*トワイライト・ゾーン*
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#191 [スピーディー]
ユ―タは勇気を得て、男の腕の中で、いっそう激しく暴れた。

向こうから、背の高い痩せた黒人が、まだ怒鳴りながら駆けつけてくる。

⏰:11/02/24 15:57 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#192 [スピーディー]
周りの見物人が増えてきたのを見て、男はユ―タを放して歩道に転倒させると、車に戻り、アクセルに足を掛けた。

⏰:11/02/24 16:00 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#193 [スピーディー]
車はくるりと向きを変えて、タイヤの軋み音をたてながら走り去っていった。

⏰:11/02/24 16:02 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#194 [スピーディー]
ユ―タは歩道から立ちあがった。

そばに寄ってきた近所の人たちの心配をよそに、ユ―タは訊いた。

「黒人の 怒鳴ってた人は?」

通りには、黒人はもういなかった。

⏰:11/02/24 16:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#195 [スピーディー]
あのとき怒鳴りながら駆けてきた黒人が、トニ―・パ―カ―だったのだ。
トニ―はあのとき、ユ―タを救ってくれたのだった。

⏰:11/02/24 16:11 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#196 [スピーディー]
母のもとへ駆けるユ―タはいまそのことに気がついた。

そして、いっそう懸命に、ホテルに向かって走りつづけた。

⏰:11/02/24 16:12 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#197 [スピーディー]
翌朝、

「朝ごはん、食べたの?」

母が口から煙草のけむりを吐き出すのといっしょに訊いた。

⏰:11/02/24 16:13 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#198 [スピーディー]
スカーフをタ―バンみたいに頭にかぶっている。
そんなふうにして髪を隠すと、母の顔は骨ばっていて、病人じみて見える。

母はドレッサーの上の灰皿で煙草をもみ消した。

⏰:11/02/24 16:15 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#199 [スピーディー]
「あ、うん、いや」

ユ―タは母の寝室に入っていきながら生返事をした。

「どっちかはっきり言いなさい」

⏰:11/02/24 16:16 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#200 [スピーディー]
鏡のほうに向き直って言った。

「そういう曖昧なお返事は大嫌いよ」

化粧をしている、鏡にうつった手も手首も、ひどく痩せ細って見えた。

⏰:11/02/24 16:18 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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