心霊夜話
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#1 [怪男]
このお話は全てフィクションです…
:11/11/16 23:13
:W62P
:☆☆☆
#2 [怪男]
No1.深夜の徘徊者
投稿者.岩谷香織(仮名)
:11/11/16 23:16
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:☆☆☆
#3 [怪男]
皆さんは深夜に部屋で…例えば寝ようとしている時や机に向かって何かをしている時にふと何かの気配を感じた事はあるだろうか?
そういう時…ふいに辺りを見回したり後ろをサッと振り返ったりする時ってありますよね?
でもそこには何もいない。
これは投稿者である岩谷香織さんが当時まだ中学生だった頃に体験した身の毛もよだつ怖いお話…
:11/11/16 23:24
:W62P
:☆☆☆
#4 [怪男]
その日の夜、香織さんは家に一人でお留守番をする事になったんですね。
香織さんは両親と小学生の妹さんの4人暮らし。
母親のご実家のお父さん…つまり香織さんの祖父ですね。
その祖父が突然倒れたという事で両親と妹さんの3人は母親の実家に彼の看病をしに行く事になったのです。
香織さんは来年受験という事もあって看病には行かず一人部屋で勉強をしていた。
:11/11/16 23:37
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:☆☆☆
#5 [怪男]
一息ついてから机の上の時計を見ると、時間はすでに深夜の1時を回っていた。
なんか小腹が減ってきたなと思った香織さんは勉強を一時中断し部屋を出て階段を下りキッチンに向かいました。
冷蔵庫を開けて何かないかと物色する。
その時だった…
香織さんの真上…天井から「ゴトっ!」と上から何かが落ちるような音がした。
このキッチンの真上はちょうど香織さんの部屋にあたるそうです。
さっきまでいた部屋に響いた何かが落ちる音…
少し気にかかった香織さんではあるが、その時は小腹を満たす事の方が大事だったので冷蔵庫から妹さんの大好物で取っておいてあったらしいプリンを2個見つけ、その場であっという間に2個たいらげた。
:11/11/16 23:53
:W62P
:☆☆☆
#6 [怪男]
小腹が満たされて満足した香織さんは少し休憩をしようかと一階の居間でDVDを見る事にしました。
大好きなドラマのDVDを見始めて数分経過した頃…
今度は香織さんのいる居間の真上にあたる妹さんの部屋から誰かが歩くような「ミシ…」という音が響いてきたのです。
はじめはネズミか何かかなと思いましたが…その音は明らかに人が歩いているような音でした。
そもそもこの家は最近リフォームしたばかり…それほど古い家でもないのでネズミがいる訳がないのです。
:11/11/17 00:06
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:☆☆☆
#7 [怪男]
当然ですがこの家には今は香織さん1人しかいません。
少し気味が悪くなった香織さんは、気のせいだと思う事にし再びDVDに見入った。
だが音は、集中してDVDを見る香織さんを邪魔するかのように、何分か置きに上から響いてくる。
「ミシミシ…」
「ガタッ」
人の歩く音、何かが落ちる音、しまいには大きな机や棚を動かすような音まで響いてきます。
:11/11/17 00:23
:W62P
:☆☆☆
#8 [怪男]
もしかして…泥棒?
いや、それは有り得ない。
玄関の鍵はもちろん全ての部屋の窓などもしっかり鍵を閉めたのは両親らが出掛ける際にしっかりと確認した。
香織さんは念のためと玄関の鍵を確認しに行きましたが…鍵は内側からしっかりと閉錠されている。
ドアを開けて外側から鍵穴も確認。
何か道具を使ってこじ開けられたような跡もなかった。
やっぱり気のせいか…と居間に戻り、今度はしっかりと集中できるようにイヤホンをテレビに繋げて大音量でDVDを見る事にしたのです。
:11/11/17 00:34
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:☆☆☆
#9 [怪男]
これで両耳も塞がり、余計な音は一切耳に入らない。
だがその数分後、香織さんに追い討ちをかけるような事が起こったのです。
なんと部屋の電気がパッと消えたんですね。
一瞬何が起きたのかわからなくなった香織さん。
停電…ではないのはすぐにわかった。
なぜなら香織さんの目の前にあるテレビはしっかりと電源がついていて、DVDの映像が目に…そしてそこから流れる大音量がイヤホンを伝ってしっかりと香織さんの耳に届いているのだから…
:11/11/17 00:49
:W62P
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#10 [怪男]
つまりね、誰かが意図的に部屋の電気を消したという事になるんです。
香織さんがその結論に達した瞬間、血の気が一気に引いたそうです。
電気のスイッチは香織さんの背後から少し離れた所に設置されています。
となると…
そのスイッチを押した何者かは、香織さんがイヤホンを耳につけて大音量でテレビを見ている時に…?
部屋の中に何かがいる…
パニックになった香織さんはとっさにイヤホンを外してテレビの電源を消した。
:11/11/17 01:15
:W62P
:☆☆☆
#11 [怪男]
テレビから放たれていた小さな明かりも消え、部屋中が闇に包まれた瞬間…
「…プルルルルル!」
家の電話が暗闇の中で響き渡りました。
深夜に鳴る電話の音ってなぜか気味が悪いですよね。
ましてやこんな暗闇の中で鳴るなら尚更の事…
:11/11/17 01:24
:W62P
:☆☆☆
#12 [怪男]
電話はきっとお母さんかお父さんだ…と香織さんは暗闇の中、鳴り響く音だけを頼りに手探りで電話を探した。
そしてやっと見つけて受話器を取って耳に近づけます。
案の定、電話は香織さんの母親からだった。
戸締まりはちゃんとしてるかなど母親は香織さんの事が心配で電話をしたそうです。
香織さんの今の状況…怖かったが余計な心配をかけたくないので、大丈夫とだけ伝えて電話を切った。
:11/11/17 01:35
:W62P
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#13 [怪男]
受話器を置いた香織さんは今度は電気のスイッチを探します。
霊感などは全くないのですが、暗闇の中誰かがいる気配は薄々感じていたらしく…電気をつけたら真っ先に階段を上がって自分の部屋に駆け込み、自分の携帯電話から警察に110番しようと考えていたのです。
見えない足元に気をつけながら壁に手を当てて歩いていると…やっとスイッチを見つけました。
「カチッ」という音と共に居間に明かりが戻り、そのまま急ぎ足で階段を上がり自分の部屋に入って鍵を閉めた。
:11/11/17 01:53
:W62P
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#14 [怪男]
部屋に入るなりベッドに潜り込んで震えていると…2つ妙な事に気がついたそうです。
さっきこの部屋を出る際には部屋の電気はつけたままにしていたはずなのだが…なぜか消えている。
それと部屋のドアもそうだ。
下に向かう際にドアを開けっぱなしにしていたはずなのだが…今さっき階段を上がって入ろうとした時はドアが閉まっていた…
:11/11/17 02:03
:W62P
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#15 [怪男]
思い違いという事は有り得ない。
さきほどは小腹が空いて、冷蔵庫から何かを探してまたすぐに部屋に戻るつもりだった。
だから部屋の電気もつけたままでドアも開けっぱなしで一階に下りていったはずだと。
自分以外の何者かがこの家を徘徊している―
途端に背筋が凍り、全身に鳥肌が立った香織さん。
毛布をかぶってぶるぶると震えていると…
「ミシ…ミシ…」
階段の下の方から誰かが二階に向かって歩いてくる音がした…
:11/11/19 01:13
:W62P
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#16 [怪男]
香織さんはベッドの中で目をぎゅっとつむって両耳を塞ぎ、これは夢だ…と心の中の自分に何度も言い聞かせました。
しばらくして…音は聞こえないものの部屋の前に誰かが立ち止まったという気配を感じたのです。
ゆっくりと手を耳から離すと、ドアノブを回す音がガチャガチャと室内に鳴り響きました。
やっぱり泥棒…?
