*トワイライト・ゾーン*
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#622 [スピーディ]
「紹介してもらえるだろうな、おまえの…その…息子に」
隊長は振り向きながら、ユ―タにもいっしょに向きを変えさせた。
:11/04/16 12:25
:SH07B
:☆☆☆
#623 [スピーディ]
目の前には、ガイコツのような男が立っていた。
隊長がさっきあれほど恐れていた男―オズモンドだった。
:11/04/16 12:26
:SH07B
:☆☆☆
#624 [スピーディ]
陰気な濃い灰色の目でこちらをじっと見ている。
その目の奥深くに、人を不安にさせるものが沈んでいるのを、ユ―タは感じとった。
:11/04/16 12:28
:SH07B
:☆☆☆
#625 [スピーディ]
そして突如、鋭く突き刺さってくるような恐怖をおぼえた。
(この男は狂っている)
:11/04/16 12:29
:SH07B
:☆☆☆
#626 [スピーディ]
―それはユ―タの念頭にごく自然にわき起った直感だった。
(こいつは完全に狂ってるんだ)
オズモンドは二人のほうへ2歩だけ近づいた。
:11/04/16 12:31
:SH07B
:☆☆☆
#627 [スピーディ]
左手に、牛追い鞭の生皮でくるんだ柄を握っている。
柄の先はわずかに細まって、黒いしなやかな腱へとつづき、それが男の肩に三重に巻きついている。
:11/04/16 12:32
:SH07B
:☆☆☆
#628 [スピーディ]
鞭の中軸はガラガラヘビくらいの太さがある。
その先端は十数本のさらに細い枝に分れていて、その枝の一本一本が生皮で編んだ細い鞭であり、
しかもその先端には、光る金属の爪がついていた。
:11/04/16 12:35
:SH07B
:☆☆☆
#629 [スピーディ]
オズモンドが柄を引っぱると、肩に巻きついていた鞭がシュッと音をたててはずれた。
彼が柄を振ると、金属の爪のついた生皮の鞭が、もだえるように動く。
:11/04/16 12:37
:SH07B
:☆☆☆
#630 [スピーディ]
「おまえの息子か?」
と、くり返して、オズモンドはさらに一歩二人に近づいた。
:11/04/16 12:37
:SH07B
:☆☆☆
#631 [スピーディ]
そのとき突然、この男になぜ見覚えがあったかを、ユ―タは理解した。
誘拐されそうになったあの日―あのときのベンツに乗った二人のうちの白いス―ツの男は、オズモンドだったのではないか。
たぶんそうだったのに違いない、とユ―タは思った。
:11/04/16 12:40
:SH07B
:☆☆☆
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