冷めた身体
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#177 [主]
木之下は高校を卒業して
あたしもお父さんの転勤で今の土地に引っ越したから
もう二度と会うはずないって
もう二度と身体が震える事はないって
そう思ってたのに。
急に現れた。
あたしの温もりを奪った男。
:06/11/12 12:39
:V703SH
:lNzQsgGQ
#178 [主]
「お前やっぱいい女だなぁ〜♪」
しゃべり方も同じ。
癒えた気がしてた傷が
生々しく痛んだ。
〜♪〜♪〜
肩からかけたバックから
携帯があたしを呼んだ。
直感で
和也だと思った。
急いで通話ボタンを押す。
:06/11/12 23:25
:V703SH
:lNzQsgGQ
#179 [主]
『あ、今大丈夫?』
聞こえて来た声は
低いんだけど優しい
雅樹の声だった。
「う、うん大丈夫!ど-したの?」
木之下がジッと見てる。
あたしは動揺を隠した。
でも雅樹は気付いちャうんだ。
『唯ちゃんなんかあった?あッ彼氏と一緒?』
:06/11/12 23:36
:V703SH
:lNzQsgGQ
#180 [主]
「一緒じャないよ☆
何かあったの?」
隠して
気付いて貰っても
あたしはまた
跳ね退けて。
あの冬の日から
ずっとそうやって生きてきたから
あたしは平気だよ。
『ならいいけど…あの木之下ッて奴の事だけど』
:06/11/12 23:42
:V703SH
:lNzQsgGQ
#181 [
米
]
:06/11/13 10:37
:SH902i
:eFreqmKg
#182 [にゃン仔]
すいませン偉そうなこと言ってソ
けどもし決まった時間に来る習慣があるならその時間に私も来ようと思っただけですホ主さんごめんなさいじゃぁ頻繁に自分から覗くようにします。頑張ってください
カァさん別に私ゎ主さんに書くこと強制してるわけじゃありません
私が図々しかったかもしれませんが
もっと優しくアドバイスお願いします
:06/11/13 16:55
:W31SA
:GPt95Z2k
#183 [主]
米サンありがとうございます♪
にャんこサン謝らないで下さいッ読んで下さって嬉しいです(*´∪`*)
「…あ、うん!
なんか分かった?」
普通に。
普通に。
『クラブのDJの連れに聞いたんだけど、木之下って薬やっててヤバイ奴らしい。
唯チャンまぢ心当たりない?』
:06/11/14 00:53
:V703SH
:g.Qc./Kg
#184 [主]
薬…
だからなんか
心がないみたいな瞳なのかな。
誰にも言えない。
言いたくない。
わざわざ傷口広げるとか
あたしそこまで
Mじャないし。
「心当たり…ない
ごめんね…」
『いや大丈夫だよ。うわ〜心配だわ。今どこ?』
:06/11/14 00:58
:V703SH
:g.Qc./Kg
#185 [主]
木之下がイラついてきたのが分かる。
怖い。
「ん?と…ね、コンビニ行くとこだよ」
『一人で?危ね-じゃん!迎え行くから家で待ってて!』
「え!?」
ツ-ツ-
雅樹はせっかちで
真っ直ぐに優しい。
コイツといる所
見られたくない。
:06/11/14 01:04
:V703SH
:g.Qc./Kg
#186 [り]
面白い~
頑張って下さいi
:06/11/14 12:40
:W43T
:0fKav8to
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