Stay with me...
最新 最初 🆕
#147 [愛華]
「それでも陽向さん、勉強
できるじゃないですか。よく
俺の宿題手伝ってくれるし…」


確かにあたしは前の家にいた頃
中学校には行かずずっと家にいた
それでも勉強はしたかったので
家事の合間をぬって一人で
勉強していた。そのおかげか、
それなりに勉強はできる。


「で………でも…」

「学校行きたいでしょ……?」

⏰:11/02/27 16:23 📱:840SH 🆔:liply4fo


#148 [愛華]
学校。友達。
それはいつだってあたしの
夢で、憧れで………。




「………うん…行きたい…」



「……じゃあ行きましょう!」



あたしがそう言うと
天宮はにっと笑った。
本当に嬉しそうだなぁ……。
天宮が嬉しそうだとあたしも
嬉しくなってくるから不思議。

⏰:11/02/27 16:49 📱:840SH 🆔:liply4fo


#149 [愛華]
それにしても学校かぁ……。
なんか緊張するなぁ……
でも天宮がつくってくれた機会
を無駄にするわけにはいかない。



「天宮ありがとうね。学校にまでいかせてくれて………」

あたしは自分の制服をぎゅっと
胸に抱きながら言った。



「……半分は、俺の為なんで」

「え?」

⏰:11/02/27 16:56 📱:840SH 🆔:liply4fo


#150 [愛華]
「……昼間、さびしいでしょ!」




さびしい?誰が?

………あ、あたしか!
昼間淋しがってるあたしを
気遣ってくれたんだ……。

天宮、やっぱり優しいな。



「……うん、昼間ひとりで
寂しいんだよね。だから
学校行けて嬉しい!!」

⏰:11/02/27 17:04 📱:840SH 🆔:liply4fo


#151 [愛華]
「……………」

「…?天宮どうしたの?」

「陽向さん、わかってない…」

「え?わかってるよ!気遣って
くれたんだよね?

……………違うの?」

「いや、いいですいいです!!
さ、朝ご飯にしましょう!」


天宮は何かをふっ切るように
凄まじいスピードで朝ごはんを
作り始めた。

⏰:11/02/27 17:08 📱:840SH 🆔:liply4fo


#152 [愛華]
味噌汁のいいにおいがしてきた頃
後ろから天宮のため息と共に

「道のりは長いなぁ……」

という言葉が聞こえた。


その言葉の意味をあたしは
まだ、知らない。






学校生活が始まります。

⏰:11/02/27 17:12 📱:840SH 🆔:liply4fo


#153 [愛華]
'










「天宮!!どう、似合う?」

着るのに少し時間がかかった制服でくるっとまわって見せる。

ちょっとだけ大人になれた気分。

⏰:11/02/27 21:53 📱:840SH 🆔:liply4fo


#154 [愛華]
「うん、よく似合ってますよ」

「ちゃんと見てないじゃん〜」

「見てますって!」



焼きたてのパンをかじると
鏡の自分を見つめる。


「緊張しますか? 」

「んー特にしてないよ?」

「あれ、意外ですね…」

「だって天宮がいるもん」

⏰:11/02/27 22:05 📱:840SH 🆔:liply4fo


#155 [愛華]
そう言って振り向くと、天宮の
顔が少しだけ赤くなっていた。


「……そーゆーかわいいこと、
学校で他のやつに言わないで
くださいね」


……かわいい?
単に天宮がいると安心 って意味で言っただけなんだけど。


「天宮以外の人に言うわけ
ないじゃん、そんなこと」


「〜〜陽向さん、それどういう
つもりで言ってんですか!?」

⏰:11/02/27 22:11 📱:840SH 🆔:liply4fo


#156 [愛華]
天宮がずいっと顔を近づける。


はい、きた。この距離。
しかも後ろにはソファで
逃げられないときた。


「だから近いんだってば!
何回言ったらわかんの!?」

「………あの夜は怒んなかった
くせに………」


天宮がチッと舌うちする。
……なんかキャラ違くない?

⏰:11/02/27 22:16 📱:840SH 🆔:liply4fo


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194