砂糖が甘い理由
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#626 [花◆AV8KevAYKk]
やっと午前の授業が終り,飲み物を優と買いに購買に並んでいる暇に,紗弥にメールを打った。
久しぶりに送るような気がして少し戸惑う。
【彼女】というあまりにも簡単で薄い肩書きにも喜びを感じた。
【う〜す
バイトどうすか???
やっぱり紗弥が隣いねぇとやだよ。
今度いつ来る???】
こんな感じかな。
【彼氏】っつーのも大変だな。
:06/12/07 02:06 :SO902i :G5nkrVIg
#627 [花◆AV8KevAYKk]
牛乳を買い終え,階段を上る途中にメールを送ってすぐさまポケットにしまった携帯が震えた。
【う〜す
バイトは順調。
今あたしも昼休み】
まさかの返信のはやさに自然と顔が緩んだ。
この時間が送信ポイントだな〜
なんてチェック。
続きは…
【明日は学校行けるよ】
目に飛込んだ一文と階段を上る行為は俺の体温を上げた。
:06/12/07 02:14 :SO902i :G5nkrVIg
#628 [花◆AV8KevAYKk]
優とうっすら目が合い,茶化す。
[達也のバカっ!浮気者!!]
[オカマかお前は]
笑いながら返信を打った
【まじで?
じゃあ一緒に学校行こ】
送信。
もう断られる理由はないはず。
俺と紗弥は一緒に登校しても,恥ずかしくない,疑わしくない関係になれたんだから。
これで晴れて俺らは確なカップルだ。
:06/12/07 02:19 :SO902i :G5nkrVIg
#629 [花◆AV8KevAYKk]
【いいよ。
何時???達也の家まで行くから】
俺は携帯を握り締め熱くなった顔を叩いた。
幸せすぎてヤバい。
【眠いから八時な(~_~)】
顔文字入れてみたり…
明日紗弥が学校にくる。
しかも一緒に登校だ。
恥ずかしいけど絶対,俺等の存在アピれるし。
なんてくだらなくも幸せな理由を考えた。
:06/12/09 17:06 :SO902i :o02FmmYA
#630 [花◆AV8KevAYKk]
気付くと五限目が始まるチャイムが鳴っていた。
紗弥の席をすり抜けて自分の席につく。
きっと…
明日は一限もサボれねぇ。
でも紗弥を見てばっかで集中できねぇんだろうな…
[達也,顔キモイよ]
優の突っ込みで目が覚め,現実に戻った。
紗弥からの返信はない。
きっと仕事に戻ったんだろう。
:06/12/09 17:10 :SO902i :o02FmmYA
#631 [スィミー]
あげ
:06/12/09 19:05 :D902i :☆☆☆
#632 [新]
アゲアゲで♪♪
主サン頑張ってヘ~~
:06/12/10 17:35 :W41T :ibx6OnOM
#633 [花◆AV8KevAYKk]
:06/12/10 19:09 :SO902i :1HC3Ofyo
#634 [花◆AV8KevAYKk]
帰りのショートが終ると,俺はさっさと家路につこうと鞄を片付けた。
[達也今日何かあんの???
もしかしてデート?浮気者!!!!]
優が絡む。
いつからオカマキャラになったんだ。
[別に〜ねぇけど。
何と無く早く帰りてぇ]
だって学校じゃあ紗弥からの返信そわそわ待てない。
バイト先まで迎えに行こうかな〜
なんて考えてもいた。
:06/12/10 19:15 :SO902i :1HC3Ofyo
#635 [花◆AV8KevAYKk]
[[ちょっと待て〜…]]
いきなり何人かに背後から首を捕まれて絞められた。
[やれやれ〜]
[ゆっ…優!!!!
笑ってないで…苦しっ]
暴れて腕たちを振り払い,奴らを睨みつけた。
[達也〜
帰らせねぇぜ!!!!]
にかっと俺に笑ったこいつらは…
俺と優を含め,仲良しメンバーみたいな感じの三人。
いつも一緒に馬鹿してる仲間みたいな。
:06/12/10 19:20 :SO902i :1HC3Ofyo
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