*トワイライト・ゾーン*
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#141 [スピーディー]
「じゃ、アフリカじゃないんですね?」

「さあ、どうだかな。 そうだともいえる。

ただ、わしは自分で名前をつけてんのさ、

"テリトリー" ってな 」

⏰:11/02/23 23:51 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#142 [スピーディー]
ユ―タは写真に目をもどした。

草のなびく広びろとした平原、茶色の低い山並。
"テリトリー"

そうだ、それに違いない。

⏰:11/02/23 23:53 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#143 [スピーディー]
「"テリトリー"か」

ユ―タはその名をゆっくりと味わうように口にした。

「そこの空気は、お金持の地下倉に眠っている極上のワインみてェだ。

雨もしずか―に降る。

それが" テリトリー "さ」

⏰:11/02/23 23:56 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#144 [スピーディー]
「行ったことがあるんですか」

ユ―タはなんとしてもその答えを聞きたいと思った。

だが、トニ―はそれには答えなかった。

⏰:11/02/23 23:58 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#145 [スピーディー]
トニ―は微笑した

「じつは、わしはこのアメリカから外に出たことないんだよ、風来ユ―タ。
戦争中もな。」

⏰:11/02/24 00:01 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#146 [スピーディー]
「だったら、どうしてその……テリトリーのことを知ってるんです?」

テリトリーという名が、少しずつユ―タの口になじんできた。

⏰:11/02/24 00:04 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#147 [スピーディー]
「わしみたいなものは、いろんな話を耳にするのさ。

首が2つあるオウムの話とか、翼をもっていてそれで飛ぶことのできる人間とか、狼に変身する人とか、女王の話とか。」

⏰:11/02/24 00:08 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#148 [スピーディー]
天使と狼男

「狼男の話なら、ぼくも聞いたことありますよ」

ユ―タは言った。

「マンガにだってあります。 でも、あんなものは作り話だから」

⏰:11/02/24 00:11 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#149 [スピーディー]
「そうかもしれん。

けど、ある人がハツカダイコンを畑から引っこ抜くと、半マイルも離れたところにいる人が、その匂いを嗅ぐことができる、なんて話もある―

空気がきれいで澄んでるからさ 」

⏰:11/02/24 00:13 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#150 [スピーディー]
「でも、天使は…」

「翼をもった人間さ」

「じゃ女王って…」

「病気の女王な 」

⏰:11/02/24 00:16 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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