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#67 [愛華]
>>66 ゆず様
とても嬉しいです
ありがとうございます!!
感想板にもぜひ来てみて
下さいね(^-^)

⏰:11/02/20 20:57 📱:840SH 🆔:EuWhtOcA


#68 [愛華]
第3章 -特別恋愛-

⏰:11/02/20 21:02 📱:840SH 🆔:EuWhtOcA


#69 [愛華]
『家族』
それがどんなものかと聞かれたら
多分こんなものなんじゃないか。

あたしはそう思った。
あんたに会って、そう思った。



「陽向さーん。朝ですよー」

「眠い………」

「俺、学校あるんですから。
朝ごはん片付きませんよー…」

⏰:11/02/20 21:08 📱:840SH 🆔:EuWhtOcA


#70 [愛華]
「わかったよ、うっさいな」

あたしは布団から出ると、
ドアの鍵を開けて、リビングに
出た。テーブルには天宮がいる。


「……おはようございます!」

「うん。おはよう」



天宮と暮らしはじめてから2週間
ドアの鍵は閉めたまま眠る。

⏰:11/02/20 21:12 📱:840SH 🆔:EuWhtOcA


#71 [愛華]
ほかほかのごはんに目玉焼き。
そのあたたかさが嬉しい。


「いただきまー……」

あたしが食べようとすると
天宮が皿をひょいっと取り上げる


「ちょっと、何すんの」

「さっき起こしてあげた時。
『うっさい』ってことは
ないんじゃないですか?」

「人間小さいよ、天宮」

⏰:11/02/21 22:58 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


#72 [愛華]
「はい、ごめんなさいは?」

………お前は親父か。

「悪かったってば…あたしが
朝弱いの知ってるでしょ?」

「謝る時は目を見て!!」


天宮はあたしの顔をぐいっと
自分の顔に近づける。


だから近いっつの!!
天宮はたまになんのためらいも
なくこうやって顔を近づける。

天宮との距離数センチ。

⏰:11/02/21 23:03 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


#73 [愛華]
「ごめ……なさ…い」

「はい、いいですよ!」

天宮はにっこり笑うと
水玉のエプロンを外して
朝食を食べ始めた。







天宮はたった2週間であたしの
心をときほぐしていった。

まるで本当の家族に接するような
そんなあたたかさで。

⏰:11/02/21 23:08 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


#74 [愛華]
'






「一緒に暮らす?何言ってんの」

あたしは手当を終えたばかりの
腕をぎゅっと握りしめる。

「だって行くとこないんでしょ?ここなら部屋はありますし。
お母さんを探すのだって俺、
手伝いますから」

⏰:11/02/21 23:11 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


#75 [愛華]
何言ってんの、この男。



「…………そんなことして。
あんたになんの得があんの?」

「そんなの考えてないです」

「じゃあ、同情?」

「残念、それも違います」

「じゃあ何が目的」

「なんだと思います?」

天宮は優しく笑った。

⏰:11/02/21 23:14 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


#76 [愛華]
あたしの胸がきゅうっとなる。
しめつけられるような………


「………助けたい。だけです」


天宮はあたしをゆっくりと
同じ目線で抱きしめた。


あたしよりもずっと大人で
包みこんでくれるあたたかさ。


こんな温もりを忘れていた。
ずっと昔のどこかに置いてきて
しまっていたもの。

⏰:11/02/21 23:18 📱:840SH 🆔:RLLSXJ5o


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