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#368 [愛華]
居心地が良すぎて
今ある居場所に満足してしまう。


あたしのいるべき場所は
ここじゃないのに。

ここにいるべきではないのに。


あたしが今いなくなったって
天宮はいつもどおりの朝を
明日も迎えるだろう。


でもあたしは違うの。
きっと1日も生きてゆけない。

⏰:11/03/27 01:14 📱:840SH 🆔:H13WwXZw


#369 [愛華]
居場所に依存してゆく。
そんなことあってはいけない。



『天宮の家族になりたい。
お母さんが見つかるまででいい。
その後は忘れてくれて構わない』




お母さんが見つかったとき。
あたしは笑顔で天宮に
さよなら、と言えるのかな。

⏰:11/03/27 01:18 📱:840SH 🆔:H13WwXZw


#370 [愛華]
深くはいりこみすぎて
離れられなくなりは
しないだろうか。


それがあたしは怖い。




幸せを感じるたびに考えるの。





あたしは本当に

ここにいていいんだろうか……?

⏰:11/03/27 01:21 📱:840SH 🆔:H13WwXZw


#371 [愛華]
「ふわぁ〜疲れたねぇ〜」

「疲れたって………皐月はただ
写真撮られてただけじゃん」

「べつに撮られたくて撮られてたわけじゃないもーん。
みんな勝手に撮るんだもん」


午前中の応援合戦が終わり、
お昼休みに入ると、みんな
我先に、とばかりに購買や
学食になだれこむ。

あたしたちお弁当組には
関係ないことだけれど、
こうしてゆっくりお昼を
食べれるのはすごくありがたい。

⏰:11/03/28 01:17 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#372 [愛華]
「でも要君のパフォーマンス
すごいかっこよかったよ!!
いつ練習してたの?」

「俺バスケ部入ってるからさ。
部のみんなで練習してたんだ。

陽向ちゃんにそう言って
もらえると嬉しいもんだね」


そう言うと要君は微笑みながら
ちらっと天宮を見た。


「………なぜ俺を見る?」

「いや、なんとなく……」

⏰:11/03/28 01:22 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#373 [愛華]
「俺はそこまで器の
小さい男じゃない」

「何も言ってないだろ……」


……?何の話してんだろ?
天宮もパフォーマンスに
出たかったのかなぁ?


あたしは天宮のパフォーマンスを想像しながらお茶を飲もうとして
それを買い忘れていたことに
気がついた。

⏰:11/03/28 01:28 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#374 [愛華]
「………あ、お茶わすれた」

「あたしも行こうか?」

「ううん、大丈夫。急いで
買ってくるねー」


皐月の誘いを断るとあたしは
飲み物を買いに教室を出た。







「………滝、なにしてんの」

⏰:11/03/28 01:31 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#375 [愛華]
「ん?陽向さんのご飯に
ソースで落書きを……」

「………何歳だよ、お前…」


要は呆れながらそれを見つめる。

陽向ちゃんの方もたいがい素直じゃ
ないけどそれに負けないくらい
天宮も強情だからなぁ……

……ってうかあの鈍感さは
もはや罪といってもいい。

⏰:11/03/28 23:21 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#376 [愛華]
天宮に八つ当たりされる俺の
身にもなってほしいな……。


……そういえば松矢蓮。
確か同じ中学だったけど、中学
の時は彼女いたような……。

滝は周りにあまり興味がなかったから覚えてないだろうけど。



まぁ過去の話……か。


改めて心の中で滝にエールを送る要だったが、今だにソースで
落書き中の滝を見ると
やっぱりため息は隠せなかった。

⏰:11/03/28 23:30 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


#377 [愛華]







ガチャンッ


鈍い音を立ててお茶が落ちた。


………あれ。


「………やべ、しくった」

⏰:11/03/28 23:36 📱:840SH 🆔:d2TRB.q6


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