拝啓、中二の僕へ。
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#123 [だーいし]
真也の前の座席がいきなり倒れてきた。
『よっ!』
『ったく美沙!いきなり座席のリクライニングMAXにしてんじゃねえよ!』
『えっ?アカンかった?』
『恐いからそのまま喋るな。』
『あっミサミサ!』
真壁は美沙に大きく手を振るが美沙は華麗にスルーした。
:12/06/12 22:46
:S003
:fpNBqx1o
#124 [だーいし]
『ミサミサってばメッシ並みのスルー。』
『真壁に付き合ってる暇ないわ!』
ふと真也は横に目をやった。
(美緒ちゃんだ。)
美緒と目が合いお互いに会釈をした。
『君たちってそんな仲良かったんだ!』
まるで真也の気持ちを代弁するかのように真壁が言った。
『仲良しやで!ねぇー美緒ちゃん!』
『ねぇー、美沙ちゃん。』
:12/06/13 01:34
:S003
:M86m.2eQ
#125 [だーいし]
美緒と美沙が楽しそうに話している光景を見て、真也も次第に笑顔がこぼれた。
真壁はそれに気付き、同じく笑った。
そして、空港に到着。
一路「関西」へ。
『街並み全然変わってねぇな。』
『いや、知らねぇだろ。』
真也と真壁の八ツ橋を食べながらのやり取り。
『きか…金閣寺も変わってねぇ。』
『噛んでんじゃん。「きか」って言ってるし!てか変わらねぇもんだから。』
:12/06/14 07:19
:S003
:9o5eH4yk
#126 [だーいし]
『今日はまた一段とツッコミが冴えるね〜真也氏〜。』
『何を言うかと思えば…』
2人は目の前にそびえる金閣寺を眺めていた。
『おい!真也!あれ見てみろ!』
真也は真壁が指差す方向を見る。
『あぁ隣のクラスの長塚と美濃部じゃん。あれっ?』
『手ぇ繋いでるぞ…アイツら付き合ってたんだ…』
『みたいだな。』
2人は金閣寺そっちのけで手を繋いでいる2人をしばらく見ていた。
:12/06/14 07:30
:S003
:9o5eH4yk
#127 [だーいし]
『いいなぁぁぁ!!!』
真壁がいきなり立ち上がり叫んだ。
『俺はいつまでお前と八ツ橋なんか食べてないといけねぇんだ。』
『うるせぇよ。』
『はーモテたいなー!ちと小便行ってくる。』
真壁は股間を押さえつつトイレに向かって。
(俺も…3日目にはそうなるのかな。)
思い出した手紙の一文。
【告白のチャンス@…修学旅行2日目の夕方】
:12/06/16 22:56
:S003
:1.mj.RU2
#128 [だーいし]
『では、手を合わせて下さい。いただきます。』
『いただきます!』
京都観光が終わり、みなホテルで夕食を食べていた。
『げっ!デザートに普通に八ツ橋出てる!買ってまで食ったのに!』
『ぶはは。真壁は日頃の行いが悪いんだよ。』
:12/06/16 23:03
:S003
:1.mj.RU2
#129 [だーいし]
食事を済ませ、各々出席番号順に分けられた部屋へと向かう。真也と真壁は別の部屋だった。真也は他に仲のいい友達がいない為、ただただ無心でテレビを見ていた。
そして就寝時間。
真也の部屋の男子達はすんなり寝息を立てていた。
『寝れねぇ…』
真也は部屋のドアを開け外へ出た。
:12/06/29 04:05
:S003
:yoGY.4n6
#130 [だーいし]
宿泊しているホテルの前は大きな湖がある。
その湖の近くのベンチに真也は腰をおろした。
時刻は夜中の3時をまわったところだった。
特に何かをするわけでもなく、真也は湖を見ていた。
『何黄昏てんだよ。』
後ろから声がした。
『ま、真壁!』
『寝れねぇよな。修学旅行だってのに皆寝やがって。』
:12/06/29 04:09
:S003
:yoGY.4n6
#131 [だーいし]
真壁は真也の横に座り、ふーっと大きく息をした。
『普通さ、女子達が「私たちの部屋こない?」みたいなメールとかよこすだろ!?ないよな〜うちの女子。』
『学園ドラマの見すぎだろ?そんなの。』
ハハハとお互いに笑い合い、沈黙になる。
『いや〜真也氏いよいよ明日だな。いやっ日付変わって今日か。』
『何が?』
『何がって総合学習だよ!』
:12/06/29 04:15
:S003
:yoGY.4n6
#132 [だーいし]
『あぁぁ。そうだな。』
『何だよ。その感じ!美緒ちゃんとお寺を巡れるんだよ!テンション上げろよ〜。』
『そ、そうだな。』
真也は立ち上がりベンチの前にある木の柵に両手をかけた。
真壁は何かを確信した。
『真也、もういいよ。正直になれよ。』
『えっ?』
真也は振り返り座っている真壁を見た。
『本気で好きなんだろ?美緒ちゃんの事。』
:12/06/29 04:21
:S003
:yoGY.4n6
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