世界の崩壊・・・
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#351 [ひろ]
としき「とにかく…ここにこれから敵の大軍が攻め寄せて来ることは間違いないんです!」


ユウヤ「…そうだな…早く手を打たなきゃな!」


静まり返る教室内…



ヤス「た…戦いましょう」



としき「ヤス!!目覚ましたのかぁ!」

⏰:07/05/14 17:19 📱:D902iS 🆔:1bY0aUsE


#352 [ひろ]
ヤスは頭を抱えて起き上がった


ヤス「としき…迷惑かけたな…」



ニコッと笑いそう言うヤスを見て、僕はホッとした



ヤス「ユウヤさん、俺は敵の大軍が来ようとここで戦いたいです!」



ヤスの目は真剣だった

⏰:07/05/14 17:23 📱:D902iS 🆔:1bY0aUsE


#353 [ひろ]
ユウヤ「……」


今回ばかりは事の重大さにユウヤさんも戸惑いを隠しきれないでいた


としき「もうここまで戦って来たんです…最後まで戦いましょう!」



ユウヤ「……そうだな」

⏰:07/05/14 17:33 📱:D902iS 🆔:1bY0aUsE


#354 [ひろ]
「…ぼ、僕も皆さんと共に戦いたいです!」


突然教室のドアが開いたと思うと一人の生徒が真剣な表情で言ってきた…


どうやら廊下で盗み聞きをしていたようだ…


ユウヤ「君は?」


驚いた顔でユウヤさんが聞く

⏰:07/05/15 00:48 📱:PC 🆔:HiL9gFCg


#355 [ひろ]
「…僕は…この学校に大好きな彼女が居ます…その子を守りたいです…」


ユウヤ「…そうか……でも、生徒である君を戦わせる訳には…」


「お願いします!!」



僕達はこの一人の生徒に圧倒された

⏰:07/05/15 00:51 📱:PC 🆔:HiL9gFCg


#356 [ひろ]
としき「…君の名前は?」


「松田タクマと言います!」


僕の質問にキッパリと答えてくるこの子の顔は真剣そのものだった



ユウヤ「…もう悩んでいる時間もない……戦おう!最後まで!」

⏰:07/05/15 00:55 📱:PC 🆔:HiL9gFCg


#357 [ひろ]
もう…ユウヤさんのこの言葉に…反論しようとする者は誰も居ない…それどころか…皆この言葉を待っていたかの様な表情だ


ユウヤ「作戦もクソもあったもんか!全員校門の前で敵を待ち受けてやろう!」



「おおーーーーーッ!!」


僕達の最後の戦いの始まりだった…

⏰:07/05/15 00:59 📱:PC 🆔:HiL9gFCg


#358 [ひろ]
ユウヤ「としき…ちょっといいか?」


皆が雄たけびをあげている中、ユウヤさんは冷静な表情で僕を呼び出した


としき「ん?どうしました?」


僕はそっけなく返事をする


ユウヤ「あの松田という子の事なんだが…」

⏰:07/05/16 01:14 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#359 [ひろ]
としき「……戦わせてあげてもいいのでは?」


僕の思い切った発言に、ユウヤさんは意外にも驚いていなかった


ユウヤ「…ああ…俺もそうしようと思っている…ただ…」


としき「…ただ?」


俯いたままユウヤさんは言う

⏰:07/05/16 01:17 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#360 [ひろ]
ユウヤ「…お前、あの子の傍に着いてやってほしい!」


としき「俺がですか?」


僕は目を見開いた


ユウヤ「ああ…戦わせると言っても、あの子は学生だ…あの子が死ぬ事は俺が許さない、お前の傍なら安心だと思って」

⏰:07/05/16 01:20 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#361 [ひろ]
としき「……どうして僕の傍なら安心なんですか?」


ユウヤさんの言ってる事の意味がわからなかった…


ユウヤ「…とにかく!お前はあの子の傍を離れるな!何があっても!」


ユウヤさんは怒鳴るようにそう言って、僕の元を離れていった

⏰:07/05/16 01:23 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#362 [ひろ]
僕は意味が分からないといった表情で教室から出た


すると



山瀬「…先輩!」


廊下には山瀬さんが立っていた…

⏰:07/05/16 01:25 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#363 [ひろ]
としき「…山瀬さん!また勝手に避難場所から抜け出してきたんですか?」


ニッコリと微笑んでそう言う僕の質問を無視するかのように山瀬さんはその場にしゃがみ込んだ…



山瀬「…うッ……」



としき「山瀬さん?」

⏰:07/05/16 01:29 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#364 [ひろ]
山瀬「…ケホッ……ケホッケホッ…」


口を押さえながら咳き込む山瀬さん……僕は嫌な予感がした…



としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」


山瀬さんの背中をさすりながらそう言う僕…

⏰:07/05/16 01:32 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#365 [ひろ]
しゃがみ込んだ山瀬さんの咳き込みは一向にやまない……


僕は必死で背中をさすった



僕には背中をさする事しか出来なかった…

⏰:07/05/16 01:37 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#366 [ひろ]
山瀬さんの咳き込みは3分くらい続いた……


少し落ち着くと…山瀬さんは涙を流して、口に当てていた手のひらを僕に見せてきた……



山瀬さんの手のひらには血が着いていた……


そして山瀬さんのピンク色だった唇も……血で真っ赤に染まっていた…

⏰:07/05/16 01:41 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#367 [ひろ]
感想などあったらよろしくです!

