Stay with me...
最新 最初 🆕
#187 [愛華]
「ふぅん……」

「家族として接したことなんか
一回もないんだけどなぁ…」


そこまで話してハッとした。
なんでこんなこと話してんだ。



「まぁ父さんは応援するよ。
愚痴りたくなったらおいで」

「もう来ないし。」


ハハハッと笑いあう。

⏰:11/03/02 15:31 📱:840SH 🆔:HjyICsOQ


#188 [愛華]
「……………母さん、元気?」


俺が静かにそう聞くと、父さんは
少し悲しそうな顔をして

「元気すぎて迷惑なくらいだよ」

と笑った。


元気すぎて迷惑って。
意味わかんないし。

でも一応笑っておいた。

⏰:11/03/02 15:36 📱:840SH 🆔:HjyICsOQ


#189 [愛華]
コーヒーが飲み終わったのと
ほぼ同時に授業終了のベルが
なったので俺は立ち上がった。


「あ、授業出るの?」

「いや、陽向さん迎えに行って帰る
明日から授業はいるわ」

「わかった。またな」

「うん」


陽向さん、どこにいんのかな…

⏰:11/03/02 15:45 📱:840SH 🆔:HjyICsOQ


#190 [愛華]
そんなことを考えながら
ドアに手をかけると、後ろから
父さんに呼び止められる。



「………滝!」

「ん?まだなんかある?」


「……陽向ちゃん、可愛いから
ボケッとしてるともってかれる
かもよ。学校には敵なんか
いくらでもいるんだからな」



「…………余計なお世話だ」

⏰:11/03/02 15:50 📱:840SH 🆔:HjyICsOQ


#191 [愛華]
ガチャン………



ドアを閉める音が響いた。


今の言葉が
あながち間違いではないような
気がしてならない。


そんな俺の不安がすぐに
当たることになるなんて


この時は知る由もなかった。

⏰:11/03/02 16:07 📱:840SH 🆔:HjyICsOQ


#192 [愛華]
'








「…………ここはどこだ…」


あっちこち見て回っていたら
校長室がどこなのか忘れて
しまった。第一、この学校
広すぎ…………。

⏰:11/03/03 19:49 📱:840SH 🆔:9/37jmN2


#193 [愛華]
教室もいくつか見たけれど、
中では当たり前のように生徒
たちが勉強していて、
あたしもそこに加われるんだって思うとなんだか嬉しかった。





「……確か2階だったっけ…」



お城にあるような螺旋状の階段をゆっくりと上がっていく。
慣れるまで時間かかりそ……。

……天宮、話終わったのかなぁ…

⏰:11/03/03 20:00 📱:840SH 🆔:9/37jmN2


#194 [愛華]
そんなことを考えながら階段を
上り終え、角を曲がると
遠くに人が座っているのが見えた


あれ?今授業中なのに……



天宮………じゃないよね。



その人は体育座りで膝に顔を
埋めていて表情が見えない。


どうやら女の子みたいだ。

⏰:11/03/03 21:23 📱:840SH 🆔:9/37jmN2


#195 [愛華]
そぉーっと近づく。
あたしには気づいてないみたい。



「……………あの……」

「んぁっ!」

「ひっ!!」


女の子はガバッと立ち上がった
と思うと、あたしに
抱き着いてきた。

その間、わずか2秒。

⏰:11/03/03 21:27 📱:840SH 🆔:9/37jmN2


#196 [愛華]
「ちょっ、なにすんですか!」


び、びっくりしたぁ!
寝ぼけてんの、このひと!?


あたしは腕を離そうとするけど
力がハンパなく強い!
全然離れないし!!


「は、離れてよ!!てゆーか…」

「見ない顔だね。転校生?」

⏰:11/03/03 21:31 📱:840SH 🆔:9/37jmN2


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194