*トワイライト・ゾーン*
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#371 [スピーディ]
「ずっと昔から知ってるんだよ、ユ―タ。
そして奴もわしを知ってる。
奴にはわしのつけた印がある。

表には見えないが、印がついてりのさ。」

⏰:11/04/07 01:20 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#372 [スピーディ]
「お袋さんは独りでも大丈夫、自分の面倒は自分で見られるさ。

おまえさんは行かなければならねェんだ」

「どこへ?」

「西へだ」

トニ―は言った。

⏰:11/04/07 01:22 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#373 [スピーディ]
「こちらの東の海から、むこうの西の海まで」

「えっ?」

その厖大な距離を想って、ユ―タは茫然となった。

⏰:11/04/07 01:24 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#374 [スピーディ]
「飛行機で行ってもいいんですか」

と、トニ―に訊いてみた。

「だめだ!」

トニッ―は目をまるくして、ほとんど怒鳴らんばかりだった。

⏰:11/04/07 01:26 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#375 [スピーディ]
片手でユ―タの肩をぐいとつかむと、

「何があっても、ぜったいに空を飛んじゃいかん!
ぜったいに、だめだ!

もしも空にいるときに、テリトリーへ移動してみろ―」

⏰:11/04/07 01:28 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#376 [スピーディ]
トニ―はそれ以上言わなかった。
言う必要もなかった。

ユ―タはふっと、自分があの雲ひとつない澄んだ空を、まるでパラシュートをつけないスカイダイバ―のように、まっさかさまに墜落してゆくところを想いえがいた。

⏰:11/04/07 01:30 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#377 [スピーディ]
「歩くんだぞ」

トニ―は言った。

「ヒッチハイクをするんなら構わんが…気をつけなよ。

おまえさんを襲おうと、ホモ野郎や殺し屋が狙ってるかもしれんからな。」

⏰:11/04/07 01:32 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#378 [スピーディ]
「それもふつうの人間じゃない。 両方の世界にまたがって、あっちもこっちも見ることのできる奴らだ。

遅かれ早かれ、おまえさんがやってくることを知って、見張っているかもしれん」

⏰:11/04/07 01:33 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#379 [スピーディ]
「そいつらは― ツイナ―(分身者)?」

「ツイナ―もいれば、そうじゃない奴もいる。
とにかく、おまえさんは、むこうの海まで行くんだ。

なんならテリトリーを歩いてってもいい。
それだけ速く行けるからな。」

⏰:11/04/07 01:36 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#380 [スピーディ]
「ジュースを飲めば―」

「あれは嫌いです」

「嫌いだっていいさ」

トニ―は容赦ない。

⏰:11/04/07 01:37 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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