心霊夜話
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#52 [怪男]
しばらくして場所を離れていた岡田さんが戻ってくると、犬は落ち着いたのか目をつむって気持ち良さそうに眠っていた…その時はそう思っていた。
「お前の名前決めなきゃね…」
話しかけるように言い、犬のそばに正座をして名前を考えました。
「ポンタ…うん、ポンタがいい」
名前の由来は特になかったそう。
何気に思いついたのだそうだ。
「よしよし…今日からポンタ…お前は家で…」
そう言ってポンタを抱き上げた時の感覚は一生忘れないと後に岡田さんは言っている。
さっきからストーブの前にいたはずなのにポンタの毛がやけに冷たい。
…嫌な予感がした。
:11/11/26 02:23
:W62P
:☆☆☆
#53 [怪男]
予感は的中しました。
ポンタはすでに息を引き取っていました。
その顔はただ眠っているようにしか見えなかったという…
でも信じたくなかった岡田さんは、ポンタに向かって何度も名前を呼び続けた。
何度も何度も…
岡田さんはその場で正座したまま眠りについて、気がついたら朝になっていた。
岡田さんの膝の上に乗っているポンタはすでに生気はなく、体重は軽く体は冷え切っていた。
:11/11/26 02:33
:W62P
:☆☆☆
#54 [怪男]
その日、庭にポンタの遺体を埋めてからだという。
岡田さんの周りで不思議な事が起こるようになったのは―
夜に、ポンタが捨てられていたゴミ置き場のゴミの山の中から犬の鳴き声が聞こえたり、昼間に庭で趣味の園芸をしていると庭を何かが走り回っているような気配を感じたり…夜部屋で寝ようとしている時もふと何かの視線を感じたり…
しかし岡田さんは不思議と怖さは全く感じてはいなかった。
なぜなら…
「ポンタは私の心の中で生き続けていて、独り身の私をいつまでもそばで見守ってくれているから」
だという。
:11/11/26 02:51
:W62P
:☆☆☆
#55 [怪男]
岡田さんはこうも言っている。
「あの夜、もしポンタを見つけていなかったら私はすぐにでも夫の後を追っていたかもしれない」
…と。
ならポンタは岡田さんにこう言っているのでしょうね…
「ボクの命を少しの間だけでも守ってくれた人が自分の命を簡単に捨てるなんて駄目だよ。どうせならボクの分まで長生きしてくれなくちゃ」
…と。
ポンタは岡田さんにその気持ちを持ち続けられるよう願いながら
「ボクはここにいるよ」
と岡田さんにメッセージを送っているのかもしれません。
No4.ポンタの恩返し・END
:11/11/26 03:10
:W62P
:☆☆☆
#56 [怪男]
No5.ラブホにて
投稿者.M・T
:11/11/26 03:15
:W62P
:☆☆☆
#57 [怪男]
ラブホ…ラブホテル。
残念ながら私には一切ご縁のない場所でございます、ええ。
ラブホテルって結構心霊体験する人が多いと聞きますね。
今回の投稿者、M・Tさん。
彼は…いわゆるチャラ男らしいです。
「今まで色んな女とやってきた」
…と自慢気に話してました。
だから何だよって話なんですよね、そういうのにご縁がない私にとってはもう。
このチャラ…じゃなくてM・Tさんと、彼と一緒にホテルに来た女性のおニ人がラブホテルで体験したという心霊体験をご紹介します。
:11/11/26 03:23
:W62P
:☆☆☆
#58 [我輩は匿名である]
オチが微妙なのばっかり
:11/11/26 15:31
:Android
:☆☆☆
#59 [怪男]
M・Tさん(以後Tさんとさせて頂きます)は今日の夜もその持ち前のルックスで道行く女性に声をかけ、言葉巧みに口説き、大通りの路地裏に聳え立つラブホテルへと女性を誘った。
会計を先に済ませ部屋のドアを開ける…すると女性がドア越しに室内を見渡して、こう言った…
「なんか…空気重くない?」
Tさんは適当に気のせい気のせいと言い、女性の肩に手を回し室内へと足を踏み入れた。
:11/11/26 23:42
:W62P
:☆☆☆
#60 [怪男]
まずTさんがシャワーを浴び、次に女性…そしてすぐに行為へと持っていく。
蛍光灯ランプの小さな明かりだけがついた薄暗い部屋のベッドで女性が下で仰向けになり、Tさんがその上に覆い被さる。
お互い目をつむり、くねくねと動きながらキスをして…女性が一瞬だけ目を開けた時だった…。
覆い被さるTさんの真上…そう、天井に何か妙なものを見たという。
しかし上のTさんのくねくねという動きのせいでよく見えなかったので、気にせず再び目をつむった…。
:11/11/26 23:55
:W62P
:☆☆☆
#61 [怪男]
再び女性がそれを見たのは、本番行為をしている最中。
仰向けになって小さな声で喘いでいると再び天井に何か小さな白いものが…
さっきはTさんの体でよく見えなかったが、今度は真っ直ぐ天井を見据える事ができる。
声を出しながら目をこらしてそれをじっと見つめていると、天井の白い何かが人の手である事に気がついたそう…
しかもそれは手首から先だけで…腕など他の体の部位はなかった。
「あれ…」
それを凝視しながら天井を指差すと、Tさんは腰の動きを止めて天井に目をやった…。
:11/11/27 00:11
:W62P
:☆☆☆
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