*Sky*
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#1 [スピーディー]
男ですが、あえて女性目線で描いてみました。
そこのところを楽しんでいただければ。
ジャンルは異なりますが、同時進行で描いてる「トワイライト・ゾーン」も熱が入っていますので。
>>2 感想板
:11/02/25 23:10
:SH07B
:☆☆☆
#2 [スピーディー]
:11/02/25 23:11
:SH07B
:☆☆☆
#3 [スピーディー]
1章 はじまり
2章 迷いと秘密
3章 さまよい
4章 永遠の真実
:11/02/25 23:16
:SH07B
:☆☆☆
#4 [スピーディー]
第1章 はじまり
:11/02/25 23:17
:SH07B
:☆☆☆
#5 [スピーディー]
その日は本当によく晴れていた…
真っ青な空に真っ白な雲が綺麗で…
まさか自分がこんなことになるなんて想像もしてなかったんだ…。
:11/02/25 23:19
:SH07B
:☆☆☆
#6 [スピーディー]
「 マイ〜! ゴメン、アタシ今日彼氏と帰ることになっちゃった〜 」
「 えぇ〜っ! さみしいっ 」
「絶対、埋め合わせするから! ね? 」
と、マイの頭を撫でる亜美。
:11/02/25 23:22
:SH07B
:☆☆☆
#7 [スピーディー]
「しょうがないなぁ
また明日ねっ バイバイ」
彼氏と手を繋いで、両手を上げ、手を降る亜美はとても幸せそうだった。 」
:11/02/25 23:25
:SH07B
:☆☆☆
#8 [スピーディー]
この日はなぜだかすぐに帰る気がしなくて、マイは自分の席に腰かけた…。
この時、すぐに帰らなかったことをしばらくして後悔することになる…。
:11/02/25 23:27
:SH07B
:☆☆☆
#9 [スピーディー]
亜美とは自分が高校に転校して最初に仲良くなった。
転入後、1人でいるマイに話しかけたのが亜美だった。
:11/02/25 23:29
:SH07B
:☆☆☆
#10 [スピーディー]
今のマイにとって、亜美は大切な親友。
転校してくるまでは、彼氏がいたが遠距離ということもあり別れたので今はいない。
その彼は、たいして好きじゃなかったけど、「 好きだ 」ってしつこいので付き合った。
:11/02/25 23:31
:SH07B
:☆☆☆
#11 [スピーディー]
くだらないことでケンカして仲直りして…。
そんなことを繰り返していたが、結局別れた。
:11/02/25 23:33
:SH07B
:☆☆☆
#12 [スピーディー]
初めて彼氏ができたのは中学1年の夏。
相手は同学年の男の子。
何もかもが初めてで、毎日ドキドキしていた。
子供ながらにも、一生懸命、恋愛した。
:11/02/25 23:35
:SH07B
:☆☆☆
#13 [スピーディー]
この子とは1年半ほど続いたが、お互いどんどん冷めていって…最後は自然消滅だった。
その後も何回か恋をしてきた。
:11/02/25 23:37
:SH07B
:☆☆☆
#14 [スピーディー]
よくテレビドラマで見るような…熱い恋愛じゃなかったけど…。
人並みに恋をして今まで生きてきた。
きっとこの先も、こんな感じなんだろうなと…この頃は思ってたんだ…。
:11/02/25 23:39
:SH07B
:☆☆☆
#15 [スピーディー]
「帰ろうかなぁ」
マイは立ち上がり大きく伸びをした。
あんなに晴れていた青い空は、今にも雨が降り出しそうな天気に変わっていた。
:11/02/25 23:40
:SH07B
:☆☆☆
#16 [スピーディー]
学校からマイの家までは歩いて20分といったところで、ゆっくり歩いても30分もあれば帰れる。
:11/02/25 23:41
:SH07B
:☆☆☆
#17 [スピーディー]
校門を出て10分くらい経っただろうか。
いつもの道をトボトボ歩いていると、マイの横に黒いワゴン車が停まった。
