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#487 [愛華]
>>486様
ありがとうございます!!
更新がんばります!
:11/06/04 21:33
:840SH
:synHVUKs
#488 [愛華]
第8章 -欲望距離-
:11/06/04 21:35
:840SH
:synHVUKs
#489 [愛華]
きっとあたしは愛に飢えていた。
今までその温かいものを
お母さんにしかもらったことが
なかったから。
お母さんはあたしの全てで。
誰もいらない。
他のひとなんていらない。
あたしに愛をくれる
お母さんだけいればいい。
:11/06/04 21:37
:840SH
:synHVUKs
#490 [愛華]
だからびっくりしたの。
冷たく、そして硬い。
氷のようなあたしの心を
まるごと包み込んでくれて
「いなくならないで」って
言ってくれた。
涙が溢れるほどの温もりと
愛をあたしに注いでくれた。
ほんとうに、嬉しかった。
:11/06/04 21:40
:840SH
:synHVUKs
#491 [愛華]
あなたがあたしにとって
2人目の大切な人になった。
たまの意地悪や
毎日の優しさや笑顔。
全部があたしを満たしていった。
お母さんとは違う、
温かくて幸せな気持ち。
その気持ちの名前は分からない。
:11/06/04 21:44
:840SH
:synHVUKs
#492 [愛華]
分からないまま、側にいることを望み続けていた。
それは正しいことなのか
ずっと迷いながら。
側にいたいのに
もうひとりのあたしが言うの。
「あたしと天宮は家族なんかじゃない。あたしがいるべき場所はここじゃない」って。
天宮。
あたしは天宮の家族、でしょ?
そう言ってくれたよね?
:11/06/04 21:49
:840SH
:synHVUKs
#493 [愛華]
だって『家族』としてしか。
天宮の側にはいられないの。
『家族』としてでしか
天宮との繋がりは持てないの。
なら壊さないで。
まだ離れたくなんかないから
『家族』のままで……。
そうやってもうひとりの
自分に言い聞かせてきたの。
:11/06/04 21:54
:840SH
:synHVUKs
#494 [愛華]
そんなあたしの想いは今
目の前にいる天宮によって
まるでドミノが倒れるみたいに
ぱた、ぱたと
収拾がつかなくなるくらいに
崩されて…………。
:11/06/04 21:58
:840SH
:synHVUKs
#495 [愛華]
’
「…………あまみっ……」
言葉を紡ごうと唇から出した声も
天宮のそれによって塞がれた。
:11/06/04 22:00
:840SH
:synHVUKs
#496 [愛華]
なにが起こったの。
ただ気がついたら目の前に
天宮がいて………キスされた。
「………っ……ん……」
顔を背けようとしても
天宮の手によって頭も固定されて身動きがとれない。
顔が熱を帯びていくのがわかる。
天宮は今どんな顔してる?
でも目も開けられない。
:11/06/04 22:04
:840SH
:synHVUKs
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