その日が来る前に、3
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#384 [愛華]
たったそれだけの文章。


もう慣れたことなのに、
いつだって嬉しくなるの。



「あ、もう4時になる……」


もっと早くにメールに気づけば
よかった。


あたしはくしで長い髪をとかし
鏡で身嗜みを確認する。

⏰:11/02/09 23:13 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#385 [愛華]
好きなひとの前ではやっぱり
かわいくいたいけれど。

今のあたしでは難しいね。
大分痩せたしなぁ………。


隆則はそんなこと気にしない
んだろう。でもやっぱり
女の子だから。



もうすぐいなくなるとしても
最後まで女の子だから。


隆則だけの女の子でいたいから。

⏰:11/02/09 23:18 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#386 [愛華]
あたしはベッドで隆則が来るのをいつものように待っていた。




運命とはタイミング。
カチツと音をたてて。
一瞬で変わってゆく。

いいほうにも悪いほうにも
それは神様の気まぐれで。



きっとあの日の運命もあなたの
気まぐれで決まったのかな。

⏰:11/02/09 23:23 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#387 [愛華]
今日の更新分
>>374-387
感想待っています。


多分、今週末までに本編は
終わると思います。
超長編になってしまいましたが
応援してくださってる皆様、
改めて本当に感謝感謝です…


最後までよろしくお願いします!

⏰:11/02/09 23:30 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#388 [愛華]
'






「うーっす。あ、起きてた!」

「隆則が寝るなって言ったん
じゃんかよーばか」

「ははは」


バイトから真っ直ぐきた感じで
額には汗がにじみでていた。

⏰:11/02/11 10:02 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#389 [愛華]
変なの。

いつもどおりに隆則が来ただけ
なのに……………

なんだか懐かしい気がするのは
どうしてだろう?



「バイトから真っ直ぐ来たの?」

「そ。疲れたよー」


いつもと同じ、はずなのに……

⏰:11/02/11 10:05 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#390 [愛華]
今日の空気はなにか違った。


なんだろ?
なんか嫌な予感がするよ………



微妙な空気の違いをあたしが
感じとったことに気づいたのか
隆則はいつもよりも多く、
あたしに笑いかけていた。



安心させようとしてくれてた
んだよね。きっと。

⏰:11/02/11 10:09 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#391 [愛華]
世間話もほどほどに、
隆則が急にあたしに言った。



「具合どうだ?」




これも、いつもと同じセリフ。
なのに今日はいつもと重みが
全然違う気がした。



茶化しちゃいけない気がした。

⏰:11/02/11 10:12 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#392 [愛華]
ベッドがぎしぎしときしむ。
その音が妙に耳に響く。




「絶好調ですよーだ」

「ほんとに?」




あ、今…………。



空気が冷える感覚。

⏰:11/02/11 10:16 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#393 [愛華]
なに?なに?



こわい。こわいよ。



隆則は真っ直ぐにあたしを
見つめる。


強い決意のようなものが見える。



「今日は重大な話がありますっ」

⏰:11/02/11 10:20 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


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