だって幽霊であればいくらドアに鍵が閉まっていようと室内に侵入するのは簡単な事だと。
香織さんはベッドからばっと起き上がると、大声で叫びました。
「やめてください!」
それはもうドアノブを回す音をかき消すくらいの大声で…
:11/11/19 01:15
:W62P
:☆☆☆
#17 [怪男]
すると途端にピタリと音が止みました。
同時に部屋の前の気配がスーッと消えていくのがわかったそうです。
でもその際に去っていく足音が聞こえなかった事から、それは人間ではない…と自覚したのです。
フッと疲れが一気に香織さんの中に溜まり、そのまま気絶するように眠りにつき…気がついたら朝になっていた。
目を開けて部屋の天井を見つめていると…一階の居間の電話が朝からけたたましく鳴っている。
部屋を出て一階に向かい電話に出ると、それは香織さんの父親からでした。
祖父の具合がなかなか良くならないという事で今日も帰れないと…
香織さんはこの際だからと昨日の深夜に起こった出来事を話しました。
:11/11/19 01:17
:W62P
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#18 [怪男]
すると父親は一息ついてから、一言だけ言いました。
「またか…」
ああいった体験をしたのは香織さんだけではなかったようです。
父親が言うには、深夜に寝室の部屋の前に誰かが立っているような気配を感じたり…ドアの下の数ミリの隙間に明らかに人の影のようなものが見えたりしたのだそう…。
明日には帰るから今日だけ我慢してくれと言い残して父親は電話を切りましたが…香織さんはもう嫌だと、その日は学校の友達の家に泊まらせてもらう事にしました。
:11/11/19 01:19
:W62P
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#19 [怪男]
そして友達にもあの出来事を話しました。
すると友達はこう聞いてきました。
「そういえば香織の家って最近リフォームしたんだよね?」
香織さんはその通りだと首を縦に振って頷いた。
そして更に友達は聞き返す。
「そのリフォームをした会社って…〇〇工務店?」
確かそうだった…と香織さん。
:11/11/19 01:21
:W62P
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#20 [怪男]
すると友達の顔が一気に青ざめたと思ったら…最後に言いました。
「その会社…一週間前に倒産して、社長と社員が皆で集団自殺したらしいよ」
香織さんはそれを聞いて背筋がゾクッとした。
そういえば、家のリフォームをする前はあんな体験をした事は一度もなかった事を思い出したそう…
その〇〇工務店が最後にリフォームした家は…まさに香織さんの家だったそうです。
深夜の香織さんの家を徘徊をしていた者はその会社の社長…または社員達だったのかは定かではない―
:11/11/19 01:23
:W62P
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#21 [怪男]
今思えば、その家は妹さんの部屋だけは…まだリフォームが済んでいなかったそうです。
あの夜、妹さんの部屋から響いた音…それは社員達がリフォームを始めた音だったのかもしれませんね―
香織さんは、知らない方が幸せな事もあると思って妹さんには話していないそう…
ただ一つわからないのは、香織さんがキッチンにいる時に真上にある自分の部屋から何かが落ちた音だけ…。
それは自分にもわからないので、このお話を読んでくれた方へもご想像にお任せします…との事でした―
No1.深夜の徘徊者・END
:11/11/19 01:24
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#22 [怪男]
No2.一人鬼ごっこ
投稿者.掘武史(仮名)
:11/11/19 01:30
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#23 [怪男]
皆さんは一人かくれんぼはご存知ですよね?
簡単に言えば降霊術。
やり方はいたってシンプルですね。
誰の家にもあるような簡単な物でできます。
この投稿者…掘さんはですね、それは心霊マニアで心霊ヲタクと。
まあマニアもヲタクも似たようなものだと思いますけどね。
で、その彼が一人かくれんぼだけじゃ物足りないと、一人鬼ごっこという降霊術を発明したとの事で投稿を頂きました。
:11/11/19 01:33
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#24 [怪男]
この一人鬼ごっこ…名前だけ聞いてみれば「一人で鬼ごっこ?」とか「どっちが鬼でどっちが逃走者?ややこしや〜」とか色々疑問をぶつけたくなりますよね。
私も彼のこの投稿を見た時は少し笑ってしまいましたが。
でもこの一人鬼ごっこ…やる場所もやり方も使用する物も似たような一人かくれんぼとはだいぶ異なるそうです。
一人かくれんぼは家の中で行う事に対して一人鬼ごっこは家の外で行うと。
ま、家の中で鬼ごっこなんかやったら広い家ではない限りすぐ捕まっちゃいますからね(笑)
という事で、この堀さんの投稿文に記載されてある一人鬼ごっこのやり方や使用する物を全て書いていこうと思います。
:11/11/19 01:38
:W62P
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#25 [怪男]
■用意する物
・ビンに入れた塩(適量)
・自分の髪の毛一本
・ライター
・赤いペン
・ティッシュ数枚
・腕時計(時間が確認できるように)
・赤い輪ゴム一本(屋台で焼きそばなどを買うとついてくる)
■やる場所
近くに公衆便所のある場所ならどこでもいい。
:11/11/19 01:42
:W62P
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#26 [怪男]
■準備(手順)
深夜の2時前(午前1時40分くらいがいい)に上記に記載した用意する物を持って公衆便所に行く。
※ここからは2時を過ぎる前に必ず以下の手順1〜5を済ませる事。
手順1.便所の奥の個室に入り鍵を閉める。
手順2.ティッシュに赤いペンで自分の名前をフルネームで書いて、裏返しにする(洋式ではない場合は壁に当てて書く)
※この時ティッシュが少しでも破れてしまったらやり直し(事前に何枚か持参しておこう)
手順3.自分の髪の毛一本を裏返しになった状態のティッシュの上に添え、包んで赤い輪ゴムで縛る。
※ティッシュは必ず裏返した状態から包む(表のまま包むと効果ないかも)
手順4.その包んだティッシュを床に置いて、鍵を閉めたまま個室から出る(洋式だったら便器に乗っかってなんとか出れると思う)
手順5.出たら2時になるまで便所を離れてどこかで時間を潰す。
:11/11/19 01:44
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#27 [怪男]
■遊び方
上記の手順を済ませ、2時になったら再び便所に戻り個室の戸に手をかけて鍵が閉まってるのを確認してから戸を3回ノックしてください。
この時、ごく稀にノックが返ってくる事もあるが怖がらずに冷静でいましょう。
ノックがあってもなくても戸に向かって「今度は〇〇(自分のフルネーム)の鬼」と3回言ってください。
※この時、ティッシュに書いた自分以外の名前を言わないように。
ここで一人鬼ごっこスタートです。
とにかくどこかへ逃げてください。
その場で固まっていると…捕まっちゃいますよ?
