その日が来る前に、3
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#123 [愛華]
「まぁ白石がまだ隆兄のこと
好きなのは知ってたし。
敵わねぇなーって思ったから。
まさかこんなふうになるとは
思ってなかったけど、結果は
同じだったんだよ。
よって、予想もしてたわけで。
そんなに傷ついてないっす。」
………嘘ついてんじゃねーよ…
:11/01/15 01:33
:840SH
:4SniUugs
#124 [愛華]
でもそれは。
直純の俺のための強がりだって
わかってたから。
苦しくなった。
だから何も言わなかった。
言葉にはしないけど思う。
直純、 ありがとう。
:11/01/15 01:34
:840SH
:4SniUugs
#125 [愛華]
「今度こそ!白石よろしく!」
「おぅ!まかせとけよ!」
そういって笑いあった。
こんな日が来るなんて、
思いもしてなかったな。
『隆則も直純くんも大切なんだ』
那佑の…………おかげだ。
:11/01/15 01:37
:840SH
:4SniUugs
#126 [愛華]
「………それから、隆兄」
「なに?」
「…………白石に手術を決心
させられるのも…………
隆兄しかいないよ」
……………え?
那佑の………手術………?
:11/01/15 01:39
:840SH
:4SniUugs
#127 [愛華]
一瞬なにを言われたのか
全く理解できなかった。
あんなに暑かったのに、今は
空気がひんやりする。
那佑の、手術?
なんだよそれ、聞いてねぇよ。
:11/01/15 14:34
:840SH
:4SniUugs
#128 [愛華]
俺の表情で、直純は俺がなにも
知らないことを悟ったらしい。
「……そっか。隆兄まだ……」
「どーいうことだ?」
「いや、あの………」
「言えよ」
直純は しまった という顔を
している。
………直純が知ってて
俺は知らなかった那佑のこと。
:11/01/15 14:42
:840SH
:4SniUugs
#129 [愛華]
「………多分、白石も言うのに
決心がいることだと思う。
ごめん。てっきりもう知ってる
と思ってたんだ。
俺からは………言えない」
「なんだよ、それ………」
「白石から隆兄が直接聞いてよ」
那佑から直接?
なんだよ……そんな、重要な
ことなのかよ………
:11/01/15 15:43
:840SH
:4SniUugs
#130 [愛華]
心がモヤモヤとしたまま、直純と病室に戻った。
「…………直純くん!!」
「おー元気そうじゃん」
「うん!………日曜日、行け
なくってごめんね」
直純と那佑が笑って話してる。
嬉しいはずなのに………
俺の頭は別のことでいっぱいで。
:11/01/15 15:47
:840SH
:4SniUugs
#131 [愛華]
「直純くん、それと………」
「隆兄とまたつきあいはじめ
たんだろ?よかったじゃん」
「…………うん。ありがとう」
「………ね、タカどしたの?」
直純と那佑の会話をぼーっと
しながら聞いていると、梓に
不思議そうに話し掛けられた。
:11/01/15 15:51
:840SH
:4SniUugs
#132 [愛華]
「直純とちゃんと話したみたい
だね。一件落着だねー……」
梓は嬉しそうにつぶやいた。
一難去ってまた一難、が
正しい気がするんだけど……
「………さて、俺らは用事
あるからもう帰るわ」
「え、二人とももう帰るの?」
:11/01/15 15:56
:840SH
:4SniUugs
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