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#388 [愛華]
「…………」
松矢君は黙ったまま。
やば、絶対引かれたよ……。
ていうか、あたしもあたしで
何ペラペラしゃべってんの。
今日はいらないことをたくさん
しゃべってしまってる気がする。
「……ごめん、今の忘れて!
気にしなくていいからさっ!」
「え?あぁ………」
:11/03/30 00:13
:840SH
:qJJkXGRo
#389 [愛華]
「お茶ありがとう!!午後から
がんばろーね!ばいばい!」
あたしは松矢君の返事を待たず
逃げるように階段を上がって行く
するとすぐに松矢君の声が
あたしに向かって飛んできた。
「………陽向!!」
「はい!!……え、呼び捨て…」
条件反射で振り向いて返事をしたけれどいきなりの呼び捨てに
ペットボトルを落としそうになる
:11/03/30 00:18
:840SH
:qJJkXGRo
#390 [愛華]
その様子を見て松矢君は笑うと
小さな声でつぶやいた。
「………陽向ってさ。
俺の大事だった人に似てる。」
「え?」
「俺が陽向の考えてることを
わかっちゃうのってさ、
それが原因なのかもしんない」
無邪気そうに、懐かしそうに、
でも悲しそうに、笑う。
:11/03/30 00:26
:840SH
:qJJkXGRo
#391 [愛華]
「………そう?」
「うん。そっくりだ」
「そっか。でもどんなに似てても
あたしはその人じゃないよ」
「うん。」
………どうしてそんな顔するの。
再び階段を上る。
足が鉛のように重かった。
:11/03/30 22:09
:840SH
:qJJkXGRo
#392 [愛華]
’
「おまたせー」
「遅かったね、陽向」
「え?あぁ………うん」
なんとなく天宮と目を合わせ
ずらくて俯いたまま席につく。
:11/03/31 22:08
:840SH
:z/QxPonw
#393 [愛華]
再び箸に手をつけようとした。
時。
「……天宮?これやったの」
「俺なわけないでしょう」
「嘘つけ。にやけてんじゃん」
半分以上残っている白米には、
中農ソースで馬がかかれていた。
意外と上手いのがムカつく。
:11/03/31 22:19
:840SH
:z/QxPonw
#394 [愛華]
「これ、コロッケ用のソース
じゃん!なんで白米に!」
「かわいいでしょう?」
「かわいいけど!
ぶっちゃけ少し感動したけど!
今はそこじゃないでしょ!」
「まぁまぁ陽向ちゃん。天宮は
すごい楽しんでたみたいだから
多めに見てやってよ」
「要君は天宮に甘すぎだよ…
あたしは楽しくないっつの!」
「あはは」
「何がおかしいんだ天宮」
:11/03/31 22:30
:840SH
:z/QxPonw
#395 [愛華]
天宮は意外と子供なのかも、と
思いながら突っ込む気力も
失せたので再びお昼再開。
「………なんか、ありました?」
物足りない味のコロッケを
口に運ぶと天宮があたしの
顔を心配そうに覗き込んだ。
あたしは手を止めることなく
その質問に答える。
:11/03/31 22:45
:840SH
:z/QxPonw
#396 [愛華]
「別になんもない」
「嘘つくの下手すぎです」
「下手じゃないもん」
「ほら嘘だって認めてんじゃん」
しまった、やられた。
口では天宮には勝てない……
ていうかあたしが天宮に勝る
ものなんてあるんだろうか。
「陽向ータッキーに隠し事とか
したらタッキー怒るよぉ?」
:11/03/31 22:49
:840SH
:z/QxPonw
#397 [愛華]
う………
皐月の言葉に詰まってしまう。
確かにさっき天宮は敬語じゃ
なかった。経験からすると
あれは怒ってる証拠であり……
ていうかなんで隠し事してるってわかるんだろ。
透視でもできるんだろうか…
「陽向ちゃん〜天宮の怒りは
廻りに廻って俺に来るんだからささっさと話してよ〜」
か、要君まで………。
:11/03/31 23:01
:840SH
:z/QxPonw
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