その日が来る前に、3
最新 最初 🆕
#386 [愛華]
あたしはベッドで隆則が来るのをいつものように待っていた。




運命とはタイミング。
カチツと音をたてて。
一瞬で変わってゆく。

いいほうにも悪いほうにも
それは神様の気まぐれで。



きっとあの日の運命もあなたの
気まぐれで決まったのかな。

⏰:11/02/09 23:23 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#387 [愛華]
今日の更新分
>>374-387
感想待っています。


多分、今週末までに本編は
終わると思います。
超長編になってしまいましたが
応援してくださってる皆様、
改めて本当に感謝感謝です…


最後までよろしくお願いします!

⏰:11/02/09 23:30 📱:840SH 🆔:GPZpAJBk


#388 [愛華]
'






「うーっす。あ、起きてた!」

「隆則が寝るなって言ったん
じゃんかよーばか」

「ははは」


バイトから真っ直ぐきた感じで
額には汗がにじみでていた。

⏰:11/02/11 10:02 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#389 [愛華]
変なの。

いつもどおりに隆則が来ただけ
なのに……………

なんだか懐かしい気がするのは
どうしてだろう?



「バイトから真っ直ぐ来たの?」

「そ。疲れたよー」


いつもと同じ、はずなのに……

⏰:11/02/11 10:05 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#390 [愛華]
今日の空気はなにか違った。


なんだろ?
なんか嫌な予感がするよ………



微妙な空気の違いをあたしが
感じとったことに気づいたのか
隆則はいつもよりも多く、
あたしに笑いかけていた。



安心させようとしてくれてた
んだよね。きっと。

⏰:11/02/11 10:09 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#391 [愛華]
世間話もほどほどに、
隆則が急にあたしに言った。



「具合どうだ?」




これも、いつもと同じセリフ。
なのに今日はいつもと重みが
全然違う気がした。



茶化しちゃいけない気がした。

⏰:11/02/11 10:12 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#392 [愛華]
ベッドがぎしぎしときしむ。
その音が妙に耳に響く。




「絶好調ですよーだ」

「ほんとに?」




あ、今…………。



空気が冷える感覚。

⏰:11/02/11 10:16 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#393 [愛華]
なに?なに?



こわい。こわいよ。



隆則は真っ直ぐにあたしを
見つめる。


強い決意のようなものが見える。



「今日は重大な話がありますっ」

⏰:11/02/11 10:20 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#394 [愛華]
「重大な………はなし?」

あたしが聞き直すと、隆則は
またにっこり笑ってVサインを
出した。


「ふたつ。話があるから。
聞いてくれるか?」



聞きたくない。


でもそれは声にならなくて。
頭の中は嫌なことしか思い
浮かばなくて。

⏰:11/02/11 10:26 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


#395 [愛華]
「……………」

「那佑。俺を見て」


あたしも隆則がしてくれたように真っ直ぐと隆則を見つめる。




「…………いいよ」


「うん。ありがとな」


わしわしとあたしの頭をなでる。

⏰:11/02/11 10:29 📱:840SH 🆔:zJ6xm7Y6


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194