もう一人の自分に―
:11/11/19 01:47
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#28 [怪男]
一人鬼ごっこは深夜2時から2時30分までの30分間だけという時間制限があります。
その間とにかくできるだけ走ってください。
走っていると背後から誰かが追いかけてくる…いや、誰かというよりも自分に追いかけられているという妙な錯覚に陥ります。
気配が消えるまでは決して立ち止まったりしてはいけません。
:11/11/19 01:50
:W62P
:☆☆☆
#29 [怪男]
付近が住宅街だった場合は、曲がり角などを利用して気配を断つのも一つの手です。
そしてまた少しでも気配を感じたら走る…その繰り返しですね。
必ず気配とは逆方向に逃げてください。
怖くなったり身の危険を感じた場合は一人かくれんぼと同様の手順で終わらせる事ができます。
:11/11/19 01:52
:W62P
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#30 [怪男]
■負け(降参)の場合
2時30分までに終わらせたくなった場合、当然あなたは負けとなります。
用意していたライターと塩を持って公衆便所に戻ってください。
この時、またまたごく稀に閉錠されていたはずの戸が開いていたりします。
もちろん怖がらずに個室に入ってください。
始める前に床に置いていた包まれたティッシュを丁寧に開いて、そこに塩を添えてまた包み直してください。
ここで「降参します」と3回言ってから便器の中に灰が落ちるように持ったティッシュをライターで燃やします。
輪ゴムの燃える鼻のつく臭いがしますが我慢です。
そして最後に水を三回流して終わりとなります。
:11/11/19 01:55
:W62P
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#31 [怪男]
■勝ちの場合
2時30分を過ぎて、特に身に何かが起きた訳ではない時はあなたの勝ちです。
これも負けの時と同じくライターと塩を持って公衆便所へ。
あとは負けの時と手順は同じですが、発する言葉は異なります。
あなたは勝った訳なので「私の勝ち」と3回言ってティッシュを燃やしてください。
これで終わりです。
:11/11/19 01:56
:W62P
:☆☆☆
#32 [怪男]
最後に一人鬼ごっこを行う際にいくつか注意点があります。
■注意点
・一人鬼ごっこを始める前の手順を間違えたりしない事。
・終わりの2時30分を過ぎていない状態=負けの状態で「私の勝ち」と言って終わらせない事。
・終わりの2時30分を過ぎた状態=勝ちの状態で「降参します」と言って終わらせない事。
・2時30分を過ぎても過ぎてなくても一人鬼ごっこや後始末を放り出して家に帰ったりしない事。
・後始末の際は必ず水を三回流す事。
もし上記の注意を守らなかったその時は…あなたはもう一人の自分=裏の自分に一生追いかけ続けられる事でしょう―
No2.一人鬼ごっこ・END
:11/11/19 02:02
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#33 [怪男]
No3.自分をなくした女
投稿者.匿名希望
:11/11/19 02:04
:W62P
:☆☆☆
#34 [怪男]
前のお話で掘さんより一人鬼ごっこという降霊術のやり方を紹介させていただきました。
お次の投稿は、匿名希望さんという女性の方から。
※本人ご希望の為、登場する方々の名前、年齢、職業は非公開とさせて頂きます。
ある日、この匿名希望さんのお友達である女性がこの一人鬼ごっこのお話を見て、やってみようと言い出したのです。
でも一人鬼ごっこは名前の通り一人でやるものですし、怖いのが苦手な匿名希望さんは丁重にお断りしたそうですが…そのお友達は一人でもやってみると言ってきかなかったそうです。
それから1週間後…久しぶりにお友達に連絡を取り、彼女の家に行ったのですが…
インターホンを押し、しばらくして出てきたお友達の顔を見た匿名希望さんは言葉を失い、思わずその場から後ずさりしました。
:11/11/19 02:07
:W62P
:☆☆☆
#35 [怪男]
お友達の目の下には薄黒く大きなクマ…更に鋭い爪で何度もひっかかれたような赤くただれた顔の皮膚…
そしてその顔は全く生気が感じられないくらいに青白いのです…
そう、なんていうか…特殊メイクみたいになっていたんですね。
冗談はやめて、と苦笑いしながら再びお友達の元へ近づく匿名希望さん。
お友達は半開きのドアを更に広く開けて、中に入っていいよという合図をしました。
この時はまだ…いわゆる特殊メイクのたぐいをしていると思っていたんですね。
匿名希望さん曰わく、そのお友達は普段からおちゃらけた性格で人を驚かせるのが好きな人だったので彼女ならこれくらいはやるだろうと。
お邪魔しますと言って中に入れてもらい、そのまま二階のお友達の部屋に通された。
:11/11/19 02:10
:W62P
:☆☆☆
#36 [怪男]
よく遊びに来る匿名希望さん。
部屋の違和感にはすぐ気がつきました。
壁の所々には無数のひっかき傷があったんですね。
そう、猫が爪で何度もガリガリとやってできるような傷。
でもそのお友達は猫はおろか動物自体飼ってはいないんですよね。
これどうしたの?とその壁を指さして聞いてみた。
:11/11/20 16:06
:W62P
:☆☆☆
#37 [怪男]
するとお友達はゆっくりと振り返って…言いました。
