有空
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#192 [y]
ほろっと涙がこぼれた。
月城は袖でごしごしと拭う。
今までこのことでずっと悩んできたんだろうな。
今日1日、月城は楽しそうにはしゃいでいたけれど、本当は辛かったのかもしれない。
「な、月城。」
月城の前に屈む。俺の目をみてくれるのを待ってから話し出す。
:11/12/03 20:27
:SH04B
:gTZ4qAl2
#193 [y]
「人って、自分がその人のこと大切にしなかったらその人も自分のこと大切にしてくれないんだよ。わかる?」
一般論で綺麗事でしかないけれど、この言葉の意味が伝わってほしい。
「なんとなく」
「月城は槙原と真尾のこと大切にしてるだろ?
だから槙原と真尾も大切にしてくれるんじゃないか?」
「うん」
:11/12/03 20:28
:SH04B
:gTZ4qAl2
#194 [y]
「だから、友達作ろうと思ったら、まずは相手を大切にしてみなよ。
月城がばかにしてたら相手も絡みづらいだろうから」
「大切に思えないよ。」
また涙があふれそうになっている。
「ばかでも素敵なところはあるだろう?」
「…あるのかな」
:11/12/03 20:29
:SH04B
:gTZ4qAl2
#195 [y]
「月城はどんなときに友達必要っておもったんだよ?」
しばらく考え混む。
口を挟まずに待ってやる。
「…女の子同士でお土産みたりするのいいなって思ったから。」
「ふっ」
なんだ、寂しかったんじゃんお前
:11/12/03 20:30
:SH04B
:gTZ4qAl2
#196 [y]
「笑わないでよ!…マキだったら一緒にお土産見てくれるんだろうけど、隆之介はへんな饅頭しかかわないし…」
すねたように言う月城。
「そこ女の子の素敵なところだろ。
くだらないことばっかじゃねーじゃん。」
「うん」
「お土産みてきゃーかわいーってしたいんだろ?」
「…したい」
:11/12/03 20:32
:SH04B
:gTZ4qAl2
#197 [y]
「へんな意地はってないで、まずは話し掛けてみなよ。
最初は愛想笑いでもいいから笑ってみな?」
「…でもくだらない奴だったらまた見下しちゃう人間になっちゃう。」
「いいんだよ。月城がくだらないって思ったんだから。
合わないって思う奴に無理して付き合わなくていい。
女の子にも月城みたいな考え方してるやついるかもしんないじゃん。そういう友達を探すのもありだし。」
:11/12/03 20:51
:SH04B
:gTZ4qAl2
#198 [y]
「…そっか、そうだよね」
泣きながら笑う月城。
「ただ、覚えといて。くだらないことにも意味はあるから。くだらないことを大切にしてる人もいるから。」
いつかくだらないことの意味がわかるような大人になってほしい。
:11/12/03 20:52
:SH04B
:gTZ4qAl2
#199 [y]
「うん、わかった」
多分、月城はまっすぐな子なんだ。
だから不器用なんだと思った。
「よし、もう消灯時間だから。部屋へ戻れ」
月城の涙が止まったところで言う。
:11/12/03 20:54
:SH04B
:gTZ4qAl2
#200 [y]
「うん…泣いたって秘密ね」
やっといつもの月城の笑顔だ。
「当たり前だろー」
「こーちゃん、ありがとうおやすみなさい。」
「おやすみ」
部屋へ戻っていく月城の背中を見つめる。
俺は俺の人生で学んだことしか言えなかった。
これで月城を助けることが出来たのかな?
頑張れよ、月城
:11/12/03 20:58
:SH04B
:gTZ4qAl2
#201 [y]
>>176ー200
長文だらけの第七話。
改行ミス多くてごめんなさい。
読みずらいですよね
(´・ω・`)
女の子の悩みを書いてみたかったんですが、いまいち上手にまとまんなかった感があります。
有空が書き終えたら、番外編としてつかさちゃんの話ゆっくりかいてみたいですね(o^ω^o)
:11/12/03 21:19
:SH04B
:gTZ4qAl2
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