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/05/16 01:48 📱:PC 🆔:5e9xx3T2


#368 [ひろ]
としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」


山瀬「……先輩…」


目をうるうるさせながら山瀬さんは言う……


としき「……山瀬さん…とにかく、口を拭いてください」


そう言って僕はポケットに入っていたティッシュを手渡した

⏰:07/05/18 21:19 📱:PC 🆔:h/ELWNzA


#369 [我輩は匿名である]
はげト
はよ書けト

⏰:07/05/19 14:48 📱:W32H 🆔:Xky3CbNo


#370 [ひろ]
山瀬「…ありがとうございます…」


俯きながらティッシュを手に取った山瀬さん



としき「…大丈夫ですか?」



山瀬「……最近…体がおかしいんです…」

ティッシュで口を拭きながら、山瀬さんは小さな声で呟いた

⏰:07/05/20 00:53 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#371 [ひろ]
としき「体がおかしいって……今みたいな事が、よくあるって事ですか?」


僕は動揺しながら山瀬さんに問いかける



山瀬「……はい…急に胸が苦しくなって…今みたいに…」


としき「……そんな…」

⏰:07/05/20 00:55 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#372 [ひろ]
僕達は土木科専門学生…学校で習う事は、土木や建築の事ばかり…


仮に山瀬さんが、何か重大な病気だったとしても…



僕達にはどうする事も出来ないことを……


一瞬悟った……

⏰:07/05/20 00:59 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#373 [ひろ]
としき「……そ、その症状はいつから始まったんですか?」


山瀬「先輩が、ヤスって人を助けに学校を出ていってからです…」




としき「……と、とにかく、今は体を安静にしておいてください!!」


僕には、こう言う事しか出来なかった…

⏰:07/05/20 01:03 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#374 [ひろ]
ガラガラ…


ユウヤ「…としき、屋上の見張りが敵の大軍を発見したみたいだ……俺達は今から戦闘に備えて全員校門で敵を待ち受ける…」



教室のドアを勢いよく開けてユウヤさんが言う……


ユウヤさんの額からは、ひ汗が勢いよく吹き出していた

⏰:07/05/20 01:15 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#375 [ひろ]
としき「……そうですか…」


山瀬さんの顔をチラッと見ると…



その顔は、苦しそうな、不安そうな、悲しそうな……なんとも言えない表情で僕の顔を見ていた…

⏰:07/05/20 01:18 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#376 [ひろ]
としき「…山瀬さん…俺」


ユウヤ「お前はその子と一緒に居てやれ…松田君は俺が面倒を見る」



僕の言葉をさえぎる様にユウヤさんが言った



としき「………」

⏰:07/05/20 01:21 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#377 [ひろ]
ユウヤさんの言葉に、数秒間の沈黙が走った…


としき「……でも…」



ユウヤ「戦う事だけが、誰かを救う事じゃないんじゃないのか?」



としき「…ユウヤさん」

⏰:07/05/20 01:26 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#378 [ひろ]
ユウヤさんはそう言い残し、チームの皆を連れて、校門へと走っていった…


山瀬「…先輩……」



としき「…どうしました?」


複雑な思いの中、僕は必死に笑顔を作り、山瀬さんの方へと顔を向けた

⏰:07/05/20 01:29 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#379 [ひろ]
山瀬「…私の事はいいですから…行ってください…」


山瀬さんは俯いて言った



としき「……」


僕は一体どうすればいいのか分からなかった…


頭の中で答えを見つけ出すことで精一杯だった…

⏰:07/05/20 01:32 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#380 [ひろ]
としき「……とにかく、皆が非難しているところへ戻りましょう?」


そう言って、山瀬さんの手を引き、避難所へと場所を移した


避難所に着くと、他の生徒達は、皆、僕達、土木科専門学校のチームを心配している様だった

⏰:07/05/20 01:38 📱:PC 🆔:3lzgGKn6


#381 []
更新待ってます!!!

