世界の崩壊・・・
最新 最初 全 
#350 [ひろ]
ユウヤ「大変な思いをしてきたんだな…としき」
ユウヤさんの言葉で僕はハッと我に返った
周りを見渡すと皆涙していた…
としき「…す、すみません…辛い話をしちゃって…」
:07/05/14 17:14
:D902iS
:1bY0aUsE
#351 [ひろ]
としき「とにかく…ここにこれから敵の大軍が攻め寄せて来ることは間違いないんです!」
ユウヤ「…そうだな…早く手を打たなきゃな!」
静まり返る教室内…
ヤス「た…戦いましょう」
としき「ヤス!!目覚ましたのかぁ!」
:07/05/14 17:19
:D902iS
:1bY0aUsE
#352 [ひろ]
ヤスは頭を抱えて起き上がった
ヤス「としき…迷惑かけたな…」
ニコッと笑いそう言うヤスを見て、僕はホッとした
ヤス「ユウヤさん、俺は敵の大軍が来ようとここで戦いたいです!」
ヤスの目は真剣だった
:07/05/14 17:23
:D902iS
:1bY0aUsE
#353 [ひろ]
ユウヤ「……」
今回ばかりは事の重大さにユウヤさんも戸惑いを隠しきれないでいた
としき「もうここまで戦って来たんです…最後まで戦いましょう!」
ユウヤ「……そうだな」
:07/05/14 17:33
:D902iS
:1bY0aUsE
#354 [ひろ]
「…ぼ、僕も皆さんと共に戦いたいです!」
突然教室のドアが開いたと思うと一人の生徒が真剣な表情で言ってきた…
どうやら廊下で盗み聞きをしていたようだ…
ユウヤ「君は?」
驚いた顔でユウヤさんが聞く
:07/05/15 00:48
:PC
:HiL9gFCg
#355 [ひろ]
「…僕は…この学校に大好きな彼女が居ます…その子を守りたいです…」
ユウヤ「…そうか……でも、生徒である君を戦わせる訳には…」
「お願いします!!」
僕達はこの一人の生徒に圧倒された
:07/05/15 00:51
:PC
:HiL9gFCg
#356 [ひろ]
としき「…君の名前は?」
「松田タクマと言います!」
僕の質問にキッパリと答えてくるこの子の顔は真剣そのものだった
ユウヤ「…もう悩んでいる時間もない……戦おう!最後まで!」
:07/05/15 00:55
:PC
:HiL9gFCg
#357 [ひろ]
もう…ユウヤさんのこの言葉に…反論しようとする者は誰も居ない…それどころか…皆この言葉を待っていたかの様な表情だ
ユウヤ「作戦もクソもあったもんか!全員校門の前で敵を待ち受けてやろう!」
「おおーーーーーッ!!」
僕達の最後の戦いの始まりだった…
:07/05/15 00:59
:PC
:HiL9gFCg
#358 [ひろ]
ユウヤ「としき…ちょっといいか?」
皆が雄たけびをあげている中、ユウヤさんは冷静な表情で僕を呼び出した
としき「ん?どうしました?」
僕はそっけなく返事をする
ユウヤ「あの松田という子の事なんだが…」
:07/05/16 01:14
:PC
:5e9xx3T2
#359 [ひろ]
としき「……戦わせてあげてもいいのでは?」
僕の思い切った発言に、ユウヤさんは意外にも驚いていなかった
ユウヤ「…ああ…俺もそうしようと思っている…ただ…」
としき「…ただ?」
俯いたままユウヤさんは言う
:07/05/16 01:17
:PC
:5e9xx3T2
#360 [ひろ]
ユウヤ「…お前、あの子の傍に着いてやってほしい!」
としき「俺がですか?」
僕は目を見開いた
ユウヤ「ああ…戦わせると言っても、あの子は学生だ…あの子が死ぬ事は俺が許さない、お前の傍なら安心だと思って」
:07/05/16 01:20
:PC
:5e9xx3T2
#361 [ひろ]
としき「……どうして僕の傍なら安心なんですか?」
ユウヤさんの言ってる事の意味がわからなかった…
ユウヤ「…とにかく!お前はあの子の傍を離れるな!何があっても!」
ユウヤさんは怒鳴るようにそう言って、僕の元を離れていった
:07/05/16 01:23
:PC
:5e9xx3T2
#362 [ひろ]
僕は意味が分からないといった表情で教室から出た
すると
山瀬「…先輩!」
廊下には山瀬さんが立っていた…
:07/05/16 01:25
:PC
:5e9xx3T2
#363 [ひろ]
としき「…山瀬さん!また勝手に避難場所から抜け出してきたんですか?」
ニッコリと微笑んでそう言う僕の質問を無視するかのように山瀬さんはその場にしゃがみ込んだ…
山瀬「…うッ……」
としき「山瀬さん?」
:07/05/16 01:29
:PC
:5e9xx3T2
#364 [ひろ]
山瀬「…ケホッ……ケホッケホッ…」
口を押さえながら咳き込む山瀬さん……僕は嫌な予感がした…
としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」
山瀬さんの背中をさすりながらそう言う僕…
