その日が来る前に、3
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#486 [愛華]
だから別れを告げた隆則を
責めたりなんかしないよ。
隆則は直純くんもあたしも
守りたかったんだよね。
優しい隆則が、あたしは好きだよ
ありがとう。
あたしの元に戻ってきてくれて。
:11/02/13 16:20
:840SH
:DGZtWYG.
#487 [愛華]
初めて隆則とつながったのは夏。
幸せすぎて涙が出たよ。
あなたと1つになれたことが
女の子として。
1番嬉しかったの。
私の季節の全てには
いつも当たり前のように
隆則がいた。
:11/02/13 16:27
:840SH
:DGZtWYG.
#488 [愛華]
手術の直前。
大切な人を見つけて、なんて
かっこつけたけど
本当はすごく嫌だったよ。
ないしょだけどね。
でも今は。
隆則を幸せにできるのは
あたしだけなんだって
胸張って、言えます。
:11/02/13 16:30
:840SH
:DGZtWYG.
#489 [愛華]
きっと私を幸せにできるのも
世界中で隆則だけだから。
だからずっと側にいてね。
約束だよ。
それが、わたしの全てです。
:11/02/13 16:33
:840SH
:DGZtWYG.
#490 [愛華]
「…………なに考えてんの?」
「ん?ちょっとね」
「なにそれ、教えろよ」
「………今までのこといろいろ
思い出してたの。
長かったなぁって」
あたしがそう言うと、隆則は
嬉しそうに微笑んで、背筋に
力をいれた。
「……これからも長いぞ?」
:11/02/13 16:36
:840SH
:DGZtWYG.
#491 [愛華]
「そうだね。嬉しいね」
「うん」
「てか隆則さ、指輪交換の時
手震えてたでしょ?」
「げ、ばれてたの…?」
「うん。笑いそうになった」
「緊張してたんだよ!那佑だってヴァージンロード歩いてる時
泣きそうになってたじゃん」
「見てんじゃないわよ!!」
「えぇ!そんな無茶苦茶…」
:11/02/13 16:41
:840SH
:DGZtWYG.
#492 [愛華]
「……そろそろ参りましょうか」
牧師さんが申し訳なさそうに
微笑みながら言う。
おかしくてたまらない
といった顔をしている。
「みなさんお待ちですよ」
「………はい」
あたしは隆則の手に組まれている手に少しだけ力をいれる。
:11/02/13 16:47
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:DGZtWYG.
#493 [愛華]
「………んじゃ」
「行きますか」
ギィ……………
扉が開くのと同時にたくさんの
花が降ってきた。
待ちわびたと言うような歓声。
鳴り響く鐘の音。
たくさんの、笑顔。
:11/02/13 16:51
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:DGZtWYG.
#494 [愛華]
「那佑おめでとーっ!!」
………梓、泣きすぎじゃん。
いつもあたしの幸せを1番に
祈ってくれてた。
今度は梓も幸せになってね。
何も言わないで、ただ力一杯
拍手をおくってくれてる
直純くん。
いっぱい傷つけてごめんね。
何度もあなたの優しさに
助けられたよ。
:11/02/13 16:54
:840SH
:DGZtWYG.
#495 [愛華]
あなたは、大切なひとです。
これからも。
笑顔でちょっと遠慮気味に
寄り添いながら見つめる
お父さんとお母さん。
いつもあたしの意思を尊重
してくれてありがとう。
傷つけあった日々もあったけど
あたしは二人から産まれてこれて
すごくすごく、幸せです。
:11/02/13 16:57
:840SH
:DGZtWYG.
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