冷めた身体
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#290 [主]
『唯もう雅樹と逢わない。
いきなりごめんね』
なんか文章変だけど
気持ちがおかしくて
よくわかんなくて
このまま送信した。
「ハァ…」
溜め息をついて
ベッドに携帯を投げた。
:06/11/24 18:50 :V703SH :5Ddu5s46
#291 [主]
時計を外して
コ-トをクロ-ゼットにかけて
ベッドに腰掛ける。
同時に携帯が震えた。
ビクッ
着信は雅樹。
なんて言うんだろ?
ドキドキしながら通話ボタンを押した。
:06/11/24 18:55 :V703SH :5Ddu5s46
#292 [主]
『唯ちゃ-んッ!!』
うをッテンション高ッ
「は、はい?」
『‥どうしたの‥?』
わッいきなり低くなった。
「やっぱ彼氏に悪いから…ほんとに勝手でほんとにごめん」
『…』
いつもマシンガント-クの雅樹が
この時は何も話さなかった。
:06/11/24 19:01 :V703SH :5Ddu5s46
#293 [我輩は匿名である]
:06/11/24 19:38 :P902iS :☆☆☆
#294 [リぉ]
主ガンバッテ
:06/11/25 00:42 :N901iC :lF8bff3w
#295 [るーじゅ]
この小説サイコー
主さんマイペで頑張って下さい!
:06/11/25 02:43 :W32T :pori6PDU
#296 [主]
読んでくれてありがとうッ☆
しばらく沈黙が続いた。
『‥唯ちゃん』
小さな声。
あたしは携帯を耳に押し付けた。
「なに‥?」
:06/11/25 11:36 :V703SH :U8tK2JUU
#297 [主]
『‥俺ってチャライじゃん?だから女とは適当にヤッて楽しんで‥そ-やって付き合ってきた』
「‥ん。」
『でもさ、唯ちゃんはそんな風に‥適当に扱えねぇわ』
「‥ぅん。」
真っ直ぐで
でも消えてしまいそうな声を
目を閉じて聞いていた。
:06/11/25 11:41 :V703SH :U8tK2JUU
#298 [主]
雅樹に逢いたくなった。
触れたくなった。
直接顔を見たら
言えなくなりそう
でも
あたしだって
適当に
雅樹を好きに
なったんじゃないよ。
『唯ちゃん‥
最後にするから、ちゃんと別れるから
だから‥逢いたい。』
:06/11/25 11:45 :V703SH :U8tK2JUU
#299 [主]
あたしは和也の顔を思い出しながら
うんって返事を
返した。
今から行くねって
雅樹は電話を切った。
あたしは和也の名前を画面に出して
通話ボタンを押した。
プップルルル‥
:06/11/25 11:58 :V703SH :U8tK2JUU
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