:07/05/16 01:32
:PC
:5e9xx3T2
#365 [ひろ]
しゃがみ込んだ山瀬さんの咳き込みは一向にやまない……
僕は必死で背中をさすった
僕には背中をさする事しか出来なかった…
:07/05/16 01:37
:PC
:5e9xx3T2
#366 [ひろ]
山瀬さんの咳き込みは3分くらい続いた……
少し落ち着くと…山瀬さんは涙を流して、口に当てていた手のひらを僕に見せてきた……
山瀬さんの手のひらには血が着いていた……
そして山瀬さんのピンク色だった唇も……血で真っ赤に染まっていた…
:07/05/16 01:41
:PC
:5e9xx3T2
#367 [ひろ]
:07/05/16 01:48
:PC
:5e9xx3T2
#368 [ひろ]
としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」
山瀬「……先輩…」
目をうるうるさせながら山瀬さんは言う……
としき「……山瀬さん…とにかく、口を拭いてください」
そう言って僕はポケットに入っていたティッシュを手渡した
:07/05/18 21:19
:PC
:h/ELWNzA
#369 [我輩は匿名である]
はげト
はよ書けト
:07/05/19 14:48
:W32H
:Xky3CbNo
#370 [ひろ]
山瀬「…ありがとうございます…」
俯きながらティッシュを手に取った山瀬さん
としき「…大丈夫ですか?」
山瀬「……最近…体がおかしいんです…」
ティッシュで口を拭きながら、山瀬さんは小さな声で呟いた
:07/05/20 00:53
:PC
:3lzgGKn6
#371 [ひろ]
としき「体がおかしいって……今みたいな事が、よくあるって事ですか?」
僕は動揺しながら山瀬さんに問いかける
山瀬「……はい…急に胸が苦しくなって…今みたいに…」
としき「……そんな…」
:07/05/20 00:55
:PC
:3lzgGKn6
#372 [ひろ]
僕達は土木科専門学生…学校で習う事は、土木や建築の事ばかり…
仮に山瀬さんが、何か重大な病気だったとしても…
僕達にはどうする事も出来ないことを……
一瞬悟った……
:07/05/20 00:59
:PC
:3lzgGKn6
#373 [ひろ]
としき「……そ、その症状はいつから始まったんですか?」
山瀬「先輩が、ヤスって人を助けに学校を出ていってからです…」
としき「……と、とにかく、今は体を安静にしておいてください!!」
僕には、こう言う事しか出来なかった…
:07/05/20 01:03
:PC
:3lzgGKn6
#374 [ひろ]
ガラガラ…
ユウヤ「…としき、屋上の見張りが敵の大軍を発見したみたいだ……俺達は今から戦闘に備えて全員校門で敵を待ち受ける…」
教室のドアを勢いよく開けてユウヤさんが言う……
ユウヤさんの額からは、ひ汗が勢いよく吹き出していた
:07/05/20 01:15
:PC
:3lzgGKn6
#375 [ひろ]
としき「……そうですか…」
山瀬さんの顔をチラッと見ると…
その顔は、苦しそうな、不安そうな、悲しそうな……なんとも言えない表情で僕の顔を見ていた…
:07/05/20 01:18
:PC
:3lzgGKn6
#376 [ひろ]
としき「…山瀬さん…俺」
ユウヤ「お前はその子と一緒に居てやれ…松田君は俺が面倒を見る」
僕の言葉をさえぎる様にユウヤさんが言った
としき「………」
:07/05/20 01:21
:PC
:3lzgGKn6
#377 [ひろ]
ユウヤさんの言葉に、数秒間の沈黙が走った…
としき「……でも…」
ユウヤ「戦う事だけが、誰かを救う事じゃないんじゃないのか?」
としき「…ユウヤさん」
:07/05/20 01:26
:PC
:3lzgGKn6
#378 [ひろ]
ユウヤさんはそう言い残し、チームの皆を連れて、校門へと走っていった…
山瀬「…先輩……」
としき「…どうしました?」
複雑な思いの中、僕は必死に笑顔を作り、山瀬さんの方へと顔を向けた
:07/05/20 01:29
:PC
:3lzgGKn6
#379 [ひろ]
山瀬「…私の事はいいですから…行ってください…」
山瀬さんは俯いて言った
としき「……」
僕は一体どうすればいいのか分からなかった…
頭の中で答えを見つけ出すことで精一杯だった…
:07/05/20 01:32
:PC
:3lzgGKn6
#380 [ひろ]
としき「……とにかく、皆が非難しているところへ戻りましょう?」
そう言って、山瀬さんの手を引き、避難所へと場所を移した
避難所に着くと、他の生徒達は、皆、僕達、土木科専門学校のチームを心配している様だった
:07/05/20 01:38
:PC
:3lzgGKn6
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194