拝啓、中二の僕へ。
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#75 [だーいし]
『さぁどんな内容かな?』
【久しぶりの手紙になる。最近は美緒ちゃんと喋れているだろうか?】
『はい、おかげさまで。』
【いきなりだが、明日とんだサプライズがある。楽しみにしていてくれ。以上。】
『えっ?終わり?』
真也は手紙の裏や、封筒の中を調べたが何も書いていなかった。
『サプライズかぁ〜。なんだろ。まさか、美緒ちゃんから告白ぅ?な訳ないか!グフフ!』
真也はそのまま寝息を立てた。本当にそれはとんだサプライズだった。
:12/05/08 07:41
:S003
:TVUEjQQ2
#76 [だーいし]
次の日、サプライズが起きるという日なのに何故かぐっすり寝られた真也は笑顔で自転車をいつもの場所に停めた。
『真也ー!!おははよーん!』『おははよーん!』
真壁は驚いた。
『初めてだ!初めて「おははよーん!」をやってくれた。俺はうれしいよ。。うっ……う。』
真壁は泣くフリをし、次の瞬間ニヤつきながら真也の肩を組む。
『さてはお主、もうあの件を知っての諸行か?』
『あの件?』
『とぼけよって!今日、うちのクラスに転校生が来るらしいぜ!』
:12/05/08 17:30
:S003
:TVUEjQQ2
#77 [だーいし]
『転校生?』
真壁はため息をつく。
『本当に知らねぇのかよ〜。ある筋の情報では番長クラスの強面野郎だってよー。ひぃぃおっかねぇぇぇ。』
『ふーん。』
(サプライズってそれか?)
真也は疑問に思いながらも教室へと向かった。
朝のHR。
棚橋が教卓へと向かう。
『えぇー知ってる人もいると思うが、今日から新しい仲間が増える。所謂、転校生ってヤツだな。』
教室がざわつく。
真壁は口々に「やべえぞ!」「あんま目合わせるな!」など野次を飛ばす。
それで、また教室がざわつく。
『はい、入ってー。』
教室の扉が開いた。
:12/05/08 20:07
:S003
:TVUEjQQ2
#78 [だーいし]
「えっ?女?」
「全然違うじゃん。」
「てか、可愛くね?」
男子達を中心に言葉が飛び交う。
(何情報だよ。アイツ。)
真壁は廊下側の席から恐る恐る真也を見る。
真也はしかめっ面をした。
真壁はそれを見るやいなや、手を合わせ何度も頭を下げた。
『では、自己紹介を。』
『えぇーどうも、飛鳥美沙言います。よろしく!』
「関西弁だ。」
「てか、可愛くね?」
男子達がまた口々に言う。
拍手の渦が美沙を包んだ。
(ん?飛鳥……美沙?)
真也は徐に立ち上がった。
『『あぁーーーー!!』』
真也と美沙は指を差し合う。
『泣き虫飛鳥!』
『意地っ張り真ちゃん!』
まさにサプライズだった。
:12/05/08 20:19
:S003
:TVUEjQQ2
#79 [だーいし]
『なんだぁ?知り合いか?』
棚橋が2人に尋ねる。
『えぇ……まぁ……幼なじみってか。』
『結婚の約束してんもんなぁ!』
『なっ、、』
ヒューヒューと口々に声が飛び交う。
『まぁ仲がいい事はいい事だ。で、席だがぁ……空いてるとこに新し』
『うち、真ちゃんの隣がいい!』
:12/05/09 19:00
:S003
:thpJL.lI
#80 [我輩は匿名である]
面白い
:12/05/09 21:05
:SH02A
:EJ3PfQpk
#81 [だーいし]
>>80ありがとうございます!
これからも応援お願い致します!
:12/05/09 23:40
:S003
:thpJL.lI
#82 [だーいし]
ヒューヒューとまた教室に声が飛び交う。
『あきません先生?』
『まぁ、瀧川の意見を聞いてみないとだな。』
『たきがわ…?ああ!真ちゃんの横の子ね!』
美沙は美緒の方を見た。
美緒は臆する事なく、
『私は…いいですけど…。』
と答えた。
(み、美緒ちゃん。。マジ?いやっここは…)
『い、いや、先生コイツだけにそんな待遇ありっすか?』
:12/05/09 23:47
:S003
:thpJL.lI
#83 [だーいし]
『ん〜まぁ待遇というかだなぁ…』
棚橋は腕を組み考える。
(やべぇ…俺勢いで凄いこと言っちゃったよ…美緒ちゃんと離れるの嫌って事皆に言ったようなもんじゃん!)
美沙は真也と美緒の顔を交互に見る。
『ふ〜ん。なるほどね〜。』
棚橋は思いついたように手を叩く。
『そうだ!また席替』
『ほな、真ちゃんの前でいいですよ!いいよな!?』
美沙の勢いの押されたのか、真也の前の席の女の子は頷いた。
『はいっ決まり♪』
そう言うと美沙は自分の席を真也の前に置いた。
(まぁ、とにかく難を逃れたぞ。)
:12/05/10 02:05
:S003
:vgV4ce3s
#84 [だーいし]
休み時間クラスメートのほとんどが、美沙の席を取り囲み色々な質問をする。
真也は窓の方を向き寝ていた。
『ねぇねぇ!関西弁だけど前の学校も関西なの?』
『そうやで!前は大阪の学校で』
『なんだその嘘。』
真也はムクリと起きた。
『昔おばさんが大阪で1年住んでただけで、すっかり関西弁になってそれがうつっただけだろ?コイツはねっからの関東人です。』
『なんでそれ言うん!』
オーと教室が沸く。
『なんのオーだよ。』
:12/05/10 02:18
:S003
:vgV4ce3s
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