*トワイライト・ゾーン*
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#611 [スピーディ]
二人は物陰に身を潜めた。
その隙間から長靴をはいた足が歩いてくるのが見えた。
5足。兵隊用の長靴だ。
:11/04/16 11:54
:SH07B
:☆☆☆
#612 [スピーディ]
話の中で、1人の声がはっきり聞きとれた。
「…奴に息子がいたとは知らなかったな」
「蛙の子はしょせん蛙さ ―よ―く覚えとけよ、サイモン」
:11/04/16 11:56
:SH07B
:☆☆☆
#613 [スピーディ]
下品な笑い声がどっと起った。
学校で上級生たちが時たまあげるのと似た笑いだった。
:11/04/16 11:57
:SH07B
:☆☆☆
#614 [スピーディ]
内容は聞きとれないが、嘲るような声音があって、またもやどっと笑いながら、通り過ぎていった。
見ると、隊長は歯ぐきのあたりまで剥き出しにし、睨みつけていた。
:11/04/16 12:00
:SH07B
:☆☆☆
#615 [スピーディ]
「いまのを聞いただろう?」
隊長が言った。
「―急がなければ」
彼はユ―タをつかんで揺さぶりかねない気配を見せた。
:11/04/16 12:01
:SH07B
:☆☆☆
#616 [スピーディ]
「さあ早く。ジェイスンのために―」
「だれですって?」
ユ―タがぽかんとして聞き返したが、隊長はすでにユ―タを外に押し出して、荒々しく左のほうへ引っ張った。
:11/04/16 12:03
:SH07B
:☆☆☆
#617 [スピーディ]
「さっきとは違う通り道ですね」
「さっきの奴らのそばを通りたくないんでな」
隊長がささやき返す。
:11/04/16 12:05
:SH07B
:☆☆☆
#618 [スピーディ]
「あいつらはナオト卿の部下なのだ。 背の高い男を見たか?
向こうが透けて見えるくらい痩せ細っている奴だ」
「ええ」
笑みを浮かべながらも、目が笑っていなかった男のことを、ユ―タは思い出した。
:11/04/16 12:06
:SH07B
:☆☆☆
#619 [スピーディ]
ほかの連中とは違って、あの痩せた男には険しさがあった。
狂気じみた顔、それに―どこか見覚えのある顔だった。
:11/04/16 12:21
:SH07B
:☆☆☆
#620 [スピーディ]
「あれがオズモンドだ」
隊長がユ―タを右方向へ引っぱりながら、言った。
と、曲がりかどを曲がろうとした瞬間、
「隊長」
背後から声がした。
:11/04/16 12:22
:SH07B
:☆☆☆
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