「朝起きたら…できてるの…」
と、まるで知らないような言い方をするのです。
念のため、最近動物を飼い始めたかを聞くと首を横に振りました。
「そんな事より…ジュース…持ってくるね…」
暗い声でお友達が言うと、部屋をそそくさと出ていった。
:11/11/20 16:15
:W62P
:☆☆☆
#38 [怪男]
彼女が戻ってくる間、立ったまま部屋を見回していると…ひっかき傷は壁にだけある訳ではない事に気がついた。
お友達の大好きなミュージシャンのポスターや棚など、あちこちにひっかき傷があったらしい。
こんな傷は動物…あるいは何か道具を使ってしか作れない。
お友達は何も知らないとの事だが、もしかしたら無意識の内にやっているのではないかという考えが頭に浮かんだ。
朝起きたらできている…つまり、寝ている時に無意識にベッドから起き上がり、無意識な行動をする。
そう、いわゆる夢遊病などの一種。
:11/11/20 16:26
:W62P
:☆☆☆
#39 [怪男]
だがそのお友達…今までそういった体験をしたという話は聞いた事がないので、まだ自分の想像にしか過ぎないという事で彼女が戻ってきたら改めて聞いてみる事にしました。
静かな部屋で5分…10分…と時間が過ぎていきます。
ジュースを用意するにしては時間がかかっているなと思った匿名希望さんは、一階にあるキッチンに行ってみる事にしました。
:11/11/20 16:38
:W62P
:☆☆☆
#40 [怪男]
すると階段を下りている時…思わず鼻を塞ぎたくなるような異臭がしたのです。
それはなんというか…生き物の焼けるような臭いで、それに血生臭さも一緒に混じって、吐きそうになるほどだったそう。
鼻を手で押さえながら一階の廊下へ出た匿名希望さん。
臭いがどこからしているのか、その元をたどった結果…それはキッチンの方からでした。
:11/11/20 16:52
:W62P
:☆☆☆
#41 [みほ]
楽しみにしてます(^O^)
:11/11/21 01:53
:841SH
:☆☆☆
#42 [
]
きになるー

:11/11/25 22:56
:P10A
:☆☆☆
#43 [怪男]
:11/11/26 00:36
:W62P
:☆☆☆
#44 [怪男]
「ねえ〜!」
そう呼びながらキッチンのあるドアに近づいていく匿名希望さん。
片方の手は鼻を押さえているので、もう片方の手でドアノブに手をかけ…一気にドアを開けた。
そこには目を疑う光景が広がっていたそうです。
テーブルには血まみれのまな板が置いてあり、その上には何かの小動物の死骸と思われる物体が数匹…そしてその横にはミキサーが置いてある。
更にコンロには沸騰している鍋…異臭はあの鍋の中からしていました。
その場で固まっていると、突然後ろから現れたお友達が匿名希望さんの耳元でこう囁いた…
「マダデキテナイノニ…!」
その声はお友達のものではなかったそうです。
なんていうのでしょう…簡単に言えば男性の低い声のようなものでしょうか。
:11/11/26 00:41
:W62P
:☆☆☆
#45 [怪男]
匿名希望さんはその場で気を失い、気がついたら病院の病室にいました。
お友達の母親が帰ってきた際にキッチンで倒れて気を失っている匿名希望さんを見つけて119番に連絡を入れてくれたのだそう…
ただ…そこにお友達の姿はなく、ご家族の方が家中やその周辺探しましたが結局見つからなかったと。
携帯電話にかけても、ずっと留守電状態。
それから一週後…匿名希望さんの家に一本の電話があった。
電話はお友達の母親からだった。
:11/11/26 00:46
:W62P
:☆☆☆
#46 [怪男]
用件は簡単だった。
行方不明になっていたお友達が昨夜見つかったと。
だが匿名希望さんは素直に喜べなかったそうだ。
あの部屋にあった無数のひっかき傷…そしてキッチンでの出来事…。
人を驚かすのが好きとはいえ、さすがにここまで来ると自分の知っている彼女が取る行動ではないと思ったんでしょうね。
念のためにお友達は一体どこで見つかったのかを彼女の母親に聞いてみると…母親はこう言った。
「○○公園の公衆トイレです」
…と。
匿名希望さん…それを聞いてすぐにわかったそうですよ。
:11/11/26 01:04
:W62P
:☆☆☆
#47 [怪男]
全ての元凶が…彼女が行ったという一人鬼ごっこにあるという事が。
やり方は説明文をざっと見ただけでうろ覚えだそうですが、行う場所はハッキリ覚えていた…。
そう…公衆便所と。
一人鬼ごっこは言わば、別の自分に追いかけられるというものだった。
彼女は一人鬼ごっこで…その別の自分に捕まってしまったのかもしれませんね。
あの部屋のひっかき傷と、キッチンにあるまな板の上に乗っていた小動物の死骸…
私はこの2つの事実から、とある動物が思い浮かびましたが皆さんはどうでしょうか…?
ほら思い浮かびますよね?
室内で飼えるひっかき傷をつけれる動物…そして、その動物が好んでよく捕まえてくる小動物は…
彼女はおそらくその動物霊の魂が宿った別の自分に―
No3.自分をなくした女・END
:11/11/26 01:18
:W62P
:☆☆☆
#48 [怪男]
No4.ポンタの恩返し
投稿者.岡田佳枝(仮名)
:11/11/26 01:25
:W62P
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#49 [怪男]
皆さんは“霊”と聞いてどんなものを想像しますか?
私はですね…ありきたりですがズバリ…
“髪の長い女性”ですね。
怖い話とかに出てくる霊って大抵はそうじゃないですか?
