*トワイライト・ゾーン*
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#427 [スピーディ]
「それとか、パパがいるはずの部屋に入っていってみたら、そこにはいなかった、なんてことは」

「ないわ」

と、彼女は言ったが、なんとなく語調に力がなかった。

「ないと思うわ」

⏰:11/04/07 14:06 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#428 [スピーディ]
「ぼくだって、そんな経験をしたことあったんだよ」
「そんなとき、パパはちゃんと説明してくれたわよ」

⏰:11/04/07 14:07 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#429 [スピーディ]
「パパは、ママも知ってるように、なんでも説明するのがうまかった。

だからエ―ジェントの仕事もうまく行ってたんじゃないの」

こんどは母のほうが黙りこんだ。

⏰:11/04/07 14:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#430 [スピーディ]
「パパがどこへ行ってたのか、ぼくは知ってるんだよ」

ユ―タは言った。

「ぼくも行ってきたんだ。 今朝、むこうへ行ったんだよ。

そしてもう1回行けば、ママの命を助けることができるんだよ」

⏰:11/04/07 14:10 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#431 [スピーディ]
「わたしの命はあなたに助けてもらう必要なんかないわ。

だれにも助けてもらう必要はないわよ」

ユ―タはなにごとか呟いた。

⏰:11/04/07 14:12 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#432 [スピーディ]
「なんて言ったの?」

「そんなことはないよ、って言ったんだ」

そして、母の目を見返した。

⏰:11/04/07 14:12 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#433 [スピーディ]
「だったら、どんなふうにわたしの命を助けてくれるのか訊きたいわね」

「答えられないよ。 いまはまだよくわからないんだ。

ママ、ぼくはいまのところ学校に行ってないんだから…だから、いいでしょう?

1週間かそこらだと思うよ」

⏰:11/04/07 14:14 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#434 [スピーディ]
またも母の眉が上がった。

「もうすこし長いかもしれないけど」

と、ユ―タは認めた。

⏰:11/04/07 14:15 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#435 [スピーディ]
「あなた、頭がおかしくなってるんだわ、きっと」

そうは言ったものの、そこには彼を信じたいという気持の動きがあらわれていた。

⏰:11/04/07 14:16 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#436 [スピーディ]
そしてつぎの言葉がそのことを証明した。

「もしも ―もしも、わたしまで頭がおかしくなってあなたを行かせる気になったとしても、危険なことはぜったいにないという保証がなければだめよ」

⏰:11/04/07 14:18 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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