心霊夜話
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#36 [怪男]
よく遊びに来る匿名希望さん。
部屋の違和感にはすぐ気がつきました。
壁の所々には無数のひっかき傷があったんですね。
そう、猫が爪で何度もガリガリとやってできるような傷。
でもそのお友達は猫はおろか動物自体飼ってはいないんですよね。
これどうしたの?とその壁を指さして聞いてみた。
:11/11/20 16:06
:W62P
:☆☆☆
#37 [怪男]
するとお友達はゆっくりと振り返って…言いました。
「朝起きたら…できてるの…」
と、まるで知らないような言い方をするのです。
念のため、最近動物を飼い始めたかを聞くと首を横に振りました。
「そんな事より…ジュース…持ってくるね…」
暗い声でお友達が言うと、部屋をそそくさと出ていった。
:11/11/20 16:15
:W62P
:☆☆☆
#38 [怪男]
彼女が戻ってくる間、立ったまま部屋を見回していると…ひっかき傷は壁にだけある訳ではない事に気がついた。
お友達の大好きなミュージシャンのポスターや棚など、あちこちにひっかき傷があったらしい。
こんな傷は動物…あるいは何か道具を使ってしか作れない。
お友達は何も知らないとの事だが、もしかしたら無意識の内にやっているのではないかという考えが頭に浮かんだ。
朝起きたらできている…つまり、寝ている時に無意識にベッドから起き上がり、無意識な行動をする。
そう、いわゆる夢遊病などの一種。
:11/11/20 16:26
:W62P
:☆☆☆
#39 [怪男]
だがそのお友達…今までそういった体験をしたという話は聞いた事がないので、まだ自分の想像にしか過ぎないという事で彼女が戻ってきたら改めて聞いてみる事にしました。
静かな部屋で5分…10分…と時間が過ぎていきます。
ジュースを用意するにしては時間がかかっているなと思った匿名希望さんは、一階にあるキッチンに行ってみる事にしました。
:11/11/20 16:38
:W62P
:☆☆☆
#40 [怪男]
すると階段を下りている時…思わず鼻を塞ぎたくなるような異臭がしたのです。
それはなんというか…生き物の焼けるような臭いで、それに血生臭さも一緒に混じって、吐きそうになるほどだったそう。
鼻を手で押さえながら一階の廊下へ出た匿名希望さん。
臭いがどこからしているのか、その元をたどった結果…それはキッチンの方からでした。
:11/11/20 16:52
:W62P
:☆☆☆
#41 [みほ]
楽しみにしてます(^O^)
:11/11/21 01:53
:841SH
:☆☆☆
#42 [
]
きになるー

:11/11/25 22:56
:P10A
:☆☆☆
#43 [怪男]
:11/11/26 00:36
:W62P
:☆☆☆
#44 [怪男]
「ねえ〜!」
そう呼びながらキッチンのあるドアに近づいていく匿名希望さん。
片方の手は鼻を押さえているので、もう片方の手でドアノブに手をかけ…一気にドアを開けた。
そこには目を疑う光景が広がっていたそうです。
テーブルには血まみれのまな板が置いてあり、その上には何かの小動物の死骸と思われる物体が数匹…そしてその横にはミキサーが置いてある。
更にコンロには沸騰している鍋…異臭はあの鍋の中からしていました。
その場で固まっていると、突然後ろから現れたお友達が匿名希望さんの耳元でこう囁いた…
「マダデキテナイノニ…!」
その声はお友達のものではなかったそうです。
なんていうのでしょう…簡単に言えば男性の低い声のようなものでしょうか。
:11/11/26 00:41
:W62P
:☆☆☆
#45 [怪男]
匿名希望さんはその場で気を失い、気がついたら病院の病室にいました。
お友達の母親が帰ってきた際にキッチンで倒れて気を失っている匿名希望さんを見つけて119番に連絡を入れてくれたのだそう…
ただ…そこにお友達の姿はなく、ご家族の方が家中やその周辺探しましたが結局見つからなかったと。
携帯電話にかけても、ずっと留守電状態。
それから一週後…匿名希望さんの家に一本の電話があった。
電話はお友達の母親からだった。
:11/11/26 00:46
:W62P
:☆☆☆
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