*トワイライト・ゾーン*
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#551 [スピーディ]
「お願いと言うたびに、むちの回数がふえるぞ」

隊長がどなると、男たちがまた笑った。

⏰:11/04/09 00:37 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#552 [スピーディ]
隊長はほこりをかぶった木造家具が置いてある無人の部屋に、少年を引き入れた。

そこでやっと、ユ―タの腕を放した。

⏰:11/04/09 00:38 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#553 [スピーディ]
「あいつらは 奴の部下だ」
とささやく。

「あいつらには柔和さのかけらもない。

ただ奪い取ることしか知らない。

あいつらが欲しているのは富と、それに―」

⏰:11/04/09 00:40 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#554 [スピーディ]
その先を言う気がしないのか、それとも言えないのか、目をつり上げて宙を睨んだ。

それからまた、少年に目をもどす。

⏰:11/04/09 00:41 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#555 [スピーディ]
「ゆっくり説明しているひまはないが、宮殿内には奴の部下たちがまだ気づいていない秘密が2、3あるんだ」

そう言って、色あせた板壁のほうに顎をしゃくって見せた。

⏰:11/04/09 00:43 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#556 [スピーディ]
隊長が、ほこりっぽい板の端にむき出しのままになっている茶色い鋲の頭のうちの2つを押したとき、ユ―タには彼の言った意味がわかった。

壁が内側に動き、せいぜい棺桶を立てたていどの高さの、狭く暗い通路が現れたのだ。

⏰:11/04/09 00:45 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#557 [スピーディ]
「女王のお姿はちらりとしか見ることができないだろうが、それでも充分だろう。

どっちみちそれが精いっぱいだ」

⏰:11/04/09 00:47 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#558 [スピーディ]
ユ―タは無言で促されて、通路内に足を踏み入れた。

「よしと言うまでまっすぐ進め」

隊長はささやいた。

⏰:11/04/09 00:58 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#559 [スピーディ]
通路は右へ左へ曲りくねり、ところどころで、隠し扉のすきまとか、頭上につけられている窓から漏れる、かすかな光に照らされていた。

「よし」

隊長が言った。

⏰:11/04/09 00:59 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#560 [スピーディ]
「ここでおまえを抱き上げてやる。

腕を上げろ」

「ほんとに見えるんですか?」

「やってみるばわかる」

⏰:11/04/09 01:00 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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