世界の崩壊・・・
最新 最初 🆕
#159 [ひろ]
ユウヤ「…としき、無線かしてくれ」


ユウヤさんはそう言うと、僕の手から無線を取った


ユウヤ「……ジュンヤ、とにかく、話は後だ……カツヤを…カツヤを連れてこっちまで来てくれ」


ジュンヤ「わかりました!」

⏰:07/04/11 17:19 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#160 [ひろ]
無線を切って静まり返った教室内…

ふと生徒達の顔を見まわしてみると、皆、不安でいっぱいな顔でこっちを見ていた


としき「みなさん!!敵はもう退却しました!!もう大丈夫です!」


教室内に響き渡る僕の声……


「……もう…敵は攻めて来ないんすか?」


一人の生徒が質問してきた

⏰:07/04/11 17:29 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#161 [ひろ]
答えられなかった…この質問には…答えられなかった…


すると後ろで聞いていたユウヤさんが動き出した


ユウヤ「敵はまた来ます!今度はもっと大勢の敵が来るでしょう」


この言葉に、教室内…視聴覚室の中は、一気にざわめき出した


「また敵が来るって…また来たら、あんた達は、俺等の事守りきれるんすか!?」


ユウヤ「全力は尽くします!」

⏰:07/04/11 17:37 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#162 [ひろ]
「全力尽くしても守れなかったらどうすんだよ!」


「そうだぁー!!」


「だいたい、あんた達が俺等の事見捨てて逃げるかもしれないしなぁーー!」

⏰:07/04/11 17:40 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#163 [ひろ]
ところどころで湧き立てられる罵声に、僕とユウヤさんは、ただ聞くことしか出来なかった……


「あんた達の仲間一人死んだんだってなぁーそんなんで……」


「いい加減にしてよッッ!!」


一人の女の子が、痺れを切らせて大声で叫んだ

その女の子は……山瀬さんだった

⏰:07/04/11 17:44 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#164 [ひろ]
山瀬「みんな、自分の言ってる事がわかってるの?先輩た……この人達は、私達の事を助けに来てくれたんだよ?この人達が居なかったら、さっきので皆死んじゃったかもしれないんだよ?」


また…教室内が静まり返る


ガラガラガラ〜……


そんな時、ジュンヤが教室に入ってきた…

⏰:07/04/11 17:49 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#165 [ひろ]
ユウヤ「…ジュンヤ、カツヤは?」

ジュンヤが一人で入って来た事を見てユウヤさんが聞く


ジュンヤ「…生徒達に、見せたらマズイと思って、廊下に…」

教室内の雰囲気に困惑するジュンヤ


ユウヤ「…そうか、こっちに運んできてくれないか?


ジュンヤ「…は、はい」

⏰:07/04/11 17:54 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#166 [ひろ]
そう言って、困惑しながらもカツヤを運んできた…


カツヤの姿を見て、僕は思わず目をそらしてしまった…イヤ、生徒達みんながカツヤを見ないように目をそらしていた…

⏰:07/04/11 17:57 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#167 [ひろ]
カツヤは、右肩に一発の銃弾をあび、腕を伝って血がポタポタと垂れている、顔の半分は血しぶきで真っ赤に染まっておりボロボロだった…必死で戦っていたのが直ぐにわかる……そして最後に、喉の真ん中辺りに風穴が開いていた…これでカツヤは命を絶ったのだろう…

⏰:07/04/11 18:03 📱:PC 🆔:gawpxHU2


#168 [ひろ]
ユウヤ「皆……目をそらさないで見てやってくれ……こいつは…」


涙を目に溜め込んだユウヤさんが言う


ユウヤ「…こいつは、ホントどうしようもないバカな奴でした……でも……僕たち全員がこいつの事を大好きでした……見てください……こいつ…みんなを守ろうと必死で戦ったんだとわかりませんか?」

⏰:07/04/11 18:10 📱:PC 🆔:gawpxHU2


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194