その日が来る前に、3
最新 最初 🆕
#464 [愛華]
「おぃーっす!!」

「おー!!誨!!」

「誨さん、ちわーっす」


誨さんは急いできたらしく、
汗でびしょびしょだ。



「……あれ、直純。お前誨と
面識あったっけ?」

「面識もなにもメル友だよ」

「はぁぁ!?」

⏰:11/02/13 12:22 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#465 [愛華]
「へへー仲良しだよな、俺ら!」

「な、なんで?いつの間に?」

「「ないしょー」」


タカが頭をひねらせていると、
誨さんはあたしと那佑のもとに
やってきた。



「那佑ちゃん綺麗だねー!!
本当におめでとう!!」

「ありがとうございます!!
次は誨さんですよ。」

⏰:11/02/13 12:25 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#466 [愛華]
「ん?うん」


………?なんの話?


那佑は意味ありげに微笑むと、
まだ首を傾げてるタカのもとに
歩いていった。



「……ずいぶん遅かったですね」

「うん。渋滞だけじゃなくて
誰かさんに置いてかれたせいで
道もわかんなくってさぁ」

⏰:11/02/13 12:27 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#467 [愛華]
嫌味言うのほんっっとに
得意だよね、このひと。



「…………嬉しい?」

「なにがですか?」

「隆則と那佑ちゃんの結婚」

「当たり前じゃないですか」

このひと、まだあたしがタカの
こと好きだとでも思ってるの?

あたしはあんたが好きだって
言っただろーが!!

⏰:11/02/13 12:30 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#468 [愛華]
………三年くらい前だけど。




「…………じゃ、するか」

急に誨さんがポツリと言った。


「なにを?」

「結婚式」

「誰と誰の」

「俺と梓の」

⏰:11/02/13 12:32 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#469 [愛華]
………………………。



「なんですかその冗談」

「え、真面目だけど……」


なに言ってんの、このひと。



「いろいろ順番吹っ飛ばし
すぎじゃないですかね?」

「え、そう?………そっか」

⏰:11/02/13 12:34 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#470 [愛華]
前からだけど、このひとの考え
ってほんとにわからない。

冗談でもそんなこと言わないで。
あたしは傷ついちゃうから。




「……誨さんはどーせ……」

「ん?」

「どーせあたしなんか見てない。
親友の幼なじみとしてからかって遊んでただけでしょ?
わかってるけどさぁ………」

⏰:11/02/13 12:38 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#471 [愛華]
わかってるけど。
こんな男を好きになった自分に
腹がたつ。腹がたつ!!


「……結婚とかは彼女に
言わなきゃダメですよ」


ほら。あたしは強いから。
強がることなんて簡単なの。


「え、なに言ってんの?」



誨さんはわけがわからないと
言ったように首を傾げる。

⏰:11/02/13 12:41 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#472 [愛華]
「俺の彼女って梓でしょ?」





………………は?




「………なに、それ……」

「え、わかってなかっ…た?」

誨さんは驚いた顔で停止。

え、え…………なにそれ?

⏰:11/02/13 12:44 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


#473 [愛華]
「あたし、彼女……?誨さんの」

「そう。だから梓って呼ぶようにしてたんだけど………」

「だ、だって!!なんも
言ってくれなかったし……」

「言わなくてもわかるだろ!」

「言ってくれなきゃわからん!」


あたしは……ずっと悩んで
たのに!!三年ずっと!!

⏰:11/02/13 12:47 📱:840SH 🆔:DGZtWYG.


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194