でも霊は霊でも、害がなく怖くもない霊もちゃんといるんですよ。
これは岡田佳枝さんという一人暮らしの女性から頂いた、飼っていた愛犬に関する不思議なお話…
:11/11/26 01:33
:W62P
:☆☆☆
#50 [怪男]
岡田さんは平凡な田舎の家に一人で住んでいる60歳の方。
岡田さんには最愛の夫がいましたが数年前に心臓の病気が原因で他界してしまいました。
それからは一人寂しく過ごしてきたそうです。
しかしある日の夜…激しい雨の降る中、溜まっていたゴミを捨てに行った岡田さんは、ゴミ置き場から少し離れた所で「拾ってください」と書かれた紙が貼られた大きめのダンボールを見つけました。
まさか生まれたての赤ん坊でも入れられているのかと思い、迷わずすぐにダンボールの口に貼られたガムテープを剥がして箱を開けた。
:11/11/26 01:48
:W62P
:☆☆☆
#51 [怪男]
中に入っていたのは赤ん坊ではなく、中くらいの大きさの薄茶色の毛をした柴犬でした。
犬は岡田さんの顔をつぶらな瞳で見上げながら体を小さく震わせています。
そんな目をしながら寒くて震えている犬を放っておけないと思った岡田さんは 箱の中に手をそっと入れて優しく犬を抱きかかえると、家に連れて帰った。
「かわいそうにねえ…」
とりあえず寒がっているのをどうにかしようと、薪ストーブの前に洗い立てのタオルを敷いて、その上に犬をそっと乗せました。
:11/11/26 02:01
:W62P
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#52 [怪男]
しばらくして場所を離れていた岡田さんが戻ってくると、犬は落ち着いたのか目をつむって気持ち良さそうに眠っていた…その時はそう思っていた。
「お前の名前決めなきゃね…」
話しかけるように言い、犬のそばに正座をして名前を考えました。
「ポンタ…うん、ポンタがいい」
名前の由来は特になかったそう。
何気に思いついたのだそうだ。
「よしよし…今日からポンタ…お前は家で…」
そう言ってポンタを抱き上げた時の感覚は一生忘れないと後に岡田さんは言っている。
さっきからストーブの前にいたはずなのにポンタの毛がやけに冷たい。
…嫌な予感がした。
:11/11/26 02:23
:W62P
:☆☆☆
#53 [怪男]
予感は的中しました。
ポンタはすでに息を引き取っていました。
その顔はただ眠っているようにしか見えなかったという…
でも信じたくなかった岡田さんは、ポンタに向かって何度も名前を呼び続けた。
何度も何度も…
岡田さんはその場で正座したまま眠りについて、気がついたら朝になっていた。
岡田さんの膝の上に乗っているポンタはすでに生気はなく、体重は軽く体は冷え切っていた。
:11/11/26 02:33
:W62P
:☆☆☆
#54 [怪男]
その日、庭にポンタの遺体を埋めてからだという。
岡田さんの周りで不思議な事が起こるようになったのは―
夜に、ポンタが捨てられていたゴミ置き場のゴミの山の中から犬の鳴き声が聞こえたり、昼間に庭で趣味の園芸をしていると庭を何かが走り回っているような気配を感じたり…夜部屋で寝ようとしている時もふと何かの視線を感じたり…
しかし岡田さんは不思議と怖さは全く感じてはいなかった。
なぜなら…
「ポンタは私の心の中で生き続けていて、独り身の私をいつまでもそばで見守ってくれているから」
だという。
:11/11/26 02:51
:W62P
:☆☆☆
#55 [怪男]
岡田さんはこうも言っている。
「あの夜、もしポンタを見つけていなかったら私はすぐにでも夫の後を追っていたかもしれない」
…と。
ならポンタは岡田さんにこう言っているのでしょうね…
「ボクの命を少しの間だけでも守ってくれた人が自分の命を簡単に捨てるなんて駄目だよ。どうせならボクの分まで長生きしてくれなくちゃ」
…と。
ポンタは岡田さんにその気持ちを持ち続けられるよう願いながら
「ボクはここにいるよ」
と岡田さんにメッセージを送っているのかもしれません。
No4.ポンタの恩返し・END
:11/11/26 03:10
:W62P
:☆☆☆
#56 [怪男]
No5.ラブホにて
投稿者.M・T
:11/11/26 03:15
:W62P
:☆☆☆
#57 [怪男]
ラブホ…ラブホテル。
残念ながら私には一切ご縁のない場所でございます、ええ。
ラブホテルって結構心霊体験する人が多いと聞きますね。
今回の投稿者、M・Tさん。
彼は…いわゆるチャラ男らしいです。
「今まで色んな女とやってきた」
…と自慢気に話してました。
だから何だよって話なんですよね、そういうのにご縁がない私にとってはもう。
このチャラ…じゃなくてM・Tさんと、彼と一緒にホテルに来た女性のおニ人がラブホテルで体験したという心霊体験をご紹介します。
:11/11/26 03:23
:W62P
:☆☆☆
#58 [我輩は匿名である]
オチが微妙なのばっかり
:11/11/26 15:31
:Android
:☆☆☆
#59 [怪男]
M・Tさん(以後Tさんとさせて頂きます)は今日の夜もその持ち前のルックスで道行く女性に声をかけ、言葉巧みに口説き、大通りの路地裏に聳え立つラブホテルへと女性を誘った。
会計を先に済ませ部屋のドアを開ける…すると女性がドア越しに室内を見渡して、こう言った…
「なんか…空気重くない?」
Tさんは適当に気のせい気のせいと言い、女性の肩に手を回し室内へと足を踏み入れた。
:11/11/26 23:42
:W62P
:☆☆☆
#60 [怪男]
まずTさんがシャワーを浴び、次に女性…そしてすぐに行為へと持っていく。
蛍光灯ランプの小さな明かりだけがついた薄暗い部屋のベッドで女性が下で仰向けになり、Tさんがその上に覆い被さる。
お互い目をつむり、くねくねと動きながらキスをして…女性が一瞬だけ目を開けた時だった…。
覆い被さるTさんの真上…そう、天井に何か妙なものを見たという。
しかし上のTさんのくねくねという動きのせいでよく見えなかったので、気にせず再び目をつむった…。
:11/11/26 23:55
:W62P
:☆☆☆
#61 [怪男]
再び女性がそれを見たのは、本番行為をしている最中。
仰向けになって小さな声で喘いでいると再び天井に何か小さな白いものが…
さっきはTさんの体でよく見えなかったが、今度は真っ直ぐ天井を見据える事ができる。
声を出しながら目をこらしてそれをじっと見つめていると、天井の白い何かが人の手である事に気がついたそう…
しかもそれは手首から先だけで…腕など他の体の部位はなかった。
「あれ…」
それを凝視しながら天井を指差すと、Tさんは腰の動きを止めて天井に目をやった…。
:11/11/27 00:11
:W62P
:☆☆☆
#62 [怪男]
「へ…?なんだありゃ…手?」
それはTさんにもしっかり見えていたという。
薄暗い部屋の天井に小さく光るように浮いている白い手。
特に何をする訳でもなく、ただフワフワと…。
「なんかシラけんな」
Tさんのアレはすっかり小さくしぼんでいた。
服を着て煙草を吸うTさん。
手はまだ天井にある。
ふと持っていた煙草の箱をその白い手目掛けて上に投げつけた…。
:11/11/27 00:22
:W62P
:☆☆☆
#63 [怪男]
すると…その手はスッと消えていきました。
一体何だったんだと思っていると…今度はベッドの下から突然足元を掴まれた感覚になり…足元を見ると、あの白い手がTさんの足首をがっしりと掴んでいた…。
「うわあ!」
反射的に足をよける。
「どうしたの!?」
と女性も驚いた様子で尋ねた。
:11/11/27 00:30
:W62P
:☆☆☆
#64 [怪男]
でもTさんは男としてプライドがあったからなのかはわかりませんが、あの手に足を掴まれたとは言いたくなかったんですね。
だから、煙草の火が手に当たってしまって熱くて思わず声をあげたと言いました。
一刻も早くこの部屋を出たくなったTさんは煙草を吸い終え、ジャンパーを着て帰り支度をしていると…ベッドに座っている女性が震えた声で…
「た…す…けて…」
と体は前に、顔だけをTさんの方に向けてそう訴えています。
:11/11/27 00:48
:W62P
:☆☆☆
#65 [怪男]
やがて女性は自分の足元に視線を向けた。
まさか…
怖かったが、恐る恐る女性の方に向かい、彼女の足元を見た…。
すると…あの白い手が今度は彼女の足首を掴んでいた。
「ね…え…たす…け…て…?」
女性はますます声を震わせる。
だがTさんは彼女を見捨ててその部屋から一目散に逃げたという。
:11/11/27 00:56
:W62P
:☆☆☆
#66 [マヨ]
気になります!頑張ってください!
