 [わをん◇◇]
>>1-30

⏰:22/12/24 21:42 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#73 [わをん◇◇]
>>30-70

⏰:22/12/24 21:42 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#74 [わをん◇◇]
>>1-20

⏰:22/12/24 21:47 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#75 [わをん◇◇]
>>20-40

⏰:22/12/24 21:47 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#76 [わをん◇◇]
>>40-70

⏰:22/12/24 21:47 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#77 [わをん◇◇]
>>3-70

⏰:22/12/24 21:52 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#78 [わをん◇◇]
>>3-40

⏰:22/12/24 21:52 📱:Android 🆔:eoKo7kno


#79 [わをん◇◇]
>>40-70

⏰:22/12/24 21:52 📱:Android 🆔:eoKo7kno


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