冷めた身体

時計を外して
コ-トをクロ-ゼｯトにかけて
ﾍﾞｯﾄﾞに腰掛ける。

同時に携帯が震えた。

ビクｯ

着信は雅樹。

なんて言うんだろ？

ドキドキしながら通話ボﾀンを押した。

『唯ちゃ-んｯ!!』

うをｯテﾝｼｮﾝ高ッ

｢は、はい？｣

『‥どうしたの‥？』

わｯいきなり低くなった。

｢やっぱ彼氏に悪いから…ほんとに勝手でほんとにごめん｣

『…』

いつもマｼﾝｶﾞﾝト-ｸの雅樹が
この時は何も話さなかった。

ﾖﾏｾﾃ(ﾟ∀ﾟ)
>>1-200
>>201-300

主ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃ

この小説ｻｲｺｰ
主さんﾏｲﾍﾟで頑張って下さい！

読んでくれてありがとうｯ☆

しばらく沈黙が続いた。

『‥唯ちゃん』

小さな声。

あたしは携帯を耳に押し付けた。

｢なに‥？｣
　

『‥俺ってチｬラｲじゃん？だから女とは適当にヤｯて楽しんで‥そ-やって付き合ってきた』

｢‥ん。｣

『でもさ、唯ちゃんはそんな風に‥適当に扱えねぇわ』

｢‥ぅん。｣

真っ直ぐで
でも消えてしまいそうな声を

目を閉じて聞いていた。

雅樹に逢いたくなった。
触れたくなった。

直接顔を見たら
言えなくなりそう

でも

あたしだって
適当に

雅樹を好きに
なったんじゃないよ。

『唯ちゃん‥
最後にするから、ちゃんと別れるから
だから‥逢いたい。』
　

あたしは和也の顔を思い出しながら

うんって返事を
返した。

今から行くねって
雅樹は電話を切った。

あたしは和也の名前を画面に出して

通話ボﾀンを押した。

ﾌﾟｯﾌﾟﾙﾙﾙ‥
　

『もしも-し
唯ちゃんどした？』

あ-和也の声だ。
安心する。

｢和ちゃん、唯ね
和ちゃんが１番大事だよ｣

『いきなりど-した笑
やっと気付いた～？』

いたずらに笑った。

｢うん‥やっと気付いた。
だからちゃんと和ちゃんだけにする｣