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#26 [愛華]
第2章 -落下物語-

⏰:11/02/18 20:19 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#27 [愛華]
「この女性、ここにいますか?
ここで働いてるって聞いて
きたんですが………」

「………えーと…すいません。
ここにはいませんが………
失礼ですが、お母様ですか?」

「あ、いえ!多分、場所を
間違えたんだと思います。
お手数おかけしました」


そういってあたしは素早く
お母さんの写真をしまうと
その建物からでていった。

家から逃げてきて10日。
今だお母さんとは会えない。

⏰:11/02/18 20:29 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#28 [愛華]
お母さんは介護福祉士の資格を
持っていたので、その系統の
仕事をしていると予想。

シラミ潰しに老人ホームや
介護施設をまわっている。


が、会えないまま…………。



「………ホテル暮らしにも
飽きてきたしなぁ………」


残りのお金も少なくなってきた。

⏰:11/02/18 20:39 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#29 [愛華]
第一情報が少なすぎる!!
この町にいるかどうかも定かじゃないし介護の仕事してるかも
わかんないし…………。



「………あーっ!!もう!!
イライラする!!イライラ!!

ってかそこのガキ!!そんな
見るな!!喧嘩売ってんのか!」


ごみ箱をけっとばして、
下校途中の小学生に八つ当たり。

⏰:11/02/18 20:45 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#30 [愛華]
我ながら最低なやつだと思う。



見つからないから諦める…?
そんなことできるわけない。
帰る場所なんてあたしにはない。


頼るひとはお母さんしかいない。
それまで、ひとりで。
頑張らなきゃいけないの。


あたしはお母さんに会うために
今まで生きてきたの。

⏰:11/02/18 20:51 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#31 [愛華]
「…………行かなきゃ」


あたしは立ち上がると、次の
施設に向かった。




頼るひとなんていない。
いらない。必要ない。邪魔。


それでも会うと決めたひとが
心にいるから。 だから


あたしは今日も歩いていける。

⏰:11/02/18 20:55 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#32 [愛華]
あたしは施設に入ると、ホールにいる女の人のもとへ向かった。



「すいません。ここでこの女性
が働いてると聞いたのですが…」

女の人はにっこり微笑むと、
優しくあたしに話しかける。


「お母様ですか?お名前は?」

「あ、羽田みちると言います」

⏰:11/02/18 21:02 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#33 [愛華]
「羽田みちるさん………
ここではそのような方は
いらっしゃいませんが……」


ここもか………。
いないならいい。

あたしはさっさと帰ろうと
振り返ると、そこには2人の
警官が立っていた。




………………は?

⏰:11/02/18 21:06 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#34 [愛華]
「………なんですか?」



大丈夫。落ち着け。
あたしが家出したってばれてる
わけじゃないんながら。
連れていかれるわけじゃない。

堂々としていなきゃ………。



それでも心臓は鳴り止まない。


「……君、お母様を探されてる
んですよね?」

⏰:11/02/18 21:15 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


#35 [愛華]
「えっと…………」

「最近、色んな介護施設に女の子がお母さんを捜しに来ているって話を聞きましてね。

最近家出とかそういうもので
お母さん頼ってくる未成年の子が増えてまして…………」




………ちょっと、やばいかな?
いや、ちょっとじゃない。
コレかなりヤバいな。

⏰:11/02/18 21:20 📱:840SH 🆔:5o3u9M7Y


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