:11/11/27 00:57
:W61T
:☆☆☆
#67 [怪男]
その後、その女性がどうなったのかはわからないらしい。
おそらく彼女を見捨てて逃げた自分を彼女は恨んでいるだろうと、後にTさんは苦笑いしながら話している。
あの白い手も、Tさんが煙草の箱を投げつけさえしなければこうなる事もなかったと思いますけどね…。
男のプライドを自ら傷つけたTさんは今日も道行く女性に声をかけているのでしょうか?
No5.ラブホにて・END
:11/11/27 01:07
:W62P
:☆☆☆
#68 [怪男]
>>66ありがとうございます。
オチが微妙で申し訳ないですが。
:11/11/27 01:09
:W62P
:☆☆☆
#69 [怪男]
No6.ぬいぐるみ
投稿者.苺みるく
:11/11/27 01:11
:W62P
:☆☆☆
#70 [怪男]
あなたには大切に使っているものはありますか?
よく言いますよね。
その大切に使っていた物の持ち主が亡くなると、その物には使っていた者の魂の一部が残ると。
今回の投稿者、苺みるくさん。
彼女は大学のお友達数人で、数ヶ月前に一家が惨殺されたという家に深夜肝試しに行く事になったそうです。
その家で見つけたぬいぐるみに関するお話です。
投稿者の苺みるくさんは後にこう言っています。
「そういった場所に行く際…むやみにその場所にある物に触ったり壊したり持ち帰ったりしない方がいい」
…と。
ではその苺みるくさん達が体験した怖いお話をどうぞ。
:11/11/27 01:22
:W62P
:☆☆☆
#71 [怪男]
※以下、投稿者苺みるくさんの投稿文をそのまま載せます。
これは私が大学に入って間もない頃に体験したお話です。
大学の食堂で友達数人でお昼ご飯を食べていると、男友達の一人が明日の深夜に肝試しに行かないかと提案してきました。
みんなは乗り気でOKしましたが、私は怖いのが苦手だった事もあり一度は断りましたが、女友達に何度も行こうよとお願いされ結局嫌々行く事になりました。
場所は、数ヶ月前にとある一家が惨殺されたという一軒家だそうです。
今思えば、やっぱり無理にでも断ればよかったなと後悔しています…。
:11/11/27 01:40
:W62P
:☆☆☆
#72 [怪男]
当日、深夜1時頃に待ち合わせ場所にみんな集まってから、その一家惨殺があった家へと向かいました。
男性は3人、女性は私を入れて3人の計6人です。
怖いねーとか言いながら歩いていると、古そうな民家が立ち並ぶ場所にその家はありました。
ここだ、ここだと男友達が騒ぐように入り口に駆け寄っていったので私達も後に続きます。
表札には“青木”という名字が書かれていて、その下にはベニヤ板のようなものに所々かすれた黒いマジックでこの家に住んでた人達のものと思われる名前も書かれてました。
名前は4つで
“ひろゆき”
“みなこ”
“たくや”
“みゆ”
とありました。
:11/11/27 02:02
:W62P
:☆☆☆
#73 [我輩は匿名である]
気になります(>_<)
:11/11/28 03:37
:P06C
:☆☆☆
#74 [
]
気になって寝れません

笑
:11/11/28 23:21
:P10A
:☆☆☆
#75 [怪男]
:11/11/29 23:54
:W62P
:☆☆☆
#76 [怪男]
その名前を見て一瞬だけ幸せそうな家庭の様子が頭に浮かんできて…それだけに一家惨殺はとても悲しい出来事だと思いながらも、私達は男友達の後ろについて中へと入りました。
割れたガラスや色々な物が散乱している廊下を懐中電灯を照らしながら歩いていると、男友達の一人が「こんな大人数で行動してもなんだから男女二人ずつペア作って、何か見つけてくるってのはどう?」と提案してきました。
私は「やめたほうがいい」と何度も言ったのですが、男友達も女友達もみんなやる気満々って感じで騒ぎだし、私の言う事など聞く耳を持ってくれません。
それで仕方なく参加する事になりました。
廊下の真ん中に輪っかになるようにしてしゃがんで誰と誰がペアになるかなどを決め…私はこの肝試しを計画した男友達とペアに。
そして他のペアも決まった所で、ここからは一緒に行動する相手以外とは別行動という事になり、私達はペアの男友達と二階のある階段へ向かいました。
階段は歩く度にギシギシと軋んで、それがまた不気味でした。
:11/11/29 23:57
:W62P
:☆☆☆
#77 [怪男]
階段を上がって二階の廊下へ出ると部屋のドアが3つほどあって、順番に調べようという事になり最初に手前側にあるドアが半開きになっている部屋に入りました。
そこはおそらく表札の下にあった板に書かかれていた“みゆ”という人が使っていたと思われる可愛いらしい女性の子供部屋で、室内はそれほど荒れてなく綺麗なものでした。
「そこで何か探してみて」とペアの男友達に言われたのでとりあえず目に入った棚を調べてみると、埃もかぶってなく、まるで最近購入したばかりようなそれほど汚れもないぬいぐるみがポツンと置かれていたんです。
それは男女問わず子供…いや大人でも好きな人はいる某人気アニメに登場する鼠をモチーフにした黄色いキャラクターの中くらいの大きさのぬいぐるみでした。
私がそれを手に取って眺めていると「あ、それCMで見た事ある。確か録音機能ついてんだよな」といきなり横に現れた男友達がぬいぐるみを見て言いました。
録音ができるぬいぐるみなんて初めて見た私は少し興味が出てきて、どこをどういじったら録音できるのか、ぬいぐるみを隅々まで見て録音スイッチを探しました。
:11/11/30 00:00
:W62P
:☆☆☆
#78 [怪男]
