*トワイライト・ゾーン*
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#462 [スピーディ]
「いよいよ行くんだな」
トニ―はユ―タを見上げて、にっこりした。
「支度もできてるようだな。 お別れはいってきたかい?
おまえさんが当分帰ってこないことを、お袋さんは知ってるんだな?」
:11/04/07 15:14
:SH07B
:☆☆☆
#463 [スピーディ]
ユ―タがうなずくと、トニ―はサンドイッチを差し出した。
「お腹はすいてないかい? わしには多すぎるんでね」
なにも食べずに出てきたユ―タはありがたくほおばった。
:11/04/07 15:16
:SH07B
:☆☆☆
#464 [スピーディ]
「あなたに会って、さよならをいいたかったんです」
「ユ―タが出かける、旅に出る」
トニ―は長い顔を傾けて、歌うように言った。
:11/04/07 15:17
:SH07B
:☆☆☆
#465 [スピーディ]
「さあ、少年の旅立ちだ」
「トニ―?」
「おまえさんに渡すものを持ってきたんだよ。
この紙袋に入ってるけど、見てみるかい?」
「トニ―?」
:11/04/07 15:19
:SH07B
:☆☆☆
#466 [スピーディ]
トニ―はユ―タを見あげた。
「父がぼくのことを "風来ユ―タ" と呼んでいたことを、知ったんですか?」
:11/04/07 15:20
:SH07B
:☆☆☆
#467 [スピーディ]
「たぶん、どこかで聞いたかな」
トニ―はニヤリとした。
「さあ、わしが持ってきたものを見てみな。
それから、まずどこへ行ったらいいのか、それも話しておかんとな」
:11/04/07 15:52
:SH07B
:☆☆☆
#468 [スピーディ]
ユ―タはほっとして、トニ―が座っている木のそばへ近寄っていった。
老黒人は、紙袋をそばに引き寄せた。
「そら、クリスマスのプレゼントだ」
:11/04/07 15:54
:SH07B
:☆☆☆
#469 [スピーディ]
そう言って、なかから古くて擦りきれたペーパーバックの本を取りだした。
それは昔の道路地図だった。
「ありがとう」
ユ―タはトニ―の手から本かを受けとった。
:11/04/07 15:57
:SH07B
:☆☆☆
#470 [スピーディ]
「むこうには地図というやつがないからな。 こいつでできるかぎり確かめながら行くといい」
「オ―ケイ」
ユ―タはナップサックを肩からおろして、大判のペーパーバック本をつっこんだ。
:11/04/07 15:58
:SH07B
:☆☆☆
#471 [スピーディ]
「それからこいつは、この荷物袋んなかに入れちゃいかんぜ」
せう言うと、作業シャツの左ポケットに指をつっこんで、三角形の白い物をつまみだした。
:11/04/07 16:00
:SH07B
:☆☆☆
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