*トワイライト・ゾーン*
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#422 [スピーディ]
「わかってるでしょう―想像はついてるはずだよ。
ぼくがなんの話をしてるのか、パパだったらよくわかったはずなんだから」
母の頬が赤らんだ。 口をきゅっと結ぶ。

⏰:11/04/07 13:58 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#423 [スピーディ]
「その手は卑怯だわよ、ユ―タ。 パパならわかっただろうなんてことを口実に持ち出すのは」

「わかっただろう、じゃなくて、パパはほんとうに知ってたんだよ」

⏰:11/04/07 13:59 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#424 [スピーディ]
「よくいうわね」

ユ―タはくりかえした。
「ママの命を助けたいんだ。 そのために遠くまで行って、ある物を取ってこなけりゃならないんだよ」

⏰:11/04/07 14:01 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#425 [スピーディ]
「わたしの言うこと聞いてるの?」

母がいまにも怒鳴りだしそうな気配になってくる。

(パパもぼくのことをトニ―と同じ呼び方で風来ユ―タと呼んでたんだ)

と、あらためて考える。

⏰:11/04/07 14:03 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#426 [スピーディ]
「ユ―タ ―」

「ママ、どきどきパパは、たしかに町にいたはずなのに、なんだか遠いところから帰ってきたみたいな感じがしたことなかった?」

母は眉をつりあげた。

⏰:11/04/07 14:04 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#427 [スピーディ]
「それとか、パパがいるはずの部屋に入っていってみたら、そこにはいなかった、なんてことは」

「ないわ」

と、彼女は言ったが、なんとなく語調に力がなかった。

「ないと思うわ」

⏰:11/04/07 14:06 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#428 [スピーディ]
「ぼくだって、そんな経験をしたことあったんだよ」
「そんなとき、パパはちゃんと説明してくれたわよ」

⏰:11/04/07 14:07 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#429 [スピーディ]
「パパは、ママも知ってるように、なんでも説明するのがうまかった。

だからエ―ジェントの仕事もうまく行ってたんじゃないの」

こんどは母のほうが黙りこんだ。

⏰:11/04/07 14:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#430 [スピーディ]
「パパがどこへ行ってたのか、ぼくは知ってるんだよ」

ユ―タは言った。

「ぼくも行ってきたんだ。 今朝、むこうへ行ったんだよ。

そしてもう1回行けば、ママの命を助けることができるんだよ」

⏰:11/04/07 14:10 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#431 [スピーディ]
「わたしの命はあなたに助けてもらう必要なんかないわ。

だれにも助けてもらう必要はないわよ」

ユ―タはなにごとか呟いた。

⏰:11/04/07 14:12 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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