⏰:07/05/20 18:02 📱:W47T 🆔:Nf2ECQSc


#382 [ひろ]
「ひろみ!!」


僕と山瀬さんの事に気がついた、一人の女の子が、心配そうな顔をして走ってきた


山瀬「……ゆ、ゆうこ…ごめ、心配かけたね…」


そう言った山瀬さんの顔は真っ青だった…


ゆうこ「…バカ!あんた、少しは自分の体の事考えて行動しなさいよ!」

⏰:07/05/22 18:24 📱:PC 🆔:AWZ2iaNQ


#383 [ひろ]
ゆうこ「……あッ!…すみません、あたし、ひろみの友達の加藤ゆうこって言います……瀬良先輩ですよね?」


としき「…え?何で俺の名前知ってるの?」


ゆうこ「アハ、瀬良先輩の話は、いつも、ひろみから聞いているものでして」


山瀬「ゆうこ〜!!」

⏰:07/05/22 18:28 📱:PC 🆔:AWZ2iaNQ


#384 [ひろ]
恥ずかしそうに山瀬さんが、ゆうこという子の肩を叩く…


ゆうこ「……この子…最近身体の調子が悪いみたいなんです…」


としき「…さっき、聞いたよ……早く病院に連れて行かないと…」

⏰:07/05/22 18:34 📱:PC 🆔:AWZ2iaNQ


#385 [我輩は匿名である]
はよ書けやゥ

⏰:07/05/22 20:53 📱:W32H 🆔:q0VcB5Hw


#386 [ひろ]
ドォーーンッッ!!


パン…パパパパッッッ!!!



僕達がそんな話をしていると、校門の方から、発砲音…爆発音が響きだした…


いよいよ…始まったようだ……

⏰:07/05/24 02:41 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#387 [ひろ]
ゆうこ「えッ!?なに?この音?また戦いが始まったの?」


何も知らない、ゆうこが騒ぎ出した…


他の生徒達も、ざわざわと騒ぎ出す…


すると…

⏰:07/05/24 02:44 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#388 [ひろ]
「あの…タクマが……タクマが居ないんです…」


一人の女の子が慌てて僕の方へと駆け寄ってくる…


としき「君は?」


「わ、私、タクマと付き合ってるんです……タクマはどこですか?」


かなり錯乱状態になっている…

⏰:07/05/24 02:47 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#389 [ひろ]
としき「……君の名前は?」


僕はこの子に松田君の事を伝えるべきか悩んだ…


「あッ!…私の名前は、飯田ヒヨリっていいます?タクマはどこですか?」




としき「…松田君は今、僕達と共に戦っているよ?」

⏰:07/05/24 02:51 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#390 [ひろ]
少し間を置いて僕がそう言うと、その子は やっぱり と言い、その場に泣き崩れた…


としき「…大丈夫だよ!…松田君の傍には僕達のリーダーも居る!彼はきっと命にかえてでも松田君の事を守ってくれる!」


ヒヨリ「……本当ですか…?」


涙を拭いながら僕に訴えかけてくる


としき「本当だとも!」

⏰:07/05/24 02:56 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#391 [ひろ]
ヒヨリ「……でもどうしてタクマが戦ってるんですか?」


彼女からしてみれば、当たり前の質問だ


としき「…松田君は、君の事を守りたい、君を守るために戦いたいと自ら僕達の元へ来たんだ、君の事が大好きなんだってさ」


僕のこの言葉を聞いて、彼女は、恥ずかしそうに微笑んだ

⏰:07/05/24 03:01 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#392 [ひろ]
ドーーンッッ!ドドドドパンパンドォン!!



外で鳴り響いている銃声、爆発音は、どんどん激しくなっている……


僕は、平常心を保っていられなくなり、窓から外の様子を見てみた……



目に飛び込んできた光景を見て、僕は、その場に崩れるように、膝をついた……

⏰:07/05/24 03:07 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#393 [ひろ]
今日はここまでです。


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/05/24 03:10 📱:PC 🆔:d5wJJXj.


#394 [ピィノ]
後ろにいってたんでとりあえずカキコしました

⏰:07/05/27 00:44 📱:P902i 🆔:C/2LSd/E


#395 [ひろ]
ピィノさんありがとです、遅くなりましたが、今から更新います、

⏰:07/06/08 00:52 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


#396 [ひろ]
外の光景は……


一言で言うと……


勝ち目がない……


何百人対何十人……


鉄砲玉の嵐…

⏰:07/06/08 00:54 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


#397 [ひろ]
山瀬「…先輩?」


後ろから、僕の異変に気がついた山瀬さんが心配そうに声をかけてくる…


としき「……行かないと…」


僕のこの言葉に、山瀬さんは、頬から一筋の涙を流して言った


山瀬「……生きて帰ってきてください…」

⏰:07/06/08 00:59 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


#398 [ひろ]
僕はその言葉を聞いた途端、走った…


仲間の下へ…いや…友の下へ!!


避難所から出る瞬間、僕は一瞬だけ振り返った…


そこには、膝をついて泣き崩れる山瀬さんの姿があった…

⏰:07/06/08 01:18 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


#399 [ひろ]
パーンパンパンパパパパ


段々大きくなっていく銃声…


僕は、息をするのも忘れて走った…すると


ユウヤ「右だぁ!!ゴダイ!右に向けて撃て!!ヤス!お前は左だぁ!!」


ユウヤさんだッ!!必死に戦っているユウヤさんの声が聞こえてきた!

⏰:07/06/08 01:24 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


#400 [ひろ]
もう少しだ!皆戦っている!!


みんな……生きてるッ!!


不安から解き放たれた僕は、まるで、マラソンランナーのラストスパートのように校門へと走った!


……だが……

⏰:07/06/08 01:28 📱:PC 🆔:j.hL2Nlo


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