砂糖が甘い理由
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#92 [花]
校門をくぐる頃には,既に辺りは暗くて少し肌寒かった。
俺は,城谷との約束を思いだし,ニヤつく。
どうしようもない俺の城谷への気持ちが溢れ出す。

でも…美穂子はどうする???と,頭を過ぎる。

今はそんなこと考えたくなかった。城谷との連絡手段・裕也君のお見舞い・城谷の体の感触
そんなことを考え続けているうちに家についた。
そういえば,着信履歴に優からのコールもあったコトを思い出した

⏰:06/07/02 19:56 📱:F700iS 🆔:iPOEZ4WI


#93 [花]
優の着信履歴は,一番最後で一番最近だった。
家に帰って優に電話をすると,優は眠たそうに電話に出た。
[優???悪い…電話何だった?]

[電話???俺したっけ〜???]
とぐだぐだ答えた。
何もなかったならいいんだ。と電話を切ろうとすると,優が電話口で叫んだ。
[どうした???]

[俺,城谷がバイトしてる店見つけたぜ!!あいつ駅前の居酒屋にいた。]
と眠気も吹っ飛んだみたいに言った。

優…よくゃった!!!!

こんな風に褒めてやりたかったが,俺は平然を装う
[そうなんだ。優,見たのか???]

⏰:06/07/02 20:05 📱:F700iS 🆔:iPOEZ4WI


#94 [花]
優は興奮したように続ける
[おぅ,見たんだよ!しかも,居酒屋の店長の話によると,あいつB件掛け持ちらしいぜ。居酒屋の後は,たしか達也の家の近くのコンビニだったぜ〜!]

[店長にまで探り入れたのかよ〜]
と俺は呆れ声で言ったが,ほんとは優の心遣いはかなり嬉しかった。
そして俺は携帯を片手に制服のまま家を飛び出した。
が…時間は夜のG時。
居酒屋のバイトのあとにコンビニなら,きっと深夜勤務だろうな,と思ってまた家に戻る。

⏰:06/07/02 20:18 📱:F700iS 🆔:iPOEZ4WI


#95 [いずみ]
イマまとめて全部読んだんですケド、めちャおもしろぃです(つ∀・)

ほんと目が離せませんでした()
期待してぃるので、これカラも頑張って下さい

⏰:06/07/02 21:13 📱:P900iV 🆔:5VZbTO.o


#96 [花]
ぃずみサン
ぁりがとぅござぃます嬉しいかぎりです
頑張ります

⏰:06/07/03 23:16 📱:F700iS 🆔:C8WrST7s


#97 [ニゴ]
今全部読んだんですが、とても良い作品だと思います
作者の人は微妙な表現をうまく使えているので凄いと思いました~~~
作者の方はまだ高校生ですか

⏰:06/07/04 11:47 📱:W41CA 🆔:zAqIhNFM


#98 [花]
ニゴサン
ァリガdござぃますなんだかそんな褒め言葉,もったぃナイなぁ
ァタシは現役高校生ですちなみにA年です
こんな普通な小娘が書いてるのに,褒めてくださって感激
更新は遅れがちですが,これからも続き読んでください

⏰:06/07/04 12:10 📱:F700iS 🆔:iOcvIwc.


#99 [花]
優は落ち着きを取り戻したようにもう一つの用件を話し出した。
[そういえば…美穂子チャンかなり心配してたぜ〜
一応フォローしといたけど,達也疑ってたし
お前まじで城谷のコト好きになった???]
優は返事はいらないけど。と,真剣にかつ冷静に話してくれた。
電話の向こう側で悩む俺を察知してくれたんだろう,優は正しい。きっと俺は今じゃ答を出せなかったから

[優……ありがとな,ごめんな]

俺は呟くように嘆くと,優はあっさりいつもの明るい口調に戻り
[いいってことよ!!そのかわり俺にも可愛い子の情報教えろよ]
と言ってさっさと電話を切った。
俺は城谷を抱きしめてしまった自分の腕を強く睨みつけた。

⏰:06/07/05 07:27 📱:F700iS 🆔:8xklNsrQ


#100 [ゲット]
100
頑張れ

⏰:06/07/05 10:18 📱:SH901iC 🆔:K2v5FvLg


#101 [寿]
俺不器用だからうまく言えないけど・・・この小説好き・・・読んでると心が優しくなる感じがする・・・続きまってます。

⏰:06/07/07 16:04 📱:P901iS 🆔:TknfuYr6


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