:11/02/25 23:43
:SH07B
:☆☆☆
#18 [スピーディー]
今思えば車のナンバーとかを見ておけばよかったと心から思う…。
こわっ…。
はやく帰ろう。
マイは怖くなって、早歩きをした。
:11/02/25 23:45
:SH07B
:☆☆☆
#19 [スピーディー]
―ガラガラッ―
ドアが開き、その瞬間…。
―ドカッ―
ものすごい鈍い音。
頭に走る激痛…。
:11/02/25 23:46
:SH07B
:☆☆☆
#20 [スピーディー]
思わずしゃがみこんだマイの体を、抱え込み、車に連れ込む若い男。
痛みと衝撃で、マイは全身の力が抜けてしまった。
:11/02/25 23:47
:SH07B
:☆☆☆
#21 [スピーディー]
車の中には3人の男がいた。
タバコ臭い、汚い車内…。
頭の痛さと、これから起こるであろう恐怖に、マイは震えが止まらなかった…。
:11/02/25 23:49
:SH07B
:☆☆☆
#22 [スピーディー]
腕をバンザイの形で押さえられ、閉じた足を力強く開こうとする男…。
抵抗しようにも、体に力が入らない。
手足がガクガクと震えている。
:11/02/25 23:50
:SH07B
:☆☆☆
#23 [スピーディー]
「やめて…。」
やっと出た言葉…。
「やめないよぉ〜」
その時、男のニタァっとした笑い顔は…きっと一生、忘れることはない…。
:11/02/25 23:52
:SH07B
:☆☆☆
#24 [スピーディー]
怖くて…怖くて…ただただ早く終わることを願った。
頭はまだズキズキ痛み、押さえられた手首が痛い。
:11/02/25 23:57
:SH07B
:☆☆☆
#25 [スピーディー]
涙がとめどなく溢れてくる…。
マイの上で腰を振る若い男。
「はぁはぁ」
「声、出してよ」
男のタバコ臭い息がマイの顔にかかった。
:11/02/25 23:59
:SH07B
:☆☆☆
#26 [スピーディー]
早く…早く…。
マイはまぶたをぎゅっと閉じて、これは "夢" だとひたすら思い込もうとした…。
:11/02/26 00:01
:SH07B
:☆☆☆
#27 [スピーディー]
それからどれくらい経ったかわからない。
気付いたら車は走っていた。
涙で濡れたぐしゃぐしゃな顔。
汚れた制服。
足首にぶらさがっているパンツ…痛い体。
:11/02/26 00:02
:SH07B
:☆☆☆
#28 [スピーディー]
男たちは適当な道路に車を停めると、マイを引きずり降ろして鞄を投げつけた。
鞄はドンッとマイの体にぶつかった。
:11/02/26 00:03
:SH07B
:☆☆☆
#29 [スピーディー]
本当は文句を言いたかったけど、その時のマイはそんな気力もなくて…その場にペタンと座りこんだ…。
:11/02/26 00:05
:SH07B
:☆☆☆
#30 [スピーディー]
「ごちそぉ〜さん」
「気持ちよかったよぉ」
「処女じゃねんだからいいだろっ!」
「ハハハッ!!」
男たちの笑い声が、だんだん遠くなっていった…。
:11/02/26 00:06
:SH07B
:☆☆☆
#31 [スピーディー]
男たちがいなくなっても、マイの耳には、あいつらの笑い声が響いた…。
すごく…すごく…耳障りな声。
:11/02/26 00:07
:SH07B
:☆☆☆
#32 [スピーディー]
『処女じゃねんだからいいだろ』
その言葉が耳から離れない…。
処女でも処女じゃなくても…そんなの関係ないよ。
悔しい…。悔しいよ。
:11/02/26 00:09
:SH07B
:☆☆☆
#33 [スピーディー]
座りこんだコンクリートが…とても冷たかった。
「大丈夫…?」
:11/02/26 00:10
:SH07B
:☆☆☆
#34 [スピーディー]
その声にハッとして振り返ると、白のタンクトップにダボダボのズボンを履いた、色白い男が立っていた。
何かされる??
:11/02/26 00:13
:SH07B
:☆☆☆
#35 [スピーディー]
その時は、そんな恐怖すら覚えた。
その目はマイのぐしゃぐしゃな顔や汚れた制服をまっすぐ見つめていた。
:11/02/26 00:14
:SH07B
:☆☆☆
#36 [スピーディー]
やめて…。
こんな姿、見ないで…。
また涙が溢れてきた。
彼は、頭をかいて少し待っててと側の茂みにマイを隠し、走り去っていった。
:11/02/26 00:16
:SH07B
:☆☆☆
#37 [スピーディー]
マイは、全く意味がわからないまま…茂みにうずくまりまた泣きそうになった。
…10分経ったか、帰りたくても下着姿じゃ帰れない…どうしよう…
:11/02/26 00:18
:SH07B
:☆☆☆
#38 [スピーディー]
すると、彼が走って戻ってきた。
マイが見上げた彼は、息を切らしながら言った。
「とりあえず、着たほうがいいよ…」
その差し出す手には長いジャ―ジが握られていた。
:11/02/26 00:21
:SH07B
:☆☆☆
#39 [スピーディー]
「…これ…」
マイは訊いた。
「そこの商店街で適当に買ってきた。 気にしないで」
それが…慎との出会いだった…。
:11/02/26 00:23
:SH07B
:☆☆☆
#40 [スピーディー]
彼は何も言わず、マイを目の前にある公園に座らせた。
マイは彼がわざわざ買ってきてくれたジャ―ジに袖を通した。
:11/02/26 00:26
:SH07B
:☆☆☆
#41 [スピーディー]
ショックで震えがいまだにおさまらず、ガタガタ震えているマイ。
「ん。」
彼は、マイに温かい紅茶を手渡した。
「これ飲みなよ、一緒に適当に買ってきた」
:11/02/26 00:28
:SH07B
:☆☆☆
#42 [スピーディー]
マイは黙ってそれを受け取り、手のひらでぎゅっと握った。
あたりはもう真っ暗で、街灯の光が眩しく感じられた…。
:11/02/26 00:31
:SH07B
:☆☆☆
#43 [スピーディー]
彼はマイの座っている場所から少し距離を置き、静かに腰かけた。
温かい紅茶を口にするとやっと落ち着いてきて、震えが止まった…。
:11/02/26 00:32
:SH07B
:☆☆☆
#44 [スピーディー]
冷静になってくると、今度は体がズキズキと傷んだ…。
でも体より…心のほうが何倍も何倍も傷んだ…。
:11/02/26 00:33
:SH07B
:☆☆☆
#45 [スピーディー]
「こんな姿見られて恥ずかしいなぁ」
マイは笑った。
無理して作った笑顔で…精一杯の笑顔で…言った。
:11/02/26 00:35
:SH07B
:☆☆☆
#46 [スピーディー]
彼はとても悲しい顔をして、
「無理して笑わなくていいんだよ」
と言った。
その言葉で、マイは張り詰めていた糸が切れたのか、子供のように泣いた。
:11/02/26 00:36
:SH07B
:☆☆☆
#47 [スピーディー]
泣いて泣いて涙が枯れるんじゃないかってくらい泣いた。
彼は何も言わずにずっと横にいてくれた。
しばらくすると涙も止まり、少しだけ気持ちがスッキリした。
:11/02/26 00:38
:SH07B
:☆☆☆
#48 [スピーディー]
彼は何も聞いてこなかった。
聞かなくても、マイの姿を見れば…何があったかなんてわかっただろうけど…。
:11/02/26 00:39
:SH07B
:☆☆☆
#49 [スピーディー]
マイは彼に、今日あったことを自ら話し出した…。
彼なら聞いてくれる…。
そんなふうに思ったんだ。
マイは気持ちを落ち着かせて、少しずつ少しずつ…話し出した。
:11/02/26 00:40
:SH07B
:☆☆☆
#50 [スピーディー]
彼は肩をプルプル震わせて、「辛かったね」 と小さく呟いた。
空を見上げた彼の目から涙が流れていた…。
:11/02/26 00:42
:SH07B
:☆☆☆
#51 [スピーディー]
マイのために泣いてくれるの…?
その涙に…マイは救われたんだよ…。
ありがとう…。
:11/02/26 00:43
:SH07B
:☆☆☆
#52 [スピーディー]
「送るよ…」
しばらく黙ったままだったマイに、彼が言った。
「ありがとう」
1人で帰りたくなくて、マイは彼の好意に甘えた。
:11/02/26 18:09
:SH07B
:☆☆☆
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