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#92 [愛華]
「陽向さん………」
「あ……たしは……。
天宮をちゃんと心から信頼
できるように……頑張るから」
………い、言えた……。
天宮はどう思ったかな……。
チラッと天宮を見ると、天宮は
いつもの笑顔であたしを見ていた
優しくてあたたかい笑顔。
:11/02/23 15:28
:840SH
:cnjmFwTM
#93 [愛華]
「……陽向さん。ここおいで」
天宮はにっこり笑いながら
自分の膝を指さす。
「へ、ここ……って」
「こーこ!」
あたしは手をぐぃっと引っ張られ
気がつくと天宮の膝の上にいた。
「……ちょ、なにすんの!」
「はい、ぎゅー」
:11/02/23 15:31
:840SH
:cnjmFwTM
#94 [愛華]
そう言ってあたしを抱きしめる
天宮はまるでお兄ちゃん。
同じ年なんだけどなぁ……
てか何も知らないひとがこれを
見たら勘違いするような……
まぁいっか……
だって嬉しいんだもん。
あたしも同じように天宮に
ぎゅーっとした。
天宮はそれに驚いたようで
手の力が少しだけ緩む。
:11/02/23 15:39
:840SH
:cnjmFwTM
#95 [愛華]
サラサラの天宮の髪。
甘いにおい。そして
意外と広い肩幅。がっしりした手やっぱり天宮は男なんだと
実感したりする。
「……頑張らなくていいです」
「え?」
「陽向さんに信頼してもらえる
ように頑張らなきゃいけないのは俺なんですから。ね?」
「………うん。」
:11/02/23 15:47
:840SH
:cnjmFwTM
#96 [愛華]
1人の部屋は寒いけれど
2人ならあたたかい。
忘れていた幸せがここにある。
それをくれた天宮を信じたい。
天宮にも幸せを感じて欲しい。
あたしはどうすればいいかな…?
そして日曜日。
:11/02/23 20:21
:840SH
:cnjmFwTM
#97 [愛華]
「陽向さーん!起きてー!」
「……うぁーい……」
いつもの天宮の声。
あたしはいつものように鍵を開けリビングに出る。
時計を見ると、午前11時。
「陽向さん、よく寝ますね…
具合でも悪いんですか?」
「ん?大丈夫だよ」
:11/02/23 20:30
:840SH
:cnjmFwTM
#98 [愛華]
あたしは、あくびをしながら
頭をボリボリとかいた。
「ほんとですか?ちょっと
こっちむいてください」
天宮のそんな言葉とともに
次に目を開けると、目の前には
天宮の心配そうな顔。
「………ぬぉっ!!」
「あ、顔色は普通ですね。
むしろ赤い感じだし……」
「近いんだっつの!!
あんたそれ無意識なわけ!?」
:11/02/23 20:39
:840SH
:cnjmFwTM
#99 [愛華]
「?なにがですか?」
「だ、だからなんでそんなに
顔をち、かづけ………」
「なに?きこえませんよ」
そういってまた顔を近づけようとする天宮に顔が熱くなる。
このやろ〜……
ドゴッ!
「だからその癖なおせボケ!!」
:11/02/23 20:47
:840SH
:cnjmFwTM
#100 [愛華]
あたしは天宮を一発殴ると
着替えるために部屋に戻る。
後ろから天宮のクスッと笑う
声が聞こえた気がした。
ほてった顔を冷ますように
手で扇ぎながら鏡を見つめる。
今日は、天宮とお出かけです。
:11/02/23 21:11
:840SH
:cnjmFwTM
#101 [愛華]
澄み渡るような青空
あたたかい陽射し
それはあたしには眩しすぎた。
「天宮ー!!はやくはやく!」
「はいはい」
誰かと出かけるなんて
何年ぶりのことなんだろう。
あたしは久しぶりの世界に
目を輝かせていた。
:11/02/24 20:01
:840SH
:BPvwoRDc
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