*トワイライト・ゾーン*
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#451 [スピーディ]
そっと離れ、母の目がユ―タの顔にもどって焦点を結んだ。
「気をつけてね」
「だいすきだよ」
「そんなセリフはなしよ」
ちょっと顔をほころばせた。
:11/04/07 14:40
:SH07B
:☆☆☆
#452 [スピーディ]
「行きなさい、ユ―タ、わたしの気が変わらないうちに」
「それじゃ」
くるりと背を向け、玄関の取っ手に手をかけた。
頭をきゅっと締め付けられているような気がした。
:11/04/07 14:42
:SH07B
:☆☆☆
#453 [スピーディ]
ユ―タはふと荷物を忘れるところだと思いだし、自分の部屋に戻りナップサックを肩にかけた。
「忘れもの?」
リビングから母のあきれた笑い声が聞こえた。
「うん」
ユ―タはそう言いながら、メモ用紙に、ホテル備えつけのエンピツで、母に言いたい言葉を3つ書きつけた。
:11/04/07 14:49
:SH07B
:☆☆☆
#454 [スピーディ]
<Font Color=Pink>ありがとう 愛してるよ かならず帰るからね </Font>
:11/04/07 14:51
:SH07B
:☆☆☆
#455 [スピーディ]
ユ―タはウォーク通りを歩いて行きながら、どこで "フリップ(跳躍)" したらいいのだろうかと考えていた。
"フリップ(跳躍)" という言葉がぴったりだという気がした。
:11/04/07 14:57
:SH07B
:☆☆☆
#456 [スピーディ]
いずれにしろテリトリーにフリップする前に、もういちどトニ―に会いたいと思った。
もういっぺんトニ―と話してみなければ、いったいどこへ行って、だれと会って、何を探すのか、まるで漠然としすぎているのだ。
:11/04/07 14:59
:SH07B
:☆☆☆
#457 [スピーディ]
『…水晶体のようなもの』
と、トニ―は言ったが、トワイライト・ゾーンについてのヒントはたったそれだけなのだろうか。
:11/04/07 15:00
:SH07B
:☆☆☆
#458 [スピーディ]
ゾーンというくらいだから何か空間のようなものだと思ったが、どうやら物のようだった。
それと 『取り落としたらオジャンだ』
ということも言っていたが。
:11/04/07 15:01
:SH07B
:☆☆☆
#459 [スピーディ]
あまりにわからないことだらけで、ユ―タは不安でしかたがない心境だった。
それと同時に、この場ですぐにでも 魔法のジュースでフリップできるのだと思うと、やりたくてしかたがなかった。
:11/04/07 15:04
:SH07B
:☆☆☆
#460 [スピーディ]
もういちどあのテリトリーを見たい、というやむにやまれぬ憧れのようなものが衝きあげてくる。
あの澄んだ空気をもういちど呼吸したい、と思った。
:11/04/07 15:06
:SH07B
:☆☆☆
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