もしかして裏側かなと思ってひっくり返してみると、その部分だけ機械が露出していて、そこにホクロのように小さいボタンがいくつかついていて、その中に赤い色のものがあったのでこれが録音ボタンなのがわかりました。
「ちょい貸して!」
適当にボタンを押そうとした時、目を輝かせた男友達がそれを私から奪い取りボタンをまじまじと見ています。
やがて何かのボタンを押し、しばらくすると“ザザザザ…”と何かノイズのようなものがぬいぐるみ全体から聞こえてきました。
:11/11/30 00:05
:W62P
:☆☆☆
#79 [怪男]
そのノイズを数十秒間じっと聞いていると、それは段々と人の声のようなものへと変わってきました。
“ア゛ア゛ア゛ア゛”…みたいな女性のうめき声のような感じになってきて、全身鳥肌が立ち怖くなったのですが男友達は「なにこれすげえ!」と全く怖がるそぶりを見せず、それどころか逆に興奮しはじめたのです。
結局私達が持っていくものは、このぬいぐるみになりました。
彼が「これにする!」ときかなかったので仕方なく…。
でもおかげで残り2つの部屋を見る事はなく戻る事になったので内心安心しました。
先ほどみんなと別れた廊下へ戻ってきた時にはうめき声のようなノイズはすでに消えていました。
しばらく廊下で待っていると他の2組のペアが戻ってきて、男友達はいずれも片手に何かを手にしています。
:11/11/30 00:09
:W62P
:☆☆☆
#80 [怪男]
さきほどと同じく輪になるようにしゃがんで、互いに見つけたものを紹介する事になり…
1組めは母親が書いていたと思われる家計簿。2組めは刃の先に乾いた薄黒い血のようなものが付着しているハサミ。
そして最後に私達ペアが見つけたぬいぐるみを紹介しました。
「いいか、聞いてろよ」と男友達が裏についているボタンを適当に押したのですが、しばらく待っていてもついさっきまで聞こえていたノイズが再生されません。
ずっと無音のままなんです。
:11/11/30 00:11
:W62P
:☆☆☆
#81 [怪男]
「おっかしいな〜」
困った顔をしながらいう男友達は、無音のままのぬいぐるみに段々とイライラしてきたようで、信じられない行動をとりました。
片手に持ったぬいぐるみ上に振り上げたと思うと、露出してある機械の部分を思い切り床に叩きつけたのです。
彼は狂ったように何度も叩き続けてました。
ガン!ガン!ガン!
さすがにヤバいと感じたのか男友達の一人が止めようと、腕を掴んで彼の手を止めました。
:11/11/30 00:24
:W62P
:☆☆☆
#82 [怪男]
ふと床を見たらぬいぐるみのそばに機械の部品の破片が散らばっていて、機械が壊れて使えなくなったという事がわかりました。
「もう帰ろうよ…」
シーンと静まりかえった中で女友達が震えた声で言いました。
さっきまでは軽く騒いでいた彼女が一変して今度は半泣き状態でその場にうずくまっていました。
男友達はみんな顔を見合わせて視線で合図を送ったあと「帰るか」と言って立ち上がって、帰る事になりました。
:11/11/30 00:37
:W62P
:☆☆☆
#83 [怪男]
そして一列で玄関へ向かって歩き出そうとした瞬間、最後尾にいた女友達が「キャッ!」と小さな悲鳴をあげたんです。
みんな何事かと思って事情を聞くと、背筋が凍るような言葉が彼女の口から出ました。
「い…いま…服の後ろ…誰かに引っ張られた…」
そう言うので彼女の後ろを懐中電灯を照らして確認してみましたが、もちろんそこには誰もいません。
:11/11/30 00:47
:W62P
:☆☆☆
#84 [怪男]
男友達は「気のせいだろ」と軽く流して再び前を向いて玄関へ向かいました。
私は怖がっているそんな友達をほっとけず、彼女の手を握って横に並んで歩きました。
なんとか外に出る事ができ、一安心したのも束の間でした。
「そこでなにしてるの!」
後ろから突然大きな声がしてみんな一斉に振り返ると、そこには見回り中の警察官が懐中電灯を片手に立っていたんです。
なんとか事情を話して納得してくれましたが、約十分くらいこっぴどく怒られてしまいました。
:11/11/30 01:03
:W62P
:☆☆☆
#85 [怪男]
やっと解放されるという時、事情を聞かれた際に話したぬいぐるみの事で警察官の人がいいました。
「そうそう、そこの兄ちゃん。そういうところにある物を壊しておいてほったらかしにしといたらあかんよ。ちゃんと新しいものを買ってお墓にお花と一緒にお供えして謝る事。いいね?」
ぬいぐるみの機械を壊した張本人の男友達は参ったなという表情をしていました。
その数日後、ぬいぐるみを壊してしまった男友達がなぜかあの家で遺体で発見されたというニュースを見て衝撃が走りました。
:11/11/30 01:19
:W62P
:☆☆☆
#86 [怪男]
彼はあの家の廊下で無残な姿で亡くなっていたそうです。
更にもっと驚いた事がありました。
廊下にあったはずのあの壊れたぬいぐるみがその場から消えていたらしく、廊下どころか家の中から完全に消え失せていたそうなのです。
壊した際に散らばった機械の破片も跡形もなく…。
あの後に誰かが訪れて、持ち去っていったのか…真実は未だにわかりません。
最後に…
一つだけひっかかっている事があるんです。
:11/11/30 01:29
:W62P
:☆☆☆
#87 [怪男]
あの日、警察官の人が言った言葉がどうにも―
No6.ぬいぐるみ・END
:11/11/30 01:32
:W62P
:☆☆☆
#88 [怪男]
No7.自販機の下に潜むもの
投稿者.下田
:11/11/30 01:38
:W62P
:☆☆☆
#89 [怪男]
前のお話の最後で投稿者の苺みるくさんがひっかかっている事があると仰っていましたが、どうやら解決したようですよ。
それを聞いて私も納得しましたよ。
皆さんはどうでしょう?
