… 極 楽(18禁)愛 戯 …
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#223 [夢。*]
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基本友達にも、絶対的に仕事場でも、龍の写真や写メを見せたりしないけど…姉妹だもん、信用してる。

ただ昔の蓮になら見せてないけど、彼氏がいる蓮になら見せれる気がした。

「…かっこいいね。」

「かなあ…」

そういえば蓮に営業で【龍咲レオン】がきてて…なんとかって話してたなあ、何ヶ月か前に。

「今度紹介してね」

そういうと蓮はにっこりほほえんで自分の部屋にひっこんでった。

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⏰:11/03/28 13:33 📱:F02B 🆔:HaG5sSCg


#224 [夢。*]
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……

あたしには竜がいる。
関係ない。

と何度心の中で思っても、【龍咲レオン】のことがどうしても許せなかった。

だからだ、途中愛せないと断言してたのは…凛の妹であることに罪悪感を感じたんだろう。

凛にはいい顔をしたいから。

絶対に許さない。

凛は仕方ない…もしかしたら凛もあの男に騙されてるのかもしれない、でも凛にはあたしがヤツを知らないままのほうがあたしの職業もバレにくいよね。

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⏰:11/03/28 13:36 📱:F02B 🆔:HaG5sSCg


#225 [夢。*]
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感想はこちら
>>002

>>003-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250

凛は龍と蓮は竜と…新しいステップにすすむ、が…遂に凛の彼氏が龍咲レオンだと蓮に知られてしまう。 《騙されてた》というレッテルをはがすために蓮は復讐に…?

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⏰:11/03/28 13:40 📱:F02B 🆔:HaG5sSCg


#226 [夢。*]
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秘密は誰にでもある…

凛は、親に就職するという嘘をついて、キャバクラで働いてるのを隠してる。

龍は、蓮が自分のお客さんであることを黙ってる。 それから…自分の過去をどこまで言うかを戸惑ってる。

蓮は、…正直秘密ばっかり。
彼女は学生の頃から親を騙し続けてた。 万引きをして、暴行して、援助交際をして、夜の店で働いて…風俗嬢になった。

誰も知らなくていい秘密が、糸をほどくかのようにとれてゆく…

そして絡まったその糸は、ただの一本の糸だったりする…

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⏰:11/03/29 07:41 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#227 [夢。*]
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…復讐リストを作ろう。

◆凛にあたしを騙してたことをバラすと脅す。
◆店を辞めさせるように情報をばらまく。

あたしはペンを走らせてノートの切れ端に書いていく。 どうすればヤツを困らせれるか、苦しめれるか。

龍咲レオンの…弱み。

まずは向こうにあたしが凛とヤツがつきあってるということを見せてやらなきゃいけない。

その時点で、バカじゃないレオンは気づくだろう…あたしが何をたくらんでるかくらい。

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⏰:11/03/29 07:45 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#228 [夢。*]
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一人暮らしで住み始めたこの空間はすごく楽だ。 誰もあたしの周りに存在しないのが心地いい。 …それはものスゴく、ね。

凛に悪気があったわけじゃない…だからといって邪魔かといわれると邪魔だ。

「双子じゃなかったらあたししか存在できない世の中にしたのに…」

あんな清い女をあたしの分身にしたのが間違いだよ、神様。 なんで凛は、あたしのいいとこを全部貰っていってしまったの?

なんで?

…あたしは真っ赤の口紅をゆっくり分厚いくちびるにのせた。

ああ、あたしって怖いくらい赤が似合う。

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⏰:11/03/29 07:49 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#229 [夢。*]
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「「いらっしゃいませ~」」

club HEARTSと書かれてある煌びやかな空間に足を踏み入れる。

隣を何も言わずに通り過ぎるレオンはあたしに自分から担当をはずしてくれ、とお願いしたくらいだ。

メールで淡々と。

「…いらっしゃいませ、ご無沙汰してますね、花梨さん。」

ヘルプの子達はあたしをまだ【花梨】という名前でよぶ。

「…あ」

ひらめいた。

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⏰:11/03/29 07:52 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#230 [夢。*]
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前々からヘルプにつくときに嬉しそうに頬を桜色にしてた可愛い男の子のことを思い出した。

「雫くん…」

あたしは彼が通った瞬間、手をヒラヒラと振った。 まるで子犬がおもちゃを見つけたときみたいに嬉しそうにあたしの前の席に座る。

「わ~っ、蓮さあーんっ! お久しぶりじゃないですかっ! 相変わらずおきれいですね~っ」

子供みたいに無邪気にはしゃぐ可愛い雫くん。

「今日からフリーなの~」

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⏰:11/03/29 20:52 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#231 [夢。*]
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えっ、とビックリした顔をすると、雫くんはまわりをキョロキョロ見渡して、すぐにあたしに近づいてきた。

「えっ……統括となにかあったんですか?」

あたしは口元が緩みそうになる。 この子予想以上に使えるかもしれない。

「……」

あたしは黙り込んで目の前にあったカクテルをくいっと飲み干した。

「…ご、ごめんなさい…聞かないほうがいいんですよね? すみません、でしゃばった真似して…」

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⏰:11/03/29 20:54 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


#232 [夢。*]
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「…うん、大丈夫だよ。」

と満面の笑みで雫くんに返事すると自分でたばこの火をつけて、ふぅっとため息と一緒にだす。

「…てことは俺指名してもらえる可能性もあるってことですよね?」

「……」

うん、そうよ…あたしの言うことをちゃんと聞ける忠犬になるならね。

「…店に来てもらわなくても、俺は蓮さんに会いたいけど…」

隣じゃないから、目を合わせてくる彼…少しときめく自分。 だめだめ、復讐のため……

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⏰:11/03/29 20:57 📱:F02B 🆔:AFDdQvGw


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