*トワイライト・ゾーン*
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#442 [スピーディ]
(きっとむこうの女王が知ってることが、いきらかママにも伝わるんだ。
だからこんなに簡単に、承知する気持になれたんだよ)
「ぼくだってそうなんだよ。
それでいいんだ」
:11/04/07 14:26
:SH07B
:☆☆☆
#443 [スピーディ]
「だって…わたしが何を言っても、あなたは行くというんだから…」
「そうだよ」
「…だったら、何を言ってもしかたがないわね」
:11/04/07 14:28
:SH07B
:☆☆☆
#444 [スピーディ]
母はきっとユ―タの顔を見据えた。
「でも、できるだけ早く帰ってきてね。
いますぐ出かけるわけじゃないんでしょう?」
:11/04/07 14:29
:SH07B
:☆☆☆
#445 [スピーディ]
「いや」
ユ―タは深く息を吸いこんだ。
「いますぐ行くんだよ。 できるかぎり早く」
:11/04/07 14:30
:SH07B
:☆☆☆
#446 [スピーディ]
「しかたがないわね、あなたは 海堂ジュンノスケの息子なんだから。
べつに女の子ができたわけじゃないわね…?」
と、つくづくユ―タの顔を見て、
:11/04/07 14:32
:SH07B
:☆☆☆
#447 [スピーディ]
「女の子じゃないわ。 そうよね。
わたしの命を救ってくれるのよね。
じゃあ行きなさい」
かぶりを振った。
その目にキラリと光るものがあった。
:11/04/07 14:34
:SH07B
:☆☆☆
#448 [スピーディ]
「行くのなら、行っていいわ。
明日、連絡ちょうだい」
「できたらね」
ユ―タは立ちあがった。
:11/04/07 14:35
:SH07B
:☆☆☆
#449 [スピーディ]
「できたら。
そう、もちろんだわ。ごめんなさいね」
母は目を伏せたが、その目は焦点がさだまらず、何も見ていなかった。
:11/04/07 14:36
:SH07B
:☆☆☆
#450 [スピーディ]
ユ―タは母の肩をそっと抱き寄せた。
母のほうはそれにたいして、できるだけ明るい表情をつくってみせた。
:11/04/07 14:38
:SH07B
:☆☆☆
#451 [スピーディ]
そっと離れ、母の目がユ―タの顔にもどって焦点を結んだ。
「気をつけてね」
「だいすきだよ」
「そんなセリフはなしよ」
ちょっと顔をほころばせた。
:11/04/07 14:40
:SH07B
:☆☆☆
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