わからない方にヒントをおひとつ。
警察官の方に事情をお話ししたのは、ぬいぐるみを壊した男友達の方ではないそうですよ。
あとぬいぐるみを壊してしまった事も警察官にお話しました。
ええ…“ぬいぐるみを壊した”という事だけは。
あと、消えた録音機能付きのぬいぐるみの事も気になりますが…そろそろ時間切れなので次のお話いってみましょう。
:11/11/30 01:50
:W62P
:☆☆☆
#90 [怪男]
自販機…自動販売機。
とても便利ですよね。
私、怪男の家の前にもありますよ。
5〜6歩進むだけですぐたどり着きます。
ところで皆さんは自動販売機の下を見た事はありますか?
よくテレビとかで誤ってお金を自動販売機の下に落としてしまう人を見ますが、私はそんなヘマをした事はありません。
まあお金を落とした事はありますが、自販機の下に転がっていかせた事はありません。
:11/11/30 01:58
:W62P
:☆☆☆
#91 [怪男]
今回の投稿者、下田さん。
彼はとてもおっちょこちょいで、普段から非常に忘れ物や落とし物が多いそうです。
そんな下田さんの家の近くには古びた煙草の自動販売機があるそうなのですが、ある日の夜、会社帰りにその自動販売機で煙草を購入したんですね。
それで…おっちょこちょいな所がありますから、小銭を取り出す際に小銭を派手に地面にばらまいてしまったと。
夜の静かな住宅街に「チャリーン!」と地面に小銭が跳ねる音が響いてしまい…彼も「あぁっ!」と反射的に大きな声を出してしまい…落ちた小銭をしゃがんで一つ一つ拾っていきます。
:11/11/30 02:10
:W62P
:☆☆☆
#92 [怪男]
自販機の下にも転がっていったかもしれないと思って下を覗いたんですね。
いやないなと顔をあげようとした瞬間、ほんの一瞬だけ奥の方で何かの視線を感じたらしく自販機の下を二度見した下田さん。
すると…いたらしいですよ。
暗闇の奥から大きく見開かれた何者かの目が下田さんの方をじっと見つめていたのです。
自販機と地面の間はほんの数センチしかあいていないので、そんな所に人なんかが入れるわけはありません。
怖くなった下田さんはそのままダッシュで逃げたそうですが…
おっちょこちょいな性格は相変わらずで…逃げる際に財布とカツラを落としていかれたと。
No7.自販機の下に潜むもの・END
:11/11/30 02:36
:W62P
:☆☆☆
#93 [怪男]
No8.深夜3時のノック
投稿者.名無しさん
:11/11/30 02:43
:W62P
:☆☆☆
#94 [怪男]
俺が高校生だった頃の話。
深夜いつものように自分の部屋でパソコンでYouTubeとかニコ動とか見てた。
よく覚えてないけど深夜3時くらいだったかな?
俺の部屋のドアが突然ノックされた訳よ。しかもかなり大きな音で。
こんな時間に俺の家族が起きてる訳ないのね。だからなんかビビッてちびりそうになったのを覚えてる。
とりあえず様子見ようって事でまたパソコンに向き直して動画を見てた。
それからノックは一度もなかったんだが、次の日も同じように深夜3時頃に俺の部屋がノックされたんだよ。
2日連続ともなると深夜とはいえ家族の誰かのイタズラなのかと思えてきて、ついにキレた俺はドアを思いきり蹴ったんだ。
:11/11/30 02:58
:W62P
:☆☆☆
#95 [怪男]
そしたらドアの向こうで母親が深夜だというのに騒ぐように言ったんだ。
「やっぱりいるんだね!」
俺は何の事かさっぱりで首を傾げてたら、向こうから父親や弟の声も聞こえてきた。
「兄ちゃん…」
弟の声はなんか寂しそうだった。
母親の泣き声も聞こえてくるしで、このドアの向こうで一体何が起こってるのかと。
俺はドアを開けてみた。
そっからの記憶はない。
No8.深夜3時のノック・END
:11/11/30 03:10
:W62P
:☆☆☆
#96 [怪男]
No9.一番怖いのは人間(前編)
投稿者. ―
:11/11/30 03:19
:W62P
:☆☆☆
#97 [怪男]
お話も残り2話となりました。
今回は投稿者はいません。
最後のお話は私、怪男のオリジナルストーリーで締めたいと思います。
前編・後編があります。
かなりの長編になるかと思いますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
お話のテーマは“人間の狂気”となっております。
※文章にグロテスクな表現が多く含まれます。
苦手な方は読まないでください。
では前編の始まりです。
:11/11/30 03:30
:W62P
:☆☆☆
#98 [マヨ]
気になる( ̄∀ ̄)イ
:11/11/30 23:48
:W61T
:☆☆☆
#99 [怪男]
:11/12/01 12:31
:W62P
:☆☆☆
#100 [怪男]
安坂家―
一見幸せそうに見える5人の家族…
しかし5人はそれぞれ誰にも言えない秘密を抱えている…
【安坂 渓子】
45歳、妻、専業主婦。気さくで明るい性格。
現在、夫以外の男性と秘密で不倫中。
ある日、息子と知らない男性による薬の売買現場を目撃。
【安坂 幸宏】
46歳、夫、サラリーマン。いつもおとなしく何を考えているのかわからない。
実は隠れた同性愛者。
次女が妻を脅している現場を目撃し、解決策を練ようとする。
【安坂 美緒】
19歳、長女、大学生。母親同様気さくで明るい性格。
家族にも友達にも秘密でこっそり風俗店で働いている。
ある日、父親が男性と親密そうに歩いているのを目撃。
【安坂 勇紀】
17歳、長男、高校生。父親同様おとなしい性格。
大学受験の密かなストレス発散として知り合いから勧まれた薬をやっている。
ある日、長女の風俗店での出入りを目撃する。
【安坂 夏美】
16歳、次女、高校生。気が強く喧嘩っぱやい。年頃のせいでグレている。
母親の不倫現場を目撃してからは、何かと母親を脅す。
幸せそうな5人の家族の歯車が今、狂いだす―
:11/12/01 12:37
:W62P
:☆☆☆
#101 [怪男]
朝の日差しが照らされた先に安坂家はある―
「ほら起きて!勇紀!」
来年大学受験を控えている長男・勇紀が母・渓子の大声によって起こされた。
勇紀はいつも起こされない限り永遠に眠っているので、そんな勇紀に渓子はいつも手をやいている。
「おはよ、もうみんな起きてるよ。早くご飯食べちゃって!」
無理矢理起こされた勇紀は寝ぼけ眼で寝癖の髪を掻きながら階段を下り洗面所へ向かう。
:11/12/01 12:49
:W62P
:☆☆☆
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