AM2:00
最新 最初 🆕
#1 [me]
 
 初心者ですが

 がんばります。
 

⏰:11/08/27 05:16 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#2 [me]
 


 すべてはその時から。


 

⏰:11/08/27 05:18 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#3 [me]
 

わたし 美月(みつき) には、1つ下の弟 洋太(ようた) がいる。


特別仲が良いわけでもなく、悪くもなく・・・

普通の姉弟


・・・だった

その時までは。
 

⏰:11/08/27 05:22 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#4 [me]
 
AM2:00


‐コンコン


「はぁい」


ガチャ


部屋に入ってきたのは洋太。
 

⏰:11/08/27 05:25 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#5 [me]
 

「美月、借りてたCD返す」


「あ。じゃあそこの棚にしまっておいて」


「ん。さんきゅーな

・・・って、何この甘いにおい?」


「え?あぁ、アロマキャンドル!試してるの」
 

⏰:11/08/27 05:30 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#6 [me]
 


洋太が嫌そうに鼻をつまむ。



「なによ〜。いい匂いでしょーよ」


「・・・甘ったるい」



けっ。

洋太にはアロマの良さなんてわかりませんよーだ。
 

⏰:11/08/27 05:32 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#7 [me]
 

「ふん。はやく寝ろっ」


「言われなくても寝るよ」


と、洋太がドアノブに手をかける。


「・・・あ、そだ」


もぞもぞとポケットに手をつっこむ洋太。

 

⏰:11/08/27 05:35 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#8 [me]
 

「?何よ」


「これ」


ぱっと取り出したのは

白いフリフリの

わたしのパンツ。

 

⏰:11/08/27 05:36 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#9 [me]
 

「っきゃぁぁ!!///」


いそいで取り上げる。


「また洗濯物にまじってた」


〜〜っもう///

おかあさんってば!///

 

⏰:11/08/27 05:38 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#10 [me]
 

「て、ていうか、毎回毎回平然とポケットにつっこんで持ってくるって、どうなのよ」


「え、どうって・・・美月に色気がないんじゃ」


「おだまりっ」


「ハハッ、うそうそ。

俺はその白いフリフリ、好きだよ?」

 

⏰:11/08/27 05:39 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#11 [me]
 


・・・は?



「あぁ、でもこの前の黒は俺の好みじゃないけど」



・・・な・・・ななな///

 

⏰:11/08/27 05:41 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#12 [me]
 

「ばっか・・・///

何いってんの!このへんたい!///」


ぱしんと洋太の肩を叩く。


「なんだよ、感想言っただけじゃん」


そう言ってわたしの首の後ろに手をまわす洋太。

 

⏰:11/08/27 05:50 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#13 [me]
 

「ち、ちょっと!近いから。やめて」


洋太の肩を押し離す。


が、再びぐいっと引き寄せられ、あっさり抱きしめられた。

 
「や、やめてったら・・・!」

⏰:11/08/27 05:59 📱:N03A 🆔:W0HbWPLo


#14 [ワック]
深夜二時まで何してたの?

⏰:11/08/27 14:56 📱:Android 🆔:Hf82Oe4c


#15 [我輩は匿名である]
続き楽しみにしてます!

⏰:11/08/28 08:17 📱:N08A3 🆔:y.K0rIvo


#16 [me]
 
>>14さん
後々書きますが、テスト勉強ということになってますo(^-^)o

>>15さん
ありがとうございますo(^-^)o今から更新します
 

⏰:11/08/28 23:49 📱:N03A 🆔:tlW0WaNI


#17 [me]
 

抵抗しようとするも、洋太の腕にがっしりつかまれていてうまく身動きがとれない。


「こんなの変だよ、洋太」


「この前まではよくこうしてた」


「この前って・・・。何年前よ」

 

⏰:11/08/29 01:16 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#18 [me]
 

「てか、美月やわらかくなったね。小さい頃はもっと骨っぽかった」


「・・・太ったって言いたいのかしら?」

 

⏰:11/08/29 01:19 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#19 [me]
 

わたしがそう言うと、洋太はふふっと笑った。


「まだまだ細いよ。もっと食べなきゃ」

 

⏰:11/08/29 01:21 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#20 [me]
 

「・・・ふん。

なによ、洋太だって」


ひょろひょろだったじゃない、と言いかけて、改めて成長した洋太の体に驚く。

 

⏰:11/08/29 01:21 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#21 [me]
 

すると、ふっと洋太の腕が緩み、お互いの顔が見える距離になる。


「洋太だって・・・何?」


そっと洋太の手がわたしの頬をなでる。

 

⏰:11/08/29 01:35 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#22 [me]
 

「・・・こんなに男っぽくなっちゃって」


その手に触れながら小さく呟いた。


「ははっ。だって男だもん」

 

⏰:11/08/29 01:36 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#23 [me]
 

そう言って笑う洋太を見上げて、かっこよくなったなあ、なんて。


きっとモテるんだろうな。

 

⏰:11/08/29 01:39 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#24 [me]
 

だって洋太、髪はサラサラ、綺麗な二重に、鼻筋は通ってるし、背もそれなりに高い。


・・・もしかしてモテモテ?
 

⏰:11/08/29 01:40 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#25 [me]
 


「・・・ねぇ洋太、彼女は?」


「彼女?いないよ」


「うそつけ」


「なんでよ(笑)」

 

⏰:11/08/29 16:08 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#26 [me]
 

「だって、手つきがいやらしいもん」


腰にまわされた洋太の手をちらりと見ながら言う。

 

⏰:11/08/29 16:09 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#27 [me]
 

「そりゃ、どーも」


ぺこっと頭を下げる洋太。


「褒めてないし」

 

⏰:11/08/29 16:10 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#28 [me]
 

「ていうか・・・もし彼女がいてこんなことしてるなら、わたしいやだよ?」


洋太の目を見据える。

 

⏰:11/08/29 16:11 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#29 [me]
 

「・・・彼女いなかったらいいんだ?」


あぁ。もうなんでそうなるの。


「そうじゃなくてっ」

 

⏰:11/08/29 16:12 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#30 [me]
 

「わかってる。

いないって、ほんとに」


真剣な顔でそう言う。

 

⏰:11/08/29 16:13 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#31 [me]
 

でも・・・

じゃあなんでこんなことするの・・・?


「・・・洋太・・・欲求不満、なの?」
 

⏰:11/08/29 16:13 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#32 [me]
 

ぶっと吹き出す洋太。


「ほんと・・・美月にはかなわないな」


そう言ってわたしの頭の後ろに手をまわすと、そっと唇を重ねてきた。

 

⏰:11/08/29 16:15 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#33 [me]
 

「んっ・・・だめ!!」


急いで洋太から顔をそらす。


「やだ・・・だめだよ、こんなの」


わかってるでしょ?と、洋太を見る。

 

⏰:11/08/29 16:16 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#34 [me]
 

「・・・ん・・・わかってる。

だから全部、俺のせいにしていい」


近づく洋太の顔。


「や・・・」

 

⏰:11/08/29 16:17 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#35 [me]
 

唇が触れるか触れないかのところで、ピタリと止まる。


「・・・他の子じゃダメなんだ。

美月がほしい」

 

⏰:11/08/29 16:18 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#36 [me]
 

かすかに触れては離れる唇がもどかしい。


二人の吐息は混じり合う。


自分でも頬が熱くなっていくのがわかった。

 

⏰:11/08/29 16:19 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#37 [me]
 

「・・・ほんとに嫌なら突きとばして」


そう言って洋太はわたしの唇を塞いだ。

 

⏰:11/08/29 16:20 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#38 [me]
 

「んっ・・・」


そんな言い方、ずるい。

 

⏰:11/08/29 16:21 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#39 [me]
 

「洋太のばか・・・っ」


そう言ってわたしは洋太のキスに応えた。



ダメだってわかってる。

でももう、引き返せないと思った。


 

⏰:11/08/29 16:23 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#40 [me]
 

ふわりとアロマキャンドルの甘い匂いが鼻をかすめる。

もしかしたら、この匂いのせいかもしれない・・・


そういうことにしておこう。

 

⏰:11/08/29 16:24 📱:N03A 🆔:YeEyZiwc


#41 [ななし]
読んでます♪

⏰:11/08/30 20:03 📱:F01C 🆔:TBMjlaTg


#42 [me]
 

ななしさん

ありがとうございます(^-^)
ひき続きよろしくお願いしますね

 

⏰:11/08/31 13:36 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#43 [me]
 


「っ//」


控えめなわたしに対して、躊躇のない洋太のキス。

かと言ってがっつくわけではなく、触れる唇は常に優しい。

 

⏰:11/08/31 13:37 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#44 [me]
 

「ん・・・」


──ん?


唇に感じる異物感。

 

⏰:11/08/31 13:39 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#45 [me]
 

「ふ・・・っ」


それはわたしの唇を割って入ろうとしてくる。

 

⏰:11/08/31 13:39 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#46 [me]
 

「っ!!」


ばっと洋太から顔を離す。


「・・・あれ?」


不思議そうにわたしを見る洋太。
 

⏰:11/08/31 13:40 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#47 [me]
 

「だ、だめ!」


手で口元を隠す。


洋太はキョトンと首を傾げている。

 

⏰:11/08/31 13:46 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#48 [me]
 

「・・・俺、歯みがきしたよ?」


ばか・・・


「そういうんじゃなくて!

とにかく、だめなの」

 

⏰:11/08/31 13:47 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#49 [me]
 

「・・・(´・ω・`)」


「ショボーンてしてもだめっ(笑)」

 

⏰:11/08/31 13:47 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#50 [me]
 

わたしがそう言うと、洋太はふいっと顔をそらした。


どうやらむくれているみたい。

 

⏰:11/08/31 14:34 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#51 [me]
 

「なんだよ。いやなら突きとばしてって言ったのに」


な・・・!

 

⏰:11/08/31 14:35 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#52 [me]
 

「ち、ちがうよ!

洋太がいやなわけじゃないよ」


そう言ってむくれた洋太の顔をのぞきこむ。


洋太は横目でわたしを見る。


「じゃ、なに?」

 

⏰:11/08/31 14:36 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#53 [me]
 

う・・・


「それは・・・」

 

⏰:11/08/31 14:37 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#54 [me]
 

「美月、言ってくれなきゃわかんないよ」


「・・・」


口ごもるわたし。

むくれたままの洋太。


うう・・・。

 

⏰:11/08/31 14:39 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#55 [me]
 


「・・・洋太がいやなんじゃ・・・ないもん・・・


ただ、わたしが

その、下手・・・だから・・・///」


 

⏰:11/08/31 14:39 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#56 [me]
 

うわー///

自分で言ってて恥ずかしい・・・


きっと今、顔真っ赤・・・。

 

⏰:11/08/31 14:41 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#57 [me]
 

そんなの見られたくなくて、洋太の肩に顔を埋める。


洋太、呆れた・・・かな?

 

⏰:11/08/31 14:41 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#58 [me]
 

ちらっと洋太を見上げると、片手で顔を隠している。


あ・・・れ?

 

⏰:11/08/31 14:42 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#59 [me]
 

「洋太・・・」


「なに、その可愛い理由」


へ・・・


「萌えた」

 

⏰:11/08/31 14:43 📱:N03A 🆔:0fBfBmek


#60 [me]



「も、もえ…?//」

「…あのなぁ、知ってるか?美月」

「…??」


⏰:12/09/14 14:36 📱:iPhone 🆔:VN/2pVjc


#61 [me]



「美月のそういうとこ、男はたまんねぇの」


そう言って洋太はわたしの腰を引き寄せた。


「美月狙いの男、俺たくさん知ってるよ?」


⏰:12/09/14 14:46 📱:iPhone 🆔:VN/2pVjc


#62 [me]



「や、あのでもわたし…こんなこと…」


「“誰にでもしてるわけじゃない”…って?」

わたしはこくんと頷いた。


⏰:12/09/14 14:58 📱:iPhone 🆔:VN/2pVjc


#63 [me]



「…その無意識、マジでほっとけないな」


腰に回された洋汰の手が、わたしのTシャツの中にすべり込んでそっと背中を撫でる。


「やっ…!!」


一瞬にして全身がこわばる。


⏰:12/09/14 15:17 📱:iPhone 🆔:VN/2pVjc


#64 [me]



「…俺のものになって、美月」


「わ、わかった!わかったから、お願い、ちょっと待って!」


「どうして?

散々待たされた。もう待たない」


慣れた手付きでブラジャーのホックをはずす洋太。


⏰:12/09/14 15:34 📱:iPhone 🆔:VN/2pVjc


#65 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/24 13:57 📱:Android 🆔:JMKv58vc


#66 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)↑

⏰:23/01/02 13:27 📱:Android 🆔